Researcher

専任・併任研究員

野村恭彦

野村恭彦 のむら たかひこ

主幹研究員(併任)
博士(工学)

■研究分野
情報処理分野 (CSCW、グループウェア、ソーシャルネットワーク) 経営学分野(ナレッジマネジメント、コミュニティ・オブ・プラクティス、イノベーション経営)

慶應義塾大学大学院理工学研究科 開放環境科学専攻 後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社入社後、同社総合研究所にてCSCW(Computer Supported Cooperative Work)研究、コーポレート戦略部にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDI(Knowledge Dynamics Initiative) を自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。GLOCOMでは、企業とNPOの協力関係によって、いかに社会イノベーションを生み出すことができるか、という研究を行っています。2012年6月、この研究仮説を実証するため、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するプラットフォームとして、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げました。そして2019年、日本社会を使い捨てのファストパラダイムから、循環のスローパラダイムに変えるためにSlow Innovation株式会社をスタートしました。

2006年から2008年まで、東京工業大学SIMOT(インスティテューショナル技術経営)特任准教授。2013年4月より、金沢工業大学虎ノ門大学院 教授。ACM CSCW国際会議やIEEE国際会議、情報処理学会など論文多数。著書に、「サラサラの組織」(共著/ダイヤモンド社)、「裏方ほどおいしい仕事はない」、「フューチャーセンターをつくろう」、「イノベーション・ファシリテーター」(ともにプレジデント社)。翻訳監修に、「コミュニティ・オブ・プラクティス」(翔泳社)、「ゲームストーミング」、「コネクト」(ともにオライリージャパン)、「シナリオ・プランニング」、「発想を事業化するイノベーション・ツールキット」、「未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう」(ともに英治出版)などがあります。

学歴

慶應義塾大学大学院理工学研究科
開放環境科学専攻 後期博士課程修了(博士)

経歴

1992年 富士ゼロックス㈱入社 総合研究所システム技術研究所配属
2000年 KDI(ナレッジ・ダイナミクス・イニシアティブ)立ち上げに参画
2003年 KDIシニアマネジャー
2012年 富士ゼロックス㈱退職
2012年 株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長(~2019年)
2013年 金沢工業大学 虎ノ門大学院 教授(~現在)
2019年 Slow Innovation株式会社 代表取締役(~現在)

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