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colloquium - July 30, 2010

アジアITサービス産業の新たな発展戦略~日本はアジア諸国とどのような関係を構築すべきか~

July 30, 2010 [ colloquium ] このエントリーをはてなブックマークに追加

  • 講師:小豆川裕子(株式会社NTTデータ経営研究所シニアスペシャリスト)、高木聡一郎(株式会社NTTデータIT政策推進室課長代理)、小林寛三(ITコーディネータ協会事務局会長付担当部長・ITコーディネータ/国際大学GLOCOM客員研究員)、砂田薫(国際大学GLOCOM主任研究員)、上村圭介(国際大学GLOCOM主任研究員)

  • 日時:2010年7月30日(金)午後3時~5時30分
  • 会場:国際大学グローバル・ コミュニケーション ・センター
    (東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
    地図:http://www.glocom.ac.jp/access/
  • 概要

     中国をはじめとして、アジアのIT産業は急成長を遂げようとしています。とくにITサービスにおいては、アジア各国とも、安い人件費を武器にしたコーディング中心のオフショアリングビジネスを引き続き重視しつつ、もう一方ではそこから脱して、より上流のビジネスへと発展させようとしています。そのために、IT人材の育成や国内ITサービス市場の成長にも力を注いでいます。日本のITサービス産業は、成長するアジアの巨大市場にいかに進出したらいいのでしょうか。また、アジアのITサービス産業全体の発展をめざして、日本はどのような役割を果たすべきなのでしょうか。
     本コロキウムは、このような問題意識から企画しました。第一部では、日本、シンガポール、ベトナム、中国のITサービス産業の現状と政策課題について、NTTデータと国際大学GLOCOMの共同研究の成果を発表します。第二部のパネルディスカッションでは、日本のITサービス産業にとって重要な課題となっているアジア市場への進出や、アジアITサービス産業とのパートナーシップについて議論を深めます。

    プログラム

     第一部:アジアIT産業政策調査の成果報告 15:00~16:10
       (1)講演「日本のITサービス産業の概況と調査の概要」(20分)(小豆川裕子)
       (2)ITサービス産業とIT産業政策の調査報告(各15分程度)
          シンガポール(砂田薫)/ ベトナム(上村圭介)/ 中国(高木聡一郎)
     第二部:パネルディスカッション 16:15~17:30
       テーマ:「アジアITサービスの新たな発展戦略~日本はアジア諸国とどのような関係を構築すべきか~」)
       モデレーター:上村圭介
       パネリスト:小林寛三、小豆川裕子、高木聡一郎、砂田薫)

    講師プロフィール

    小豆川裕子(しょうずがわゆうこ)
    株式会社NTTデータ経営研究所シニアスペシャリスト。金融系シンクタンクを経て2003年(株)NTTデータ入社。2010年4月より(株)NTTデータ経営研究所に出向。現在、グローバル進展下における知識資産経営、IT産業政策等の調査研究に従事。主な著書に「知識資産経営と組織パフォーマンス」(共編著,2009年日本社会情報学会優秀文献賞受賞)、『インターネット社会の10年』(共著、2005年、中央経済社)、『ネットワーク社会』(共著、2005年、ミネルヴァ書房)など。博士(学術)。日本テレワーク学会副会長、日本社会情報学会理事。

    高木聡一郎 (たかぎ・そういちろう)
    株式会社NTTデータ IT政策推進室課長代理。1997年NTTデータ通信(現(株)NTTデータ)入社、同社システム科学研究所を経て、2010年3月よりIT政策推進室課長代理。これまでに慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員、ハーバード大学ケネディスクール行政大学院フェロー等を務め、公共ガバナンスとIT、グローバル化とIT産業政策の調査・研究に従事。主な著書に『市民参加と合意形成』(共著、学芸出版社、2005年)、『科学技術の公共政策』(共著、中央大学出版部、2007年)、『知識資産経営と組織パフォーマンス』(共著、白桃書房、2009年)など。

    小林寛三 (こばやし・かんぞう)
    (NPO)ITコーディネータ協会事務局会長付担当部長。1970年に伊藤忠商事(株)入社、この間、1988-89年にNTTPCコミュニケーションズ、1997-2003年には日本テレマティーク(NTT/伊藤忠合弁)へ出向し、CRMやCall Centerなどの海外の代理店としてSI事業に従事。2004-2006年にはNECソフト㈱経営企画部へ移籍し、CICCの調査員としてベトナムでのOSS/eGov調査に関与。伊藤忠時代には、資源エネルギー関連で豪州、サウジアラビアに駐在。現在のITコーディネータ協会でも、JICAからの調査ミッション受入などを通じた、IT分野での国際交流、日本の貢献については関心あり。1998年以来、国際大学GLOCOM客員研究員) http://www1.ocn.ne.jp/~kobakan/にて情報発信中。

    砂田薫(すなだ・かおる)
    国際大学GLOCOM主任研究員・准教授。ビジネス系IT雑誌の編集・執筆活動を経て、2005年から現職。専門は、情報通信産業論、IT政策論。情報産業における企業と政府の関係、IT政策の国際比較、情報政策史・IT産業史、ICTとイノベーションシステム、アジアのIT産業政策、経済社会のグローバル化とIT、などの研究に従事。近年は、「クラウドコンピューティングの進展にともなう産業と社会の構造変化」「人間社会の情報システムと情報ユーティリティ」「ITリードユーザーとしての政府の役割」について、文献とインタビューによる調査研究を行っている。

    上村圭介(かみむら・けいすけ)
    主任研究員・准教授、所長補佐。専門は情報社会学、社会言語学、言語政策、デジタル・デバイド政策。これまでマルチメディア・マークアップ言語の開発、海外の情報通信およびブロードバンド政策に関する調査、インターネット・ガバナンス、言語的デジタル・デバイドに関する研究に従事してきた。著者に『クリエイティブ・コモンズ』(NTT出版、2005年、共著)、『インターネットにおける言語と文化受容』(NTT出版、2005年、共著)などがある。『インターネット検索能力検定教本』(アチーブメント出版、2008年、共著)

  • レポートはこちらからダウンロードできます。【会員限定】
  • http://www.glocom.ac.jp/erp/2010730report.pdf