
講師:遠藤 隆也氏
所属:M-SAKUネットワークス 代表/HI総合デザイナー
時間::午後2時~午後5時
終了しました
北八ヶ岳山麓の南佐久にて、M-SAKUネットワークスの居を構え、インターネットやモバイル環境を利活用しながら、地域でのエコな生活と時々都会にでかけるといったスローなユビキタスライフを楽しんでいます。
その中で、生活体験に根ざした「HI総合デザイナー(HI Ground Designer)」の必要性を説き、様々な社会的コンテクストと技術的コンテクストを結びつけるために、学際的方法論によるな総合アートと知識のユビキタスなネットワーク(Multidisciplinary - Sougou Art & Knowledge Ubiquitous Networks)活動を実践しています。
具体例のひとつとして、情報通信会社や経済産業省などに関する、ブロードバンド・ユビキタス関連や地域情報関連のR&D研究企画、サービス企画、ビジネス戦略策定の支援など、およそ25プロジェクトにわたる研究開発ビジネスの企画・戦略活動に参画してまいりました。
また、地域医療のメッカである佐久地域における地域医療・総合診療や心療内科にかかわっている若手医師たちの諸活動を支援するためのネットワーク
(Medical - SAKU Networks)活動も進めています。
そうして、これらの活動の体験を、次代を担う方々と分かち合うために、技術と文化に関するテーマで、大学での授業などを10数年にわたって行うと共に、地元の有機農家のネットワークに参加したり、母乳育児で子育て中の主婦の方々との人間の成長に関する集いを継続するなどの、人の成長と総合化にかかわるネットワーク活動も進めています。
(なお、諸活動の考え方のひとつが、大学受験のための「小論文:21世紀を生きる」、現代社会の本質に迫る48編のアンソロジー、21世紀の諸問題の論点と問題点が明らかに、のひとつとして選ばれています。)
今回の講演では、これらの諸活動の概要をご紹介すると共に、HIグラウンド・デザイナーのための具体的なメソドロジーや人の発達や意識の変容にかかわる体験についても、分かち合いをさせて頂ければ幸いです。
なお、M-SAKU のもうひとつの意味は、皆さん(M)と佐久(SAKU)を結ぶことでもあります。これを機会に、ご一緒にHIグラウンド・デザイナーのコンセプトを育てて頂ければ、うれしく思います。
遠藤 隆也(えんどう・たかや)
NTTヒューマンインタフェース研究所研究企画部長、NTTアドバンステクノロジ(株)営業部長/情報技術部長/HITセンタ所長などを経て現職。電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ運営委員長、日本認知科学会常任運営委員、リプリゼンテーション&インタフェース研究分科会主査、ヒューマンインタフェース学会評議委員、早稲田大学非常勤講師などを歴任。
【本講演に関連した主な著書】
●「電子社会システムの課題」:
辻井重男【編著】
竹内 啓・鈴村興太郎・斉藤 博・石黒一憲・加藤尚武・池上徹彦・遠藤隆也【共著】
「電子社会のパラダイム」、新世社/サイエンス社、2002.
●「電脳社会の動向と課題」:
中野芳樹、他共著
「小論文 テーマ別課題文集 21世紀を生きる」、駿台文庫、2006.
遠藤氏のブログ「スローなユビキタスライフ」URL
http://www.pwblog.com/user/msakunet/msakunet/
NTTヒューマンインタフェース研究所、NTTアドバンステクノロジ(株)等、情報通信技術の最前線でヒューマンインタフェースの研究に携わった後、長野県南佐久郡に居を移し、HIグラウンドデザイナーとして活動されている遠藤隆也氏にとって、八ヶ岳を眺めながら近所の農家で有機野菜の収穫に参加することも、地元の地域医療のネットワークにかかわることも、顧客先のビジネスの現場で企画のアイデアを練ることも、全く同じ次元の話であるらしい。重要なのは、小さな気づきを大切にし、そこにこだわり続けることだという。5月16日のIECPセミナーでは、遠藤氏ご自身の「スローなユビキタスライフ」の紹介とともに、この「小さな気づき」のためのヒントについて語っていただいた。
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