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研究ワークショップ - October 6, 2009
発想転換を必要とする日本企業のグローバル化 ー プッシュ型からプル型へ
October 6, 2009 [ 研究ワークショップ ]
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日本産業のキャッチアップ型ビジネスモデルからの解放が叫ばれてすでに約20年が経過している。20世紀後半は家電や機械、車産業を中心とした本社からのプッシュ型グローバリゼーションが効率化を促進し世界の注目を浴びた。しかし世界のビジネス環境がICT,BRICs、環境問題等を絡めたオープンモデル型への大きなパラダイム変換をなしている中、日本のグローバル企業はその優位性を見失いつつある。最近では科学技術創造立国の旗印のもとグローバルな優位性があるはずであった太陽電池や液晶TVビジネスもその優位性を失っている。電池産業も欧米の追い上げが急である。日本企業はグローバリゼーションのプッシュ型優位性を得たが、新しいグローバルインテグレーション時代のプル型優位性を収穫できていない。今後のグローバル化が期待される小売等のサービス産業もこのままでは先が見えない。新時代のグローバルビジネス構築の根本的な日本企業の問題点を浮き彫りにする必要がある。
前田昇(まえだ・のぼる)青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)教授、1944年大阪生、高崎経大卒、IBM日本及び世界本社製品計画、ソニー本社MK戦略本部長、米・欧ソニー企画担当VP、1999年慶應義塾大学(修士)、2001年高知工科大学(学術博士)、内閣府総合科学技術会議専門委員、高知工科大学教授、大阪市立大学教授、名大、京大非常勤講師等歴任、単著『自律結合国際戦略』(同友館 1999年)、『スピンオフ革命』(東洋経済新報社 2002年)、共著『日本の産業クラスター戦略』有斐閣 2003年)、『Making IT』(Stanford University Press 2007年)等。p>