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居住者限定SNSを利用した地域密着型分譲地
2013年04月25日
株式会社大昇は、居住者限定SNSを利用した地域密着型分譲地の企画・開発・販売を行なっています。
同社の販売する分譲地『Links Garden』シリーズ(現在は全戸完売)では、同じ分譲地内の居住者限定SNSが標準で提供されています。居住者は、自宅のTV・パソコン・携帯電話を利用しSNSにアクセスすることで、暮らしの様々な場面でSNSを利用したご近所付き合いを行うことができます。
例えば、SNS上でご近所の人々を誘いパーティーを開催したり、同じ趣味の友達を募集したりすることが可能です。また、スーパーのタイムセールや休日の出かけ先の情報を共有することもできます。この他にも、SNS上で空き巣や火災などの情報をシェアすることで、防犯・防災に利用することも期待できます。
『Links Garden』シリーズでは、SNSの他に分譲地専用の情報ポータルサイトも用意されています。サイトには、暮らしに役立つ街の情報や、近隣地域のイベント情報が掲載されており、その情報をSNSに投稿して居住者の間で共有するといった使い方も想定されています。
『Links Garden』シリーズに近い取り組みとしては、米国のご近所専用SNS「Nextdoor」が挙げられます。Nextdoorは全米の5000以上の地域コミュニティで利用されており、SNSを利用したご近所付き合いの活性化がはかられています。さらに、災害発生時の有効性も明らかになっており、米国外からも大きな注目を集めているSNSです。
■参考URL
・「省エネ」+日本初の「分譲地内限定SNS」でご近所付合いを円滑にする全く新しい街づくり 『Links Garden』シリーズ 2011年9月分譲開始|プレスリリース 配信サービス【@Press:アットプレス】
http://www.atpress.ne.jp/view/22318
・人・街・未来につながるリンクスガーデン
http://lgw.jp/
・Links Garden オーナーサイトデモ
https://os.lgw.jp/
・くらしファイト!! Links Garden 浜寺公園エリア
http://cf.lgw.jp/
・米国のご近所SNS「Nextdoor」が海外に進出 | 地域SNS研究会 国際大学GLOCOM
http://www.local-socio.net/2012/11/snsnextdoor.html
京橋フェスティバルが開催
2013年5月3日に、大阪の京橋中央商店街内の京橋ドーム野外特設会場にて「京橋SNSフェスティバルin京橋ドーム」が開催されます。これは、当日の9時から21時にかけて、商店街や京橋界隈の情報発信イベントや音楽ライブなどを行い、その模様をUstream上で同時中継するというものです。
また当日には、京橋界隈の写真をTwitter、Facebook、Google+などのSNSで募集し、Ustream番組を通じて紹介するイベント「地撮り大阪京橋」も同時開催されます。
京橋SNSフェスティバルを主催するのは、インターネット地域情報配信番組「京橋 TV」と「都島区.TV」です。「京橋 TV」は、半年前から毎週京橋の地域情報をUstreamで1時間配信しています。「都島区.TV」は、都島区在住の主婦を中心に構成され、地域情報の配信に加え、豊島区区政会議など区主催の会議の配信も行なっています。
■参考URL
・大阪・京橋の魅力をライブ配信!「京橋SNSフェスティバル」開催 フィールドプロモーションニュース
http://www.field-pr.net/news_bUiKW81rLS.html
・☆京橋SNSフェス - 京橋TV公式サイト
http://kyobashitv.jimdo.com/%E4%BA%AC%E6%A9%8Btv%E4%B8%BB%E5%82%AC%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E4%BA%AC%E6%A9%8Bsns%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9/
アプリ「下北沢イケメン店員MAP」が公開
2013年04月11日
イケメン店舗スタッフを紹介するスマートフォンアプリ「イケメン店員MAP」に、「下北沢イケメン店員MAP」が追加されました。
「イケメン店員MAP」は北海道札幌市の企業データクラフトが開発したもので、元々は札幌市内のイケメン店舗スタッフを探すことのできるアプリでした。下北沢版の追加は、下北沢の地域情報サイト「下北沢ブロイラー」のスタッフがツイッターに投稿した「下北沢イケメン店員MAPがあれば面白い」というアイディアがきっかけで、投稿したスタッフにデータクラフト社からMAP作成のオファーがあり実現しました。
実際のMAP作成は、「下北沢ブロイラー」と下北沢の地域SNS「I LOVE 下北沢」のスタッフが協力して行いました。3月中旬に下北沢の店舗を回って交渉したところ、約30人の店員が応じてくれたと言います。今後は、同MAPをもとにしたイベントなどの企画も検討されているそうです。
「イケメン店員MAP」はiPhone版、Android版ともに無料ダウンロードが可能になっており、「下北沢イケメン店員MAP」は4月中の毎週金曜日に順次公開される予定です。
■参考URL
・アプリ「下北沢イケメン店員MAP」公開-ツイートきっかけに実現 - 下北沢経済新聞
http://shimokita.keizai.biz/headline/1747/
・会いに行けるイケメン店員情報を配信中『イケメン店員MAP』
http://tokimeki-suppli.net/
下北沢の地域情報を掲載する「下北沢ブロイラー」が正式公開
下北沢の地域情報を掲載するWEBサイト「下北沢ブロイラー」が本日4月11日から正式に公開されています。同サイトを運営する有限会社第四企画は、サイト公開に合わせて、2008年8月から同社が運営している地域SNSサイト「下北沢ブロイラーSNS」を今年の8月20日をもって閉鎖することを発表しました。
下北沢ブロイラー|ShimoBRO
http://www.shimokitazawa.info/
「下北沢ブロイラー」は、一週間のうちに下北沢で行われる演劇・音楽ライブ、お笑いなど各種エンターテイメント情報を一度にチェックすることができるサイトです。他にも、写真を通じて下北沢の今を知ることができるコンテンツや、下北沢のお店情報を発信するブログなども用意されています。さらにFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアと連携しており、それらを通じた情報発信に加え、Twitter上の下北沢情報を自動収集し、Paper.liサービスを利用して毎日発信していく試みも行われます。
地域SNS「下北沢ブロイラーSNS」の閉鎖については、第四企画代表取締役の黒田正信氏がFacebookで以下のような発言をしています。
(前略)2008年8月にオープンした下北沢ブロイラーSNSを8月20日の5周年の日に閉鎖します。と書くと、「ああ、また1つ地域SNSが閉鎖しちゃうのか、、、」とソッコー思われちゃうと思いますが、あくまでOpenPNEを利用して運営していたSNS機能(コミュニティ)を廃止し、下北沢の様々な情報にフォーカスしたメディアサイトを中心に据え、コミュニティ部分はTwitterやFacebook等のグローバルソーシャルメディアを活用するスタイルとなります。つまり、地域SNSを辞めるわけじゃないです、少なくとも私としてはそう考えております。(Facebookグループ「地域SNS研究会」での氏の発言を引用)
地域情報を扱うメディアサイトと、コミュニティ機能を担うグローバルSNSとを連携させる、新しい形の地域SNS。「下北沢ブロイラー」の試みは、地域SNSが今後進んでいくべき1つの方向性として参考になりそうです。
■参考URL
下北沢ブロイラー本日4/11正式リリース!
http://blog.shimokitazawa.info/2013/04/411/
会津若松市と大熊町が住民向けコミュニケーションサービス「あいべあ」を開始
福島県の会津若松市と大熊町は、パソコンやスマートフォンなどの情報機器を利用して、登録者同士がネット上で情報を交換できるコミュニケーションサービス「あいべあ」の共同運営を今春から開始しています。
同サービスは、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で全国に避難している大熊町民の絆を再構築することや、多くの町民の避難先である会津若松市の市民と大熊町民の交流を促進すること、さらに住民主体による地域コミュニティの活性化と維持を実現することを目的としており、総務省の東日本大震災復興対策「被災地域情報化推進事業(ICT地域のきずな再生・強化事業)」の支援を受け、会津若松市と大熊町が共同で構築・運営を行なっています。
同サービスでは、誰もが安心してサービスを利用できるための様々な工夫がなされています。例えば、利用者は原則として実名登録が義務付けられており、グループや活動の参加者を募るためには市から住民認証を受ける必要があります。また、高齢者のサービス利用を促すために、簡単に利用できるような工夫も施されているとのことです。
さらには震災時の利活用も想定されており、様々なメール連絡網を簡単に作成できる機能や利用者に緊急情報を一斉配信する機能も備えています。また、サービス自体も災害時に影響が少ないクラウド上で運営されています。
会津若松市によれば、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の考え方に基づき、地域の活動を集約・増幅させるためのプラットフォームとして「あいべあ」が機能していくことを目指しているそうです。
■参考URL
・コミュニケーションサービス『あいべあ』 | 会津若松市
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2013032800058/
・住民の絆、ネットで強化 会津若松市と大熊町 (福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130405-00010008-minyu-l07
「ポキネット」(みたか地域)が災害時の情報発信訓練を実施
2013年03月07日
東京都三鷹市の地域SNS「ポキネット」では、災害発生時に「災害時モード」へと切り替わり、SNS利用者から提供された身の回りの情報を共有し役立てようという取り組みがなされています。
今回ポキネットでは、災害が発生した際に直ちに「災害時モード」を利用できるよう「情報発信訓練」を行います。今回の訓練は多摩直下型地震を想定したもので、明日3月8日の午前9時から翌3月9日の午後5時までの間「災害時モード」への切り替えが行われる予定です。
なお、訓練開催中も災害情報以外のコミュニティや日記は通常通り利用することが可能です。
詳細は下記からご覧下さい。
http://www.mitaka-sns.jp/modules/news/news_view.phtml?id=331430
※訓練に参加するためには、ポキネット内の「災害情報コミュニティ」へと参加する必要があります。
自治体Facebookページ事例集を公開
2013年02月28日
---追記(2013年4月18日)---
さらに寄せられた情報をもとにリストを更新しました。前回の更新後に複数のページが閉鎖されていたため、最新版に掲載されている自治体Facebookページの数は合計で466個となっています。
---追記(2013年3月14日)---
事例集公開後に地域SNS研究会メンバーの皆さんから寄せられた情報を追加しました。最新版には469個の自治体Facebookページが掲載されています。ご協力有難うございました。
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日本国内の自治体Facebookページ事例集を公開します。2013年2月の時点で自治体Facebookページは438ページ確認されました。
ここでの自治体Facebookページとは、自治体が公式に運営するFacebookページに加え、自治体ホームページなどで公式ページとして紹介されている公益財団法人・外郭団体のFacebookページも含みます。また名古屋市など一部自治体では、個人のFacebookアカウントがFacebookページとして紹介されていますが今回はそれも集計に含めました。
都道府県庁、県庁所在地、政令指定都市(県庁所在地と重複するものを除く)、東京23区の計122自治体を主な調査対象とし、自治体ホームページに掲載されているFacebookページの調査・集計を行いました。その結果に、ニュースサイトやブログ記事等で紹介されていた122自治体以外のFacebookページも加えたのが今回の事例集です。
調査対象自治体のホームページに掲載されていないFacebookページや、調査対象外の市町村のFacebookページなど、今回掲載した438ページ以外にも多数、自治体Facebookページは存在すると見られるため、引き続き調査を行なっていく必要があります。
なお、事例集の中で自治体別Facebookページ所有数の上位3位は
1位:岡山県(19ページ)
2位:福岡市(18ページ)
2位:大阪市(18ページ)
でした。また最も「いいね!」を獲得しているFacebookページは長崎県南島原市の「撮ってくれんね!南島原 コンテスト」で、9万5千以上のいいね!を集めています。
※この事例集は庄司昌彦(国際大学GLOCOM講師/主任研究員)が2012年度文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(C))を受けて実施した研究成果の一部です。(研究課題番号24500315)。また地域SNS研究会のメンバーの皆さんにもご協力をいただきました。
レポート「SNSと学校教育」(第12回地域SNS全国フォーラムin安城分科会)
2013年02月27日

去る2月16日に行われた「第12回地域SNS全国フォーラムin安城」の中で「SNSと学校教育」をテーマに第1分科会が開催されました。この分科会のコーディネーターを地域SNS研究会事務局の庄司昌彦が担当しました。
この分科会は「SNSでの人間関係」や「SNSを通じた社会との関わり方」について調査・学習を行った中学生たちにその成果を発表してもらい、それを元に皆でディスカッションを行うというものです。当日は、愛知教育大学附属岡崎中学校3年C組の皆さんが調査した成果を元に発表を行いました。
C組では様々な専門家に取材を行うだけではなく、クラス全員がFacebook上にアカウントを作成し、実際に自分たちがSNSを利用しながら、SNSのメリット・デメリット、今ある問題点、新たな活用方法などについて調査を行いました。さらに、調査を進める上での話し合いを、Facebookのグループ機能を活用し授業時間外でも積極的に行ったといいます。
■調査のきっかけ
今回SNSについて調査を行うことになったきっかけは、2012年に開催されたロンドン五輪でのSNSの積極的な利用にあるそうです。
ロンドン五輪では、ある選手が人種差別発言をツイッター上で行ったために五輪出場停止になるという事件が起きました。このようにSNSは、人間関係にまつわるトラブルが起きやすいというデメリットを抱えており、SNSへ書き込むことで、いじめ、個人情報流出、社会問題などに発展するのではという不安も伴って、C組の皆さんのSNSに対する印象は当初あまり良く無かったといいます。
しかし、選手に対する応援コメントが投稿されたり、選手自身が心境を綴ったりするなど、ロンドン五輪ではSNSのポジティブな使われ方もよく見られました。このようなSNSの裏表を知った上で、C組の皆さんは、未来に向けてSNSを良い方向にもっと上手く活用していくべきだと考え、実際の活用例について調べを進めていきました。
■SNSのシステムに関するメリット

最初に、SNSのシステムに関するメリットについて報告が行われました。まず紹介されたのは、SNSの匿名と実名についてです。匿名の利点として、実名よりも気軽に交流することが可能であったり、悩みなど話ににくいことを気軽に話せたりすることが挙げられます。また、「名前」ではなく「話題」で新たな人間関係が構築されることも匿名の利点ではないかとのことでした。
他方、実名では名前で個人が特定できるため安心感があることがメリットです。さらに実名の場合には、家族や友人たちとコミュニケーションを行うこともできます。他にも、スポーツ選手や芸能人などの書き込みを閲覧できるというのも実名制のSNSならではの利点だと述べられました。
次に、SNSの公的な利用についても言及がなされました。最近では、SNS上で企業が自社の宣伝を行ったり、自治体や政治家が観光や政策についての広報の場としてSNSを利用したりする事例が出てきているとのことでした。
■地域SNSについて
続いて地域SNSに関する報告が行われました。地域SNSで一番重要なことは「運営方法」だとC組の皆さんは主張します。例えば、安城市の地域SNS「あんみつ」では、利用者の自主性を生かした運営が行われています。安城市は歴史的・地理的に自主性の強い人材が多いと言われており、そうした人々がSNS管理者と共同で「あんみつ」の運営を行なっているというのです。
地域SNSには、グローバルSNSと比較をしたときに独自の特徴があることも説明されました。「あんみつ」ではTOPページに地域の天気や市営博物館の宣伝が掲載されていたり、千葉県山武市の「山武SNS」では東京電力の発電量や防災情報が見られるようになっていたりというように、ユーザーである地域住民が必要とする機能が実装されているのです。
その他の地域SNSの長所として「安心感」が挙げられました。グローバルSNSでは、利用者の情報や書き込みがビジネスや政治に勝手に利用される恐れがありますが、自治体や公共機関が運営していることの多い地域SNSではその心配がほとんど無いのです。
以上のように地域SNSの長所が紹介されましたが、同時に地域SNSの持つ短所についても指摘がなされました。まず。挙げられたのは利用者が少ないということです。その為に書き込みの内容によっては個人が特定されてしまう可能性もあります。さらに、自治体や公共機関が運営していることが多いため内容が真面目な硬いものになりがちです。ただし、この点は人によっては安心性や安全性と捉えられるかもしれません。
最後に、地域SNSの未来はどうあるべきかについて述べられました。使用目的によって地域SNSとグローバルSNSの使い分けをすることが重要だとした上で、現状では知名度、利用者、総数ともに少ない地域SNSの規模を、今後は拡大していく必要があるのではないかという提案がなされました。
■趣味に活用されるSNS

SNSは、趣味においても現実では実現できない、人との新しい繋がり方を提供します。例えば、現実社会で身の回りに同じ趣味を持つ人がいなくとも、SNSを利用することで同じ趣味の人と繋がることが可能です。もし、それが地域SNSであれば同じ地域に共通の趣味を持った人がいることが分かるため、現実世界での交流に繋がることも期待されます。
さらに、Facebookの「シェア」やTwitterの「リツイート」など、情報拡散機能を備えたSNSでは、共通の話題について最新の情報を交換することができるため、情報収集の場としても最適と言えるでしょう。さらに現実世界にある「壁」が取り払われ、年齢・性別・国境を超えた関わりが実現できる環境はSNS以外には無いのではないかという分析が行われました。
こうした趣味の領域でSNSを活用するためには、SNSの「気軽につきあえる特性」「相手を見つけやすい特性」「社会性を構築できる特性」の3点が関係してくるといいます。「気軽につきあえる特性」は、現実世界に存在する様々な「壁」を超えるというもので、ハンドルネームを利用できるTwitterや2ちゃんねるなどの匿名掲示板で顕著です。「相手を見つけやすい特性」は、自分の趣味にあった人間を簡単に見つけられるというもので、FacebookやTwitterなどのレコメンド機能、フォロー機能が該当します。「社会性を構築できる特性」は、特定の相手と現実空間同様の関係性を構築できるというもので、Facebookのメッセージ機能やフレンドをカテゴライズする機能が代表的です。この3つの特性はSNSが作られていく過程で生まれたもので、使用する人間によって良くも悪くもなるため、使い方に留意する必要あるのではないかとC組の皆さんは指摘しました。
■SNSを利用したミーティング
C組では、調査・学習を行なっていく過程でFacebookのグループ機能を利用し、課外時間にネット上でのミーティングも行なってきました。そこでの実体験を元に、SNSを利用したミーティングについて報告が行われました。
C組の皆さんにとって、Facebookは様々なメリットを享受できる革命的なツールだったといいます。現実世界で授業中に討論を行えば、一人ずつ挙手して発言を行わないといけないため議論に時間がかかり皆が意見を言えないという欠点がありますが、FacebookなどのSNSを利用することで、複数人が同時に発言することが可能になります。さらに、授業中に発言することが苦手な人でも、ネット上であれば発言できたり、発言の代わりに「いいね!」ボタンを押すことで意思表示を行うことも可能です。さらに、情報やファイルのシェアも簡単に行えるなど、SNSの利点は多岐に渡ります。ただしデメリットとして、生徒の間でタイピングの速度にバラつきがあり、一部の生徒が議論の速さについていけないなどの問題も発生したそうです。ただ、ディスカッションを重ねるうちに、そういった声は減っていったことから、これはユーザー個人の慣れや使いこなしの問題なのかもしれないとのことでした。
SNSを使用していく中で、他のコミュニケーションツールとの違いも明らかになってきました。沢山の人間が一度にコミュニケーションを取れるツールとして、ケータイメールの一斉送信機能がありますが、これは送信者が選んだ特定の人間にしか情報を発信できません。それに対して、SNSでは一人の発言者に対して関わるのは周囲の自由になっています。大勢の人が自らの意志で自由に参加できるというのは、SNSの新規性であり他のツールには見られないのではないかとC組の皆さんは語っていました。
■発表まとめ
これまでの発表のまとめとして、最初はSNSにネガティブなイメージを抱いていた自分たちが調査・学習を進めていく中で、SNSは人と人とを繋げるツールであり、正しく理解し適正に使用しなければならないことを理解できた。そしてSNSには、マナー・モラルの尊守やSNSの特性に合わせた利用など自分たちで解決していく問題と、SNS自体のテクノロジーで解決すべき問題の2つがあるのではないかとして、C組の皆さんは発表を締めくくりました。

■発表に対するコメント・質問

以上の発表を受け、コメンテーターである豊川地域ポータルサイト「みてみン!」管理人の松原圭氏と名古屋大学准教授の金相美氏がコメント・質問を行いました。松原氏は、C組の発表を称賛した上で、発表の中で話題になった地域SNS独自の機能として、自身が管理する「みてみン!」に実装されている学校の連絡網機能を紹介しました。
金氏からは「Facebookを通じて新しい友だちはできたか?」という質問がC組の皆さんに対して投げかけられました。それに対して「自分と同じ趣味を持つ姉の友人とフレンドになりDVDの貸し借りをしている」「Facebookのグループ機能を利用して見ず知らずの大人たちと政治や環境問題に関する討論をしている」「そもそもFacebookをあまり信用していない」などのユニークな回答が寄せられました。
コーディネーターの庄司からも「もし学校がSNSを利用するとしたらどう活用して欲しいか?」という質問がなされ、「SNSを全校生徒が意見を投稿し話し合う場として利用したい」「自分たちの調査・学習の取り組みを宣伝・発表し、他校の生徒や学外の人たちと討論する場としてSNSを利用してはどうか」などの意見が出ました。
分科会の最後に、会場に来ていた参加者たちからも発表に対する感想や質問が投げかけられました。「この時代に生まれてよかったか?」「将来どんな技術があったらいいと思うか?」「高校に進学しても自分たちはFacebookを利用し続けるか?」などの質問に対して、発表を行ったC組の一人ひとりが思い思いの回答を行なっていました。
「第12回地域SNS全国フォーラムin安城」が閉幕
2013年02月21日

2月16日、17日の二日間に渡り「第12回地域SNS全国フォーラムin安城」が愛知県安城市で開催されました。今回の全国フォーラムは、安城市制60周年記念事業としても催されており、運営スタッフによる入念な準備が事前に行われ、当日は大きな賑わいを見せました。
フォーラム初日は、安城市市長とフォーラム実行委員長による挨拶から始まり、その後に今回の全国フォーラムでプロデューサーを務めた安城市民交流センター長の舟橋正浩氏による開会講演が行われました。
講演後には「SNSと学校教育」「ユーザー発!リアルアクション大発表」「もし、行政担当者がSNSで困ったら…?」「私たち、SNSで儲けました」という4つのテーマで分科会が開かれ、それぞれで白熱した議論が繰り広げられました。
初日の夜には交流会が開催され、全国から集まった地域SNS関係者たちが交流を深めました。
二日目には全国フォーラム初の試みである「SNS総選挙」が開催されました。これは、各SNSでの「本当にあったいい話」を発表し合い、一番反響のあるサイトを選出しようという企画です。エントリーした総勢9つのSNSによる熱い発表が行われた後に、来場者とUstream視聴者による投票が行われました。投票の結果、 京都山城地域の「お茶っ人」が見事一席を獲得。二席は佐賀の「ひびの」、三席には地元安城の「あんみつ」が選ばれました。合間には、安城商店街アイドル「看板娘。」によるパフォーマンスとじゃんけん大会も開催され、総選挙をさらに盛り上げていました。
全国フォーラムの終わりには、参加者全員で地域SNS全国フォーラム愛唱歌「大切なふるさと」の合唱を行うのが恒例ですが、今回は合唱後にさらに記念撮影もするなど、終始和やかな雰囲気のまま二日間に渡って開催された全国フォーラムin安城は幕を閉じました。
その他、当日の様子・配布資料等は下記からご覧ください。
■公式ページ
・公式ホームページ
http://forum.an-mitsu.jp/
・公式Facebook
https://www.facebook.com/forum.anmitsu
・公式Twitter
https://twitter.com/sns_anjo
■チラシ・配布資料
・チラシ(PDF)
http://forum.an-mitsu.jp/index/img/sns_anjo.pdf
・当日プログラム(PDF)
http://forum.an-mitsu.jp/index/img/timeschedule.pdf
・最後のまとめスライド(PDF)
https://www.dropbox.com/s/4pqajkqxay9c87d/%E5%9C%B0%E5%9F%9FSNS%E7%B7%8F%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81.pdf
■ブログ・Twitter・新聞記事
・地域SNS全国フォーラム in 安城 私的まとめ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136127361201473801
・SNS総選挙で「ひびの」が2席/佐賀新聞ニュース/The Saga Shimbun :佐賀のニュース
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2404633.article.html
■動画・写真
・ライブ配信|第12回地域SNS全国フォーラムin安城
http://forum.an-mitsu.jp/live.html
・地域SNS全国フォーラムin安城活動レポート|安城商店街アイドル「看板娘。」
http://ameblo.jp/anjo-kanbanmusume/entry-11473968569.html
・山武SNS::mowglii の取材ノート - 第12回地域SNS全国フォーラム in 安城
http://sammu-sns.jp/blog/blog.php?key=6911
地域SNS事例集: 国内の地域SNSは308事例
2013年02月14日
国内・海外の地域SNS事例集を公開します。
2013年2月時点で、日本国内の地域SNSは308事例確認されました。
国内の地域SNSの数は
2006年2月 21事例
2007年5月 252事例
2008年2月 336事例
2009年3月 404事例
2010年2月 519事例
2011年2月 469事例
2012年3月 354事例
2013年2月 308事例
と、相次ぐ閉鎖により、ここ数年減少傾向にありましたが、この一年間でもやはり多くのサイトが閉鎖しました。その中には、東京都千代田区の「ちよっピー」や新潟県長岡市の「おここなごーか」など、地域SNSの先駆けとなったサイトも含まれていました。
閉鎖の理由として多くのサイトでFacebookやTwitterの普及が挙げられており、一部では閉鎖にあたって新たに同名のFacebookグループを立ち上げるという動きも見られました。

※この事例集は庄司昌彦(国際大学GLOCOM講師/主任研究員)が2012年度文部科学省科学研究費補助金(基盤研究(C))を受けて実施した研究成果の一部です。(研究課題番号24500315)。また地域SNS研究会のメンバーの皆さんにもご協力をいただきました。
