国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

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復興とソーシャルイノベーション『匠と地域資源を活かす「復興住宅」と雇用を考える』

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■第一部:講演(同時通訳)アントレプレナーシップは世界を救うことができるのか? ■第二部:ワークショップ(フューチャーセンター・セッション)“匠と地域資源を活かす「復興住宅」と雇用を考える”(木望プロジェクト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

住宅は、住む人々が少しでも癒され、少しでも心地よく過ごせる場所。それは、被災地においても、同様のはずであり、さらに復興に取り組むことを支える最も重要な環境。しかし、多種多様な難問が山積し、被災者の雇用や住環境は劣悪なままである。

このような状況において、住環境と雇用を同時に創出する復興の1つの考えがある。それは、「仮説住宅から復興住宅へ」というものである。

宮城県気仙沼に、1棟の木造建築が完成した。

それは、津波で全壊したNPO法人「森は海の恋人」の事務所である。

オークヴィレッジ木造建築研究所は、震災後まもなくから、「仮説住宅から復興住宅へ」という概念を提唱してきた。それは、より具体的には、「日本の伝統的な木組みを用い、解体・再利用が可能な復興住宅へ進化する仮設住宅」を建設していこうという考え方である。そこには、伝統の継承と新たな価値の創造を見出すことができる。その概念を、新たなまちづくりに活かせないだろうか。

「森は海の恋人」は、宮城県気仙沼を拠点に、『自然の「環」から、人の「和」を育てよう!』をキャッチフレーズに、環境教育・森づくり・自然環境保全の3分野で活動し、人財づくりに力をいれてきている。
「森は海の恋人」・・・この概念は、今や、国境をも超えて、活動が行われている
(その詳細は、同法人のサイトhttp://www.mori-umi.org/index.html をご覧いただきたい)

復興には、このような「ソーシャルイノベーション」が必要ではないだろうか。
その「ソーシャルイノベーション」には、復興につながる知恵と情報を集め、企業と社会セクターとの連携、地域と都市との連携が不可欠である。多様なステークホルダーによって成り立つ、事業モデルを模索する必要がある。
本シンポジウムでは、上記のような観点に基づき、1つの復興モデルを素材にして、地域に、住環境を提供し、雇用を生み出す新たなまちづくりをいかに行うことができるのか、そしてそのまちづくりを民間の力でどのように実現すればいいのかを考えていきたい。

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■プラカデミア・サロンとは、ソーシャルイノベーションの推進を目的として、営利と非営利セクターの境界を越えて、対話するサロンです。
  http://www.innovation-glocom.jp/pracademia-salon/index.html

2011-12-01