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研究ワークショップ - July 15, 2010

フランス財政改革~予算・会計制度とITシステムの改革およびフランス版事業仕分け~

July 15, 2010 [ 研究ワークショップ ] このエントリーをはてなブックマークに追加

  • 講師:柏木恵(一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所主任研究員)
  • 日時:2010年7月15日(木)午後3時~5時
  • 会場:国際大学グローバル・ コミュニケーション ・センター
    (東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
    地図:http://www.glocom.ac.jp/access/
  • 概要

     わが国は、小泉内閣時代に行政改革の柱として「公会計の見直し」や「政策評価の改善・充実」を掲げて以来、財務省や総務省などの政府や地方自治体などで議論を重ね、発生主義・複式簿記の導入や行政評価・事務事業評価の導入、複数年度予算の検討などの取組みを行ってきたが道半ばである。民主党政権に変わった現在も増税議論の必要性が説かれるように、財政健全化は喫緊の課題である。
     転じて、外に目をむけてみると、財政健全化の取組みは、わが国だけではなく、欧米諸外国でも1990年代の財政難からこれまで、さまざまな取組みがなされてきている。 フランスでは、2001年の予算組織法(LOLF)改正以降、5年間の準備期間を経て、2006年より、予算改革、公会計改革、行政評価改革を一つの改革ととらえ、3つを同時に行っている。また、これらを実現するには、ITシステムが不可欠であるが、Chorusという会計システムの構築が最終段階に入っている。
     さらに、サルコジ政権発足後は、LOLF改革に加え、2007年から公共政策の総見直し(RGPP)もスタートし、公務員給与支払いの改革(ONP)も今年度からスタートした。フランスはこの3つのプロセスを用いて財政改革を成し遂げようとしている。本講演では2001年から現在までの取り組みについて概観する。


    講師プロフィール

    一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。税理士。日本財政学会・日本地方財政学会・国際公共経済学会員。専門分野は財政、地方財政、公会計、社会保障など。2003年から2005年まで、神奈川県「税と暮らしを考える専門部会」委員、2007年は神奈川県「県税事務における民間委託の在り方に関する研究会」委員。2010年は埼玉県越谷市平成22年度外部評価者。『自治体のクレジット収納』(学陽書房)などその他執筆・講演多数。

  • 資料はこちらからダウンロードできます。【会員限定】
  • http://www.glocom.ac.jp/erp/20100715siryou.pdf