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研究ワークショップ - December 1, 2010
グローバル化と企業の技術戦略
December 1, 2010 [ 研究ワークショップ ]
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日本の“ものつくり”は優れた機能・品質を武器として、20世紀の先進国市場を中心とした世界市場で競争優位を獲得してきた。その強さが21世紀となって、BRICsに象徴される新興国の躍進による世界65億人を対象とした市場へと重心移動が発生することで、陰りが出て来ている。日本のものつくりの強さの源泉である、高度な暗黙知を蓄積・集約するものつくり現場と、厳しくても挑戦を評価する日本企業に優しい日本市場の相乗効果だけでは、新しい世界市場に対応できなくなっている。本講演では、この日本のものつくりが抱える課題を明らかとし、解決するために日本が取るべき技術戦略について考える。解決すべき課題が大き過ぎるため、実現困難なあるべき論でお茶を濁したくなるが、ここでは演者の経験を踏まえた実行可能な解決策: ① 国際標準化戦略、② オープンイノベーション戦略、 ③ 開発アウトソーシング戦略、④ 技術者育成戦略、などを論じる。
1971年東工大大学院制御工学科修了、2008年東北大学大学院博士課程修了、博士(工学)。1971年に現在の横河電機入社、制御システム開発に従事。1994年に取締役就任、制御システム事業全般を担当。2003年に技術開発本部を担当、CTO。2007年にエグゼクティブフェロー就任、2009年に退社。2006年計測自動制御学会長。2008年から東京農工大客員教授。現在、数社の顧問として技術戦略等を指導。