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GLOCOM_Review - May 1, 1999

(第41号) 試論: 近世日本の長波と日本史の超長波

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『GLOCOM Review』 1999年5月号(第41号)

試論: 近世日本の長波と日本史の超長波

公文 俊平
要約

GLOCOMでは、1998年秋に、共同研究『2005年日本浮上:現代日本の長波』を出版した。その中で、幕末以降の近代の日本の社会変化を、それぞれ30年ごとの下降と上昇の局面からなる、合計60年周期の長波の循環という観点から再解釈している。つまり、正弦波で示されるような社会変化の循環パターンを想定したわけである。

本稿では、この解釈の枠組みを若干修正し、社会変化を90年周期の本稿では、この解釈の枠組みを若干修正し、社会変化を90年周期の波動として捉える。しかし、それぞれの波は、前後の波と30年の重なりをもつため、波の頂点は60年ごとに訪れると考える。その上で、時間的には江戸時代にまでさかのぼって長波による解釈を適用し、近世における社会変化の新たな解釈を試みる。

さらに本稿では、これらの時代変化の波を貫くより高次の波──超さらに本稿では、これらの時代変化の波を貫くより高次の波──超長波──を仮定し、個別の長波が、ウジ社会の進化とイエ社会の進化という二つのより大きな流れを構成していることを概観する。

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