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OReL - July 1, 1991

Dublin Coreのメタデータ要素

July 1, 1991 [ OReL ] このエントリーをはてなブックマークに追加

Dublin Coreのメタデータ要素
 

Dublin Coreとは、HTML文書を初めとする様々なオンラインオブジェクトに対して付与されるメタデータを表現するための方法の一つです。最新の情報については、

を参照してください。

このページでは、Dublin Coreで定義される15のメタデータ要素の解説文書を日本語にしたものを掲載します。


要素の解説



  1. 題目

    ラベル:title

    作成者や発行者によってリソースにつけられた名称を表わす。

  2. 著者、または作成者

    ラベル:creator

    リソースの知的内容の作成に責任を負う人物や機関を表わす。例えば、文書であれば著者、視覚的リソースの場合には芸術家、写真家、イラストレータなどが該当する。

  3. 主題、およびキーワード

    ラベル:subject

    リソースのトピックを表わす。典型的には、これは、リソースの主題や内容を説明するキーワードや語句を表わす。

  4. 説明

    ラベル:description

    リソースの内容の文書による説明を表わす。文書型のオブジェクトであれば要旨、視覚的リソースの場合には内容の説明を表わす。

  5. 発行者

    ラベル:publisher

    例えば、出版社、大学の研究機関、企業など、リソースを現在の形で入手できるようにした人物、または機関を表わす。

  6. 他の関係者

    ラベル:contributor

    リソースに対する知的貢献としては大きいが、作成者として名前が挙げられた人物や機関と比べると、その貢献度が二次的であると考えられ、作成者としては名前が挙げられていない人物や機関を表わす。例えば、編集者や、書き起しを行なった人物、イラストレータなど。

  7. 日付

    ラベル:date

    リソースが現在の形で入手できるようになった日付を表わす。ISO 8601で規定される書式から抜粋した書式である http://www.w3.org/TR/NOTE-datetime/で規定される8桁の数字で表わすことが最も望ましい。この方式では、1994-11-05という日付要素は、1994年11月5日を表わす。その他の方式を使用することも可能だが、その場合、どの書式を使用しているのか曖昧さが生じないように識別しておく必要がある。

  8. リソースの種別

    ラベル:type

    ホームページ、小説、詩歌、ワーキングペーパー、技術報告、エッセー、辞書、といったリソースのカテゴリを表わす。相互運用性を確保するために、種別の選択は、この文書の公開の時期ではまだ開発中のリストから行なうべきである。この要素の応用について最新の見解は、http://sunsite.berkeley.edu/Metadata/types.html から入手できる。

  9. 形式

    ラベル:format

    リソースのデータ形式を表わす。これは、リソースの表示や操作のために必要なソフトウェア、およびハードウェアを識別するために使われる。相互運用性を確保するために、形式は、この文書の公開の時期ではまだ開発中のリストから行なうべきである。

  10. リソースの識別子

    ラベル:identifier

    リソースを一意に識別するための文字列や数値を表わす。ネットワーク上のリソースを識別するものとしては、URLや(実装が開始されれば)URNが例として挙げられる。全世界で一意の識別子の例としては、他に、国際標準書籍番号 (ISBN)や、オフラインのリソースの場合には、この要素として採用可能なその他の形式的な名称が挙げられる。

  11. 出典

    ラベル:source

    リソースの出典を一意に識別するための文字列や数値を表わす。例えば、小説のPDF版であれば、出典要素としてPDF版の元になった物理的な本に与えられたISBN番号を使用する。

  12. 言語

    ラベル:language

    リソースの知的内容を記述した言語を表わす。現実的な範囲において、この要素はRFC 1766と合致する。http://ds.internic.net/rfc/rfc1766.txtを参照のこと。

  13. 関係

    ラベル:relation

    ほかのオブジェクトとの関係を表わす。この要素の意図は、他のリソースと形式的に関係があるが、それぞれが別個のリソースとして存在しているリソース間の関係を表現する手段を提供しようというものである。例えば、文書中の画像、書籍中のそれぞれの章、コレクションの中のそれぞれの所蔵品なとである。関係を表現するための形式的な規定は現在開発中である。利用者、および開発者は、この要素の使用は現時点では実験的なものであることを理解する必要がある。

  14. 範囲

    ラベル:coverage

    リソースの空間的、および(または)時間的な特徴を表わす。範囲を表現するための形式的な規定は現在開発中である。利用者、および開発者は、この要素の使用は現時点では実験的なものであることを理解する必要がある。

  15. 権利処理

    ラベル:rights

    著作件表示へのリンク、権利処理の文言へのリンク、またはそのリソースへアクセスするための条件に関する情報へのリンクを表わす。権利処理を表現するための形式的な規定は現在開発中である。利用者、および開発者は、この要素の使用は現時点では実験的なものであることを理解する必要がある。

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