国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

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新局面を迎えたグローバル戦略:日本企業の課題、「構造優位」の視点から

  • 既にご案内しておりました今研究ワークショップのテーマ、概要を改めました。
  • 講師:若山俊弘(国際大学大学院国際経営学研究科(MBAプログラム)教授)、倉田久(国際大学大学院国際経営学研究科(MBAプログラム)講師)
  • 日時:2009年8 月27 日(木) 午後4 時~6時
  • 会場:国際大学グローバル・ コミュニケーション ・センター
    (東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
    地図:http://www.glocom.ac.jp/access/

概要

グローバル戦略は大別して、現地適応を重視する「分散タイプ」(欧州企業に多い)、本国を基盤としたイノベーション能力で優位性を図る「イノベーションタイプ」(米国企業に多い)、そして本国からの一極統括でグローバル効率を図る「統合タイプ」(日本企業に多い)がある(註1)。加速するグローバル競争の中、これら3つのタイプでは互いの戦略要素を複合的に取り入れた「トランスナショナル化」への進化が進展している(註1)。さらには、世界経済における新興国ボリュームゾーンのプレゼンスの急速な高まり、世界の多極化などにより「トランスナショナル化」への進化は新たな局面を迎えている。本ワークショップでは、戦略を複数構成要素の複合体と見なす構造優位(註2)の視点より、日本企業がグローバル戦略構築の新局面にどのように対処すべきかその理論的フレームワークを討議する。より具体的には、「ローカルな適応」と「全社的統合・集約」の対立的戦略課題に対し、日本企業がどのように対処しているかフィールド調査の結果も紹介しながら、日本企業グローバル戦略の課題、今後をワークショップ参加者と共に考えていきたい。
註1:Transnational Management, Bartlett, Ghoshal and Beamish, McGraw-Hill, 2008 註2:構造優位は、ポーターらによりここ15年ほどで飛躍的な進歩を遂げたシステム論的戦略観に基づいている。


講師プロフィール

若山俊弘(わかやま・としひろ)国際大学大学院国際経営学研究科(MBAプログラム)教授。シラキュース大学Ph.D. 米国ゼロックス社研究所を経て1996年より国際大学。研究テーマは多国籍企業のグローバル競争優位。戦略論、組織論、イノベーション理論、システム・サイエンスなどを統合的に駆使し、グローバル競争優位構築の理論的フレームワーク確立を目指す。 倉田久(くらた・ひさし)国際大学大学院国際経営学研究科(MBAプログラム)講師。専門はサプライチェーン・マネジメント。ウィスコンシン大学ミルウォーキー校Ph.D.(マネジメント・サイエンス専攻)。現在は流通・物流システム内におけるマーケティング活動(分散・適応)とオペレーションズ活動(統合・集約)のインターフェースの研究に従事。

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  • http://www.glocom.ac.jp/erp/20090827report.pdf
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  • http://www.glocom.ac.jp/erp/20090827siryou.pdf

    2009-08-27