国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

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終了 MyData Japan 2017 【シンポジウム】

※当日の投影資料を公開しました。「プログラム」からPDFをダウンロードしてご覧ください。(2017/5/25)


概要

パーソナルデータに関しては、従来の個人情報保護の観点に加えて、市民・消費者が自らのデータを集約し自らの意思で利活用することが重視され始めています。国際的には、EU一般データ保護規則(GDPR)の適用が2018年に迫っており、日本国内においても、内閣官房や産業競争力懇談会などで「個人主導のデータ流通」の促進が検討されています。
「MyData Japan 2017」では、このような動きが社会や産業、政府や行政にいかなるインパクトをもたらすのか、どのような未来を拓くのか、そのために何をすべきか、などについて情報を共有し、議論を広げまた深めていきます。

日時

2017年5月19日(金)10:30~18:00(18:30~ 懇親会あり)

会場

秋葉原コンベンションホール

定員

400名(先着順)

参加費

無料(※懇親会は有料になります)

主催

一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン(OKJP)

共催

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
東京大学空間情報科学研究センター
東京大学ソーシャルICT研究センター
東京大学情報基盤センター
慶應義塾大学先導研究センター サイバーセキュリティ研究センター

プログラム

<午前の部>

10:30-12:00

イントロダクションセッション:マイデータのビジョンと昨今の情勢

  • 開会挨拶(PDF) openwindow
    庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan代表理事)
  • Opening Keynote 個人主導によるパーソナル情報の流通が拓く世界(PDF) openwindow
    柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
  • MyData をめぐる状況 -MyData 2016の報告-(PDF) openwindow
    中川裕志(東京大学情報基盤センター教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)グループリーダ)
  • 官民データの活用に係る政府の取組について(PDF) openwindow
    山路栄作(内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 内閣参事官)
  • 12:00-12:30
  • 基調講演 「デジタル・ニッポン2017」~Nippon, the Data Nation~(PDF) openwindow
    平井たくや(衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長)
  • 12:30-13:30休憩


    <午後の部>

    13:30-14:50

    事例:おもてなし、ヘルスケア

  • おもてなしクラウド:PDSの観光分野での利活用(PDF) openwindow
    越塚 登(YRPユビキタス ネットワーキング研究所 副所長/東京大学大学院情報学環教授・ユビキタス情報社会基盤研究センター長)
  • IoT活用おもてなし実証事業「おもてなしプラットフォーム」の取り組み
    森 健広(大日本印刷株式会社 ABセンターコミュニケーション開発本部VRMビジネス企画開発部サービス企画グループ リーダー)
  • 臨床および臨床研究のための分散PDSの応用(PDF) openwindow
    橋田浩一(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)分散型ビッグデータチーム リーダ)
  • 医療情報の第三者提供における本人同意の管理(PDF) openwindow
    玉木 悠(徳島大学病院 病院情報センター 特任助教)
  • 14:50-15:10パネル展示の見学時間
    15:10-16:10

    展望と課題

  • Digital Identity and use of Individuals Data in Estonia(PDF) openwindow
    ラウル・アリキヴィ(Planetway Corporation取締役/日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事)
  • 自分たちでつくる地域社会とパーソナルデータ・オープンデータ(PDF) openwindow
    庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan 代表理事)
  • 共助と共創のためのプラットフォーム:地域系PDSの展望と課題(PDF) openwindow
    石垣一司(株式会社富士通研究所 セキュリティ研究所 特任研究員)
  • パーソナルデータを活用したオンライン広告の展望(PDF) openwindow
    寺田真治(株式会社オプト プロジェクト・マネージャ/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員)
  • 16:10-16:20休憩
    16:20-17:55パネルディスカッション「AI、IoT時代におけるパーソナルデータ活用のあり方」
    パネリスト(五十音順):
  • 板倉陽一郎(弁護士・ひかり総合法律事務所/国立研究開発法人
          理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)客員主管研究員)
  • 市嶋洋平(株式会社日経BP 日経ビッグデータ 副編集長)
  • 高原 勇(トヨタ自動車株式会社 未来開拓室担当部長/
        筑波大学 未来社会工学研究開発センター長、特命教授)
  • 瀧 俊雄(株式会社マネーフォワード 取締役 兼 Fintech研究所長)
  • 津田大介(一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事)
  • モデレーター:
  • 若目田光生(日本電気株式会社 ビジネスイノベーション統括ユニット 主席主幹 兼 データ流通戦略室長)
  • 17:55-18:00Closing
    柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
    18:30~懇親会

    登壇者プロフィール(登壇順、敬称略)

    yasuoka34

    柴崎亮介
    東京大学空間情報科学研究センター教授
    災害対応や交通、都市や地域のマネジメント等を支援するために、人やクルマの移動や活動の分析を国内外で実施。さまざまなデータホルダーがデータを持ち寄り、価値を持つ情報へと共同して変換する仕組みの重要性を痛感。特に、パーソナル情報に関しては、個人が主導してデータを集約、管理し、本人にも社会にも役立つ形で利活用する仕組みを構想し、2012年のTED×Tokyoで紹介。インフォメーションバンク・コンソーシアムを立ち上げ、「情報銀行」の社会実験活動を継続中。

    nakaagawa34

    中川裕志
    東京大学情報基盤センター教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)グループリーダ
    1975年 東京大学工学部卒業、1980年 東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。1999年より現職。2017年より理化学研究所革新知能統合研究センター・社会における人工知能研究グループリーダ。自然言語処理、情報検索、機械学習、プライバシー保護、人工知能の研究を行う。

    MyDataJapan2017

    山路栄作
    内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 内閣参事官
    1994年郵政省入省。2011年総務省電気通信技術システム課調査官、2012年独立行政法人情報通信研究機構北米連携センター長(ワシントンDC)、2014年総務省情報通信政策課調査官等を経て、2016年6月より現職。

    TakuyaHirai

    平井たくや
    衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長
    1958年高松市生まれ。上智大学外国語学部卒。電通、西日本放送代表取締役社長等を経て、2000年、第42回衆議院選挙で初当選。以来、連続6回当選。自民党経済産業部会長、総務部会長、政務調査会副会長、内閣府大臣政務官、国土交通副大臣、内閣常任委員長等を歴任し、現在は党IT戦略特命委員会委員長として、マイナンバー法、サイバーセキュリティー基本法、官民データ活用推進基本法をはじめ、自民党のIT政策を強力に主導している。

    koshizuka

    越塚 登
    YRPユビキタス ネットワーキング研究所 副所長/東京大学大学院情報学環教授・ユビキタス情報社会基盤研究センター長
    専門は計算機科学。特に、IoTやLinked Open Data、Operating System、Computer Network、Human Computer Interactionなどの研究に取り組んできた。近年は社会基盤としての情報システムに関心を持つ。また、ユビキタスを構成する要素技術として、組込みリアルタイムシステムや、セキュアIoT環境に関する研究も行っている。

    hashidas

    森 健広
    大日本印刷株式会社 ABセンターコミュニケーション開発本部VRMビジネス企画開発部サービス企画グループ リーダー
    2005年 大日本印刷株式会社に入社。モバイル端末を活用した生活者の現在地や時間帯、嗜好に合わせて、街なかの店舗や施設情報を配信するレコメンド技術の研究開発に従事。2012年 GPSやNFC、BLEなどのセンシング技術を活用したソリューション開発に従事。2016年 個人の意思や同意に基づくデータ流通基盤であるVRM(Vendor Relationship Management)基盤システムの開発を推進。
    現在は、おもてなしプラットフォーム実証事業の企画、開発に携わる。

    hashidas

    橋田浩一
    東京大学大学院情報理工学系研究科 教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)分散型ビッグデータチーム リーダ
    1986年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。2013年から現職。日本認知科学会会長、言語処理学会会長等を歴任。専門は認知科学、自然言語処理、人工知能。現在の研究テーマはパーソナルデータの構造化と流通。

    tamaki

    玉木 悠
    徳島大学病院 病院情報センター 特任助教
    2008年 徳島大学 卒業、徳島大学病院 病院情報センター入職、同助教。2012年 徳島糖尿病克服ネットワーク協議会設立、同事務局(兼務)。2014年 在宅医療・介護情報連携基盤推進協議会委員(兼務・~2014年)。2016年 NPO法人徳島画像診断ネットワーク委員(兼務)。2017年 徳島大学病院 病院情報センター特任助教、現在に至る。

    hashidas

    ラウル・アリキヴィ
    Planetway Corporation取締役/日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事
    1979年エストニア生まれ。エストニアのタルトゥ大学にて学士号取得、早稲田大学にて修士号取得。2007~2012年、エストニア経済通信省(Ministry of Economic Affairs and Communications)の経済開発部で局次長を務め、同省の戦略立案に携わる。現在、米国・日本・エストニアで事業展開しているスタートアップ企業のPlanetway Corporationで取締役を務め、エストニアの電子政府の技術を用い、日本の民間企業へのサービス展開を行っている。共著に『未来型国家エストニアの挑戦:電子政府がひらく世界』(2016年)がある。

    shoji

    庄司昌彦
    国際大学GLOCOM 准教授/Open Knowledge Japan 代表理事
    2002年、中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程修了。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)准教授・主任研究員として地域情報化や電子行政等の調査研究に従事しながら、一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン(OKJP)代表理事としてオープンデータの活用に向けた提言など実践活動も行っている。内閣官房オープンデータ伝道師、総務省地域情報化アドバイザー。

    ishigaki2

    石垣一司
    株式会社富士通研究所 セキュリティ研究所 特任研究員
    東京大学大学院情報科学専攻 (修士)。1982年富士通研究所入社。手書き文字認識、ヒューマンインタフェース、人間中心設計、ソーシャル・システムデザインなどの研究開発に従事。持続可能で魅力ある地域づくりのための社会参加プラットフォームの発想からパーソナルデータストアの必要性に着目。本人主導のデータ流通の社会実装のため、オープンイノベーションアプローチによる技術、経済、社会の3側面からの検討を推進中。

    hashidas

    寺田真治
    株式会社オプト プロジェクト・マネージャ/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
    音響エンジニアを経て、神戸新聞、オムロンのハウスエージェンシーでの企画職からネットのコンテンツ、メディア、マーケティング分野において起業、経営戦略、海外事業、M&Aなどに従事。総務省、経済産業省等における通信政策、国際競争、青少年保護、個人情報保護等に関する委員や関連業界団体の役員を歴任し、書籍の執筆や専門誌への寄稿も多数。個人情報保護法改正においては衆議院にて参考人として陳述を行う。

    wakameda

    若目田光生
    日本電気株式会社 ビジネスイノベーション統括ユニット 主席主幹 兼 データ流通戦略室長
    1988年NEC入社。金融ソリューション事業、全社ビッグデータ事業戦略、政策提言活動などに従事。2017年4月、AI・IoT時代のデータ流通・利活用に関し、法制度・倫理・生活者の受容性など総合的な視点から戦略を立案する「データ流通戦略室」を立上げる。社外では、産業競争力懇談会(COCN)や経団連、国の関連WGなどで、データ流通によるイノベーションとプライバシーの両立を目指した検討や提言活動を行う。

    yasuoka34

    板倉陽一郎
    弁護士・ひかり総合法律事務所/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)客員主管研究員
    2002年慶應義塾大学総合政策学部卒、2004年京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程修了、2007年慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)修了。2008年弁護士(ひかり総合法律事務所)。2016年4月よりパートナー弁護士。
    2010年4月より2012年12月まで消費者庁に出向(消費者制度課個人情報保護推進室(現・個人情報保護委員会事務局)政策企画専門官)。2017年4月より国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター社会における人工知能研究グループ客員主管研究員。
    総務省・AIネットワーク社会推進会議開発原則分科会及び影響評価分科会構成員、IoT推進コンソーシアムデータ流通促進ワーキンググループ及びカメラ画像利活用サブワーキンググループ委員等。

    ichishimas

    市嶋洋平
    株式会社日経BP 日経ビッグデータ 副編集長
    2014年3月、日経ビッグデータを創刊し企業のビジネス部門における各種データやIoT、オープンデータの活用を中心に取材。2013年よりビッグデータ・IoT・AI総覧の企画も統括している。日経BPでは、日経コミュニケーションで通信行政やブロードバンド、日経コンピュータで企業のリスクマネジメントなどを担当。経済産業省データ駆動型イノベーション創出戦略協議会メンバー。2009年から3年間、日本経済新聞社の産業部(当時)に出向し電機業界を担当した。早稲田大学理工学研究科修了。

    takahara

    高原 勇
    トヨタ自動車株式会社 未来開拓室担当部長/筑波大学 未来社会工学研究開発センター長、特命教授
    1988年 トヨタ自動車株式会社入社。クラウン・レクサスGSなど新型車両の設計開発を担当。グローバル開発、設計革新の全社リーダを経て、技術部門BR-VI室長、VA開発部長を務めて現職に至る。現在は総合科学技術・イノベーション会議に係る内閣府エネルギー戦略協議会委員など、これからのクルマと社会をテーマに地域未来の社会基盤づくりを研究。筑波大学 未来社会工学研究開発センター長及び特命教授を兼務。博士(社会工学)。

    taki

    瀧 俊雄
    株式会社マネーフォワード 取締役 兼 Fintech研究所長
    2004年 慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究に従事。2011年 スタンフォード大学MBA取得。2011年より野村ホールディングスCEOオフィスに所属。2012年10月より株式会社マネーフォワード設立に参画、取締役兼Fintech研究所長として経営全般を担当。経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」、金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」に参加。『FinTech入門』日経BP社、2016年(当社CEO辻との共著)。

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    津田大介
    一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事
    ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授。大阪経済大学情報社会学部客員教授。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。

    後援

    高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部、総務省、経済産業省、一般社団法人日本経済団体連合会、産業競争力懇談会(COCN)、理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)

    協賛

    アセンブローグ株式会社、株式会社アスクレップ、株式会社インテージ、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、セントスタッフ株式会社、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)、トッパン・フォームズ株式会社、日本電気株式会社、株式会社博報堂、富士通株式会社、株式会社LIFULL、株式会社リクルートホールディングス


    スライド1

    プログラム委員:石垣一司、加藤綾子、柴崎亮介、庄司昌彦、中川裕志、橋田浩一、若目田光生
    事務局:小島安紀子、菊地映輝  司会:駒込郁子  封筒・パンフレットデザイン:Crystal.tkao

    参加申込み

    お申込みフォーム(Peatix)よりご登録ください。
    http://peatix.com/event/254166
    定員に達したため、受付を終了させていただきました。

    *本シンポジウムは無料でご参加いただけます(懇親会は有料になります)。
    *アクセス元の環境によっては、上記URLの申込みフォームが表示されない場合がございます。その場合はお手数ですが、電子メールにてお問い合わせください。

    お問合わせ先

    MyData Japan 2017 事務局
    Mail: MyDataJapan2017[at]glocom.ac.jp
    [at]を小文字の @ に置き換えて送信してください。