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2006年 2月 28日 (火)

SNSのアライアンス

講師:大越 匡氏(*1)、濱野 智史氏(*2)、小林 隆生氏(*3)、ほか新興SNS運営者多数
所属:Affelio(株) 代表取締役(*1)、国際大学GLOCOM 研究員(*2)、八代市職員(*3)
日時:2006年2月28日(火) 午後2時~午後4時
終了しました

  • 概要:
     「日本のSNSはmixiの一人勝ち」と言われる一方で、2005年後半から非常に多くの SNS(ソーシャル ネットワーク サービス)が多く立ち上がってきています。このような動きが活発になっているのは、大きく二つの理由があると考えられます。第一にさまざまなコミュニティが自らのコミュニティの大きさとニーズにあったSNSを欲していること、第二に、比較的手軽に導入できるオープンソフトウェアのSNSパッケージが登場してきたことです。
     しかし、ユーザーが多くのSNSに加入して、それぞれの文脈で積極的に活動していくことは困難があります。現時点でも、複数のSNSを利用しているユーザーの多くは主に活動するSNSを一つ選んで、そこを中心に活動しており、他のSNSには登録しているがほとんど利用はしていない状況です。用途に応じて多くのSNSが立ち上がってくると、SNSはアクティブユーザーを奪い合う状況になると考えられます。
     この状況に対し、SNS間でアライアンスを組むという発想が生まれています。ユーザーがある一箇所のSNSで活動を行うと、その活動が他のSNSにも伝播し、複数のSNSに同時にその活動が反映されるというモデルを作るということです。これまでのSNSがクローズドで、むしろ囲い込みのためのツールとして利用されがちでした。これに対し、SNSアライアンスの発想はむしろオープンに相互接続をし、相乗効果を狙おうという発想です。
     この動きはまだ萌芽的なものですが、今後おおきなうねりになる可能性があります。本研究会では、この「SNSアライアンス」の可能性と今後の動向について、技術・社会的影響・活用の効果など多角的な議論を行います。

  • 講師プロフィール:
    *1:大越 匡(おおこし ただし)
    Affelio株式会社 代表取締役Chief Software Architect (http://affelio.jp)
    1976年生まれ。1998年慶應義塾大学環境情報学部卒。2000年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2005年M.S. in Computer Science (米国カーネギーメロン大学)。大学時より、モバイル・ユビキタスコンピューティング環境における分散システムの研究開発に従事。2004年より、インターネット規模でのソーシャルネットワーク実現を目指すAffelioプロジェクトを主宰。現在、オープンソース的展開およびAffelio上での事業展開を行っている。

    *2:濱野 智史(はまの さとし)
    1980年生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修士課程修了(政策・メディア)。卒業後、2005年より現職。2004年大学院在籍時より、ised@glocomのスタッフとして、研究会の運営や議事録の作成などを担当。研究領域・専攻は情報社会論、ブログなどのネットコミュニティの動向。情報技術から社会・文化まで、情報社会論の学際的なアプローチを模索中。

    *3:小林 隆生(こばやし たかお)
     八代市 行政管理部 情報推進課主任。1974年 熊本県八代市生まれ。国立八代工業高等専門学校 情報電子工学科 卒業、同高専専攻科 生産情報工学専攻 修了。1997年4月 熊本県八代市役所入庁、1998年〜 行政管理部 事務管理課(電算部門)に異動し、機構改革・合併を経て、現在 行政管理部 情報推進課主任。ネットワーク及びwebシステムの企画・構築・運用を行っている。市CMS及び地域SNS「ごろっとやっちろ」システム構築担当等。

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