2006年 9月 20日 (水)

講師:福冨 忠和氏
所属:GLOCOM客員教授、デジタルハリウッド大学教授、
「デジタルコンテンツ白書2006」編集委員長
日時:2006年9月20日(水) 午後2時~午後5時
終了しました
「デジタルコンテンツ白書2006」は、デジタルコンテンツを中心に、メディアコンテンツ産業の市場規模、産業動向等の現状を解説、紹介する国内唯一のコンテンツに関する白書です。
本年度は「日本のコンテンツパワー、新たなビジネスモデルの構築に向けて」をテーマに、専門家による執筆を豊富に盛り込み新たに刊行されました。
本セミナーは、編集委員長をつとめました福冨忠和GLOCOM客員教授により、デジタルコンテンツ産業・市場の動向の概説と、「産業・市場の構造転換:各事業者間における事業統合、サービスの連携」をテーマにお話しいたします。
国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員教授 出版社勤務を経て、メディアの制作・執筆活動。メディア、コンテンツ、ポップカルチャー の研究に従事、デジタルコンテンツグランプリ審査員ほか多くの関連委員をつとめる。2006年から現職。デジタルハリウッド大学教授を併任。著書「インターフェースの大冒険」(アスキー)、「ヒットプロダクツの舞台裏」(アスキー)、「メディア学の現在」(共著/世界思想社)、Sandra Buckley, ed.,"The Encyclopedia of contemporaryJapanese Culture"(共著/Routledge, 2001)ほか多数。
コンテンツ産業は、総裁選で麻生太郎氏が取り上げるほどにメジャーなテーマになっているにもかかわらず、その実態や細かな定義などの把握・整理が遅れており、
様々な弊害を生じている。
特にデジタルコンテンツについては、音楽や映像などの流
通・形態がデジタル化する潮目の変化のただ中にいるというところで、総合的なデー
タが求められている。
今回の読書会では、先頃出版された『デジタルコンテンツ白書2006』の内容を元
に、音楽配信や映像配信の市場規模、ビジネスモデルについて、福冨忠和氏にご紹介
をいただいた。
福富氏は、デジタルコンテンツの市場規模は急速に拡大しつつあるものの、コンテ
ンツ全体として見た場合にはまだ低い割合であることを指摘。と同時に、アナログか
らデジタル、パッケージからオンライン配信への移行において、大きなビジネスモデ
ルの変動が起こりつつあることを示唆した。
会場からはデータの把握の仕方についての質問があがった。コンテンツの定義、海
外市場との比較などにおいて整備の遅れるデジタルコンテンツ市場において、より精
緻なデータの把握が求められると同時に、この分野への高い関心を感じられる読書会
であった。
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