国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

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終了 企業組織論としてのオープンイノベーション【研究ワークショップ2016】

日時

2016年7月14日(木) 15:00~17:00

会場

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

講師

栄藤 稔氏(株式会社NTTドコモ 執行役員 イノベーション統括部長)

定員

40名(先着順)

対象者

  • GLOCOM View of the World研究ワークショップ2016参加企業(2名様まで)
  • 国際大学GLOCOM のエグゼクティブ・リサーチ・プログラム(ERP)に参加されている企業に所属されている皆様
  • GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様
  • 概要

    ソフトウェアの設計構造(アーキテクチャ)は組織に従うというコンウェイの法則がある。これは、「システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生みだしてしまう。」というものである。これは、新しいソフトウェア設計を導入するためには、組織構造も変革しなければならないということを示唆している。残念ながら、多くの日本企業の経営幹部には、ICTをベースに事業やビジネス機能を展開してくるデジタルネイティブな海外ベンダーのサービスが破壊的との認識がない。
    インターネットにある各種サービスを活用し、オープンソースと共同開発を行うことの重要性を理解し、さらには、利用者の反応を見ながらサービス提供者が現場でプログラミングするなどDevOps(デブオプス)が今、不可欠なソフトウェア開発手法である。そのためには、サービスの企画から開発、運用まで一貫したチーム編成が重要となる。ところが伝統的な企業の多くは、それを理解せず外部の情報サービス企業に開発を委ねるだけになっている。
    社内外のサービスを有機的に統合する開発手法として、マイクロサービス(microservices)という米国発の概念が、昨年から大規模インターネットサービスの設計指針として注目されている。ここ10年間の大規模システム開発の成功事例を観察してみると、そこには共通の設計パターンがあったというものだ。システムの各機能を疎結合にするために縦割り自己完結組織を作る。部門間のコミュニケーションを意図的に減らし個別最適化を図ることが最良というものだ。このように、IT技術の利活用は企業の組織と文化と表裏一体の関係にある。
    この文脈で、NTTドコモでの外部パートナーを開発チームとして迎えたオープンなDevOpsの実践事例を紹介し、さまざまなオープンイノベーションを実践するリーダー企業の視点から、組織開発・経営マネジメントの論として捉え、その成功要因を模索していく。

    講師略歴

    栄藤 稔氏
    (株式会社NTTドコモ 執行役員 イノベーション統括部長)

    Mr.Minoru Eto 学生時代はZ80で並列コンピュータ試作する計算機研究。パナソニックに就職と共にデジタルVCR試作。3年後ATR(株式会社国際電気通信基礎技術研究所)に出向。非単調推論、知識構造表現を研究。ATR から大学に行き、パターン認識研究を2年間。これで学位取得。パナソニックに戻りMPEG標準化のリーダー。2000年にNTTドコモに転じ、モバイルマルチメディアを担当。2002年末にシリコンバレーに異動。2005年に日本に戻り分散音声認識を商用化。2007年にデータマイニングを立ち上げ、並列分散ペタバイトデータベースを構築。2014年より現職(NTTドコモ執行役員 イノベーション統括部長)。NTTグループの投資部門であるNTTドコモベチャーズと機械翻訳の新規事業である株式会社みらい翻訳の社長を兼務。大阪大学教育学習支援センター招聘教授。1985年広島大院修士了。工学博士(阪大)。

    資料

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    栄藤稔氏資料20160714

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    お問い合わせ

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
     〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
     担当:小島・戸田 Tel: 03-5411-6675
     Mail: info_erp[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。