IECP Intelprise-Enterprise Collaboration Program

IECP研究会3回連続シリーズ「変わる労働観と企業雇用」第3回「変わる会社と個人‐組織と個人の新しい関係」

講師:秋山 進氏(NPOインディペンデント・コントラクター協会 理事長 )
終了しました

概要

サラリーマンでもなく、起業家でもない働き方。「インディペンデント・コントラクター(IC)」は、自分の専門領域で独立し、複数の企業や団体と契約をする働き方です。時間的自由度が高く、リスクはあってもそれなりのリターンも見込めるICは、この数年、日本社会においても、静かにしかし着実に定着してきています。 本講演では、各種の統計データ(なぜICというキャリアを選ぶのか、年収の分布図など)と弊協会の会員プロフィールの紹介などを通して、日本のICの実態をご説明するとともに、企業側にとってのIC活用の実例や、今後の企業組織と個人の関係を考えるためのヒントをご提供します。

講師プロフィール

秋山 進(あきやま・すすむ)NPOインディペンデント・コントラクター協会理事長、 株式会社ジュリアーニ・コンプライアンス・ジャパン マネジング・ディレクター。 株式会社リクルートにおいて、事業・商品開発、戦略策定などに従事したのち、インディペンデント・コントラクターとして各種の業界トップ企業においてCEO補佐および戦略の立案、企業理の作成などを行った。03年にはNPOインディペンデント・コントラクター協会を設立し理事長に就任。また、産業再生機構の下で再建中であったカネボウ化粧品のCCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)代行として、コンプライアンス&リスク管理の体制構築などを手がけた。著書に、『社長!それは「法律」問題です』、『インディペンデント・コントラクター』(ともに共著:日本経済新聞社)、『転職後、最初の一年でやるべきこと』(能率協会マネジメントセンター)『愛社精神ってなに?』(プレジデント社)など。

速報

「インディペンデント・コントラクター(IC)」は、個人の新しい働き方である。高度な専門性・業務遂行能力をもつ個人が中心で、多くは雇用者のいない会社の「ひとり社長」や、個人事業主である。一方、企業との間で中長期の業務契約を結び、自らの能力をコミットする点では、正規雇用者の特徴を兼ねそなえる。 講師の秋山進氏は、NPOインディペンデント・コントラクター協会理事長である。同氏はICを「雇われない、雇わない働き方」と定義する。独立心を持ちながらも、会社を拡大して経営者になることを望まない。いわゆる企業家とは一線を画すものだ。前半の講演では、ICのメリットとデメリットについて、企業・個人双方の立場からまとめられ、デメリットを補うべきIC協会の役割について解説があった。後半は聴講者を含めたフリーディスカッションがおこなわれ、高度成長後の現在におけるICの社会的役割などについて、広範な議論が交わされた。

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