4.これからの方向:インフラ作りと地域内協働関係の醸成![]()
そして、そこを乗り越えていった先に、非常におもしろい、楽しい社会が待っていると私は考えています。20世紀の世界は、社会的な理念として「平和と繁栄」の2つを提唱してきました。「ピース・アンド・プロスペリティ(Peace And Prosperity)」と英語では言います。そして、21世紀には第3の理念「プレジャー(Pleasure)」、「楽しみ」がそれに加わるでしょう。
![]() そして、それらの場面で人々が用いる手段は、おそらく今までのようなパソコンではないでしょう。いわんや巨大なセットボックスを付けたテレビでもあるはずがありません。むしろ、いまの子供たちがごく日常的に慣れ親しんできているウォークマン、あるいはファミコンないしはゲームボーイ、ポケベルや携帯電話、そして無線インターネットが結合するところに、当面この5年、10年の新しいデジタル家電というか、情報家電の姿があるのではないかと思います。
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私たちは、そういった機器をうまく使いこなせるためのインフラが欲しいと先ほど言いましたが、そのインフラも機器も含めた意味でのCANを作り、そしてうまく使いこなすことができれば、ここに本当にコミュニティという言葉で呼ぶことがふさわしいような地域が生まれてくる可能性があるのではないでしょうか。
![]() 私たちは、新しく作られるべきものとしての、コミュニティエリアにわたるネットワークとして「CAN」という言葉を使いたい。それは同時に"Yes, we can."、われわれはできるのだ、やっていけるのだという意味が込められているわけです。CANのAはエリア(Area)のAでもあるのと同時に、アクセス(Access)、高度な情報通信のインフラやプラットフォームに誰でもアクセスして使うことができるようなものでなくてはいけないという意味も込められています。そしてそこにさまざまな機能やコンテンツを利用するためのアプリケーション(Applications)が乗っている。そうすると、私たちはそれらを使ってさまざまなアクション(Action)、とりわけコミュニケーションとコラボレーションを行っていくことができる。これがこれからのCANの目標でなければいけない、そんなことを考えるわけであります。
終
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Back to Index 発行日:1999/8/6 発行人:公文俊平 編集人:関 陽介 Copyright(C)1997-2001, CAN Forum, All rights reserved. |
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