国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

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自在化を実現するAR技術

講師
稲見 昌彦(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
ディスカッサント
山口 浩(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授)


日時
2013年11月27日(水)15:00~17:00
会場
国際大学グローバル・ コミュニケーション ・センター
(東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
地図: http://www.glocom.ac.jp/access/

概要

  我々は、機器に代替作業をさせる「自動化」と並立する概念として、本来人がやりたいことを自在に行うことを可能とする「自在化」という概念を提唱している。例えば扇風機のもたらす「風」という効果を、ユーザが自在に制御可能とすることにより、ユーザは扇風機という機器を意識せず、その効果を直接操ることができる。AR技術を用いることで、効果に対し直接的に働きかける自在化は、家電やロボットなどの機器の認知的な透明化をもたらし、自らの身体像が拡張したかのようにインタラクションを行うことが可能となる。本講演では自在化技術を実例とともに紹介し、AR研究の将来を展望する。


略歴

稲見 昌彦(いなみ まさひこ)

 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。東京大学助手、電気通信大学教授、MITコンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者等を経て2008年4月より現職。自在化技術、人間のI/O拡張、エンタテインメント工学に興味を持つ。現在までに光学迷彩、触覚拡張装置、吸飲感覚提示装置、動体視力増強装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞、義塾賞、長尾真記念特別賞などを受賞。


山口 浩(やまぐち ひろし)

 1963年生まれ。専門はファイナンス、経営学。コンテンツファイナンス、予測市場、仮想世界の経済等、金融・契約・情報の技術の新たな融合の可能性が目下の研究テーマ。著書に『リスクの正体!―賢いリスクとのつきあい方』(バジリコ)がある。「H-Yamaguchi.net」を運営。


ご参加について

 本研究ワークショップは情報通信分野を中心に、現在の日本の経済・社会を考える上で欠かすことのできないテーマについて、講演と議論を通じて知見を深めて頂くものです。国際大学GLOCOMのエグゼクティブ・リサーチ・プログラム(ERP)に参加されている企業に所属されている皆様、GLOCOM客員研究員、同フェローおよびRAの皆様に限りご参加いただいております。

資料

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    http://www.glocom.ac.jp/erp/20131127report.pdf
  • 資料はこちらからダウンロードできます。【会員限定】
    http://www.glocom.ac.jp/erp/20131127siryou.pdf

    お問い合わせ

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
    〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
    担当:仁平/工藤 Tel: 03-5411-6675 Mail:info_erp[at]glocom.ac.jp

    2013-11-27