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2005年 4月 15日 (金)
アナログからデジタル技術時代までの音楽制作の変遷
講師:吉川洋一郎(*1)、山崎 博史(*2)
所属:作曲家、くらしき作陽大学特任教授(*1)、㈱スタインバーグ・ジャパン取締役(*2)
日時:2005年4月15日(金) 午後3時~午後6時
終了しました
- 概要:<第一部>
「日本の楽器市場の変遷とともに変化してきた音楽コンテンツ制作方法の歴史
昭和~平成 」(スタインバーグ・ジャパン 山崎担当)
戦後1960年代中盤から洋楽の影響を受けつつ、急速に発展してきた、日本の音楽産業。その背景から現代までの歴史紹介。
特に世界で最初のコンピューター音楽製作PC “フェアライトCMI”や”Emuサンプラー”を日本に輸入した代理店「ナニワ楽器」(現在、株式会社カメオインタラクティブ)の創業から、デジタル楽器の取り扱い、コンピューターベースの制作ツールへの移行まで、その歴史的変遷について語ります。
また昭和40年代、本格的なアナログ・シンセサイザーの登場を経て、音楽制作環境のデジタル化~コンピュータ・ベースでの制作環境への歩みを代表的な楽曲を交えながら紹介します。
参考音源(冨田勲、クラフトワーク、YES、など)
<第二部>
「アーティスト側の実情 音楽制作方法・制作予算・配分などについて」
(吉川担当)
実際に作曲した番組音楽テーマ曲
・ 『NHK ニュース10』(毎日22時放送:NHK総合)
・ 『お元気ですか日本列島』(毎日午後2時放送:NHK総合)
・ 『週刊経済羅針盤』(毎週日曜午前10時放送:NHK総合)
・ アニメ『今日からマ王』(毎週土曜日午前9時半:NHKBS2放送)他、TV CM
など、レコーディング時に実際に使用したノートパソコンと素材を使い、最新のコンピューターレコーディングを簡単にご紹介。
また音楽制作に関して、どういう工程を経て完成するのか、費用の内訳、製作
予算がどの程度、音楽のクオリティーに影響するものなのか実際に聴いていただきます。(吉川とスタインバーグ社の共同制作による、レコーディング作曲教則DVDからの抜粋)
<第三部>
楽器のデジタル化による音楽制作プラットフォームの変化と最近の音楽制作ツールについて~権利、 コンテンツ形態、流通の変遷と今後。
(吉川 / 山崎 両名のトークセッション形式)
楽器のデジタル化を経て、音楽制作環境がコンピュータ・ベースへと変化し、
多くのデジタルデバイス同様、リスナー環境も高機能(高音質)、小型化の流れ(iPOD、着うた等に代表されるように)。
権利関係のあり方やコンテンツの形態、流通形態の変化について、制作現場からの実情、意見をご紹介します。
またフランクフルトメッセ(ドイツで4月に開催の楽器ショー)の現地最新情報も山崎からご報告します。
- 講師プロフィール:
吉川洋一郎(よしかわ よういちろう)
昭和32年(1957年)香川県生まれ。1980年日本を代表するコンテンポラリーダンス、「山海塾」ワールドツアーにサウンドプロデューサーとして参加。以来、パリ市立劇場を拠点にYAS-KAZ、加古隆らとともに作品を制作。(最新作は2005年12月パリ市立劇場にて上演の予定)
1985年より「戸川純とヤプーズ」のキーボーディストとして活躍。
プリンセスプリンセス、アグネスチャンなどへのプロデュース楽曲提供から、NHK特集「地球大紀行」をはじめとする番組テーマ音楽、CMなど幅広いジャンルで活動する。
近年、建築家・安藤忠雄、写真家・十文字美信とのコラボレーションによる映像作品「ZEN」(資生堂制作)
スタインバーグ社との共同制作による「Steinberg Tek Lab DVD」など映像マルチメディアへの興味が増大している。
中学時代からの趣味は、マルチトラックレコーディング。今で言う「タクロク」
山崎 博史(やまざき ひろし)
昭和40年(西暦1965年)大阪府生まれ。平成6年に株式会社カメオインタラクティブ(電子楽器およびコンピュータベースの音楽制作、レコーディング・ツールのディストリビュータ)入社後、コンピュータ・プラットフォームでの音楽製作ソフトウエアおよびハードウエアの輸入、販売、サポートを通じ、音楽制作のデジタル化に伴う、市場普及、啓蒙に従事。平成15年より、音楽製作・レコーディングソフトウエア開発メーカーのドイツ Steinberg Media Technologies GmbH社と株式会社カメオインタラクティブ合弁による、日本現地法人・株式会社スタインバーグ・ジャパン取締役就任(現職) 。
趣味は音楽鑑賞とオーディオCDを自分好みの音にリ・マスタリングしてCD作成すること。