| 土井利忠・講師 |
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概 要
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「深美意識の時代へ」。なぜ社会はこれほどまでに混迷してしまったのだろう。それでも、人はエゴをむきだしにして富や名誉や地位を追い求めるよりも、謙虚でつつしみ深い生き方に美を感じる。
人間なら誰しもが持つこの美意識の、さらに奥にひそむものを「深美意識」と呼ぶことができる。社会は人類の意識の成長に対応して進化するものであるから、社会変革のヒントはこうした人間の深層心理にひそんでいるように思える。人間は、いまだ進化の過程にあり、トランス・パーソナル心理学によると、しだいにエゴよりもこうした「深美意識」のほうが優勢になっていく。
そうなれば、人々は競争原理から解放され、流れゆく時間に人生の意義を見出し、他者を受容するようになるだろう。このようにひとりひとりの意識が成長していくことで、いつか希望の光に満ちた新しい「深層民主主義社会」の時代がやってくるのだ。
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参考資料
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『深美意識の」時代』天外伺朗、
『イーグルに訊け 〜インディアンの人生哲学に学ぶ』天外伺朗・衛藤信之著
(できるだけ事前にお読みおきください。)
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略 歴
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Xソニー上席常務執行役員。工学博士。筆名:天外伺朗
1942年、兵庫県生まれ。フィリップス社と組んだCDの共働開発者。ワークステーションNEWS、エンタテインメント・ロボットAIBO、ヒューマノイド・ロボットSDR-4Xの開発者としても知られている。
科学技術評論、人材開発論などの著書多数。主な著書は、『宇宙の根っこにつながる生き方(サンマーク出版)』、『「あの世」と「この世」の散歩道』(経済界)、『宇宙の根っこにつながる瞑想法』(飛鳥新社)、『大きな森のおばあちゃん』(明窓出版)、『ここまで来たか「あの世」の科学』(祥伝社)、『意識は科学で解き明かせるか』(講談社ブルーバックス)等。
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| 星川 淳・講師 |
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概 要
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「ネイティヴ・デモクラシー:近代民主主義の発展に貢献した北米先住民社会」。民主主義は古代ギリシアとローマを淵源としたヨーロッパの独創だという通念がある。しかし、18世紀後半のアメリカ独立と合州国憲法制定過程を北米先住民社会の視点から見直すと、まったく新しいデモクラシー像が浮かび上がってくる。当時のヨーロッパに、王も貴族も廃した人民主権の完全自治を、連邦制という形で大規模に実現した例はない。英王国の圧制に対し反旗を翻した13植民地の住民たちは、連邦への結束と、自由・平等の生きた手本をどこに求めたのか――。
11世紀に五大湖地方で結成され、平和憲法とも呼べる精緻な体系のもとに、母系制の直接民主社会を営んできたイロコイ連邦は、ヨーロッパ人の到来時、日本に匹敵する広がりの文化圏を誇り、白人入植者集団やその母国との交渉窓口となった。ヨーロッパと北米先住民世界との出会いは、啓蒙主義思想を含む双方向の交流と学習をもたらした。フランクリン、ジェファーソン、ワシントンなどアメリカ建国の担い手たちが、先住民の自治、とりわけイロコイ民主制から学んだものは、合州国憲法をはじめアメリカン・デモクラシーの知られざる骨格をつくっている。その波はフランス革命を経て、第二次大戦後の国連憲章や日本国憲法にまでおよんだ。
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参考資料
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「ネイティヴ・デモクラシー」(月刊『世界』2000年1月号掲載。当日会場にて配布)
『小さな国の大いなる知恵』アンダーウッド+星川共著(翔泳社)
(できるだけ事前にお読みおきください。)
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略 歴
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作家・翻訳家。
1952年、東京生まれ。九州芸術工科大学、米国ワールドカレッジ・ウェスト中退。
インド、アメリカなどでの自学を経て1982年より屋久島在住。
著書に『地球生活』(平凡社ライブラリー)、『屋久島の時間[ルビ=とき]』(工作舎)、『環太平洋インナーネット紀行』(NTT出版)、『屋久島水讃歌』(南日本新聞社)、共著に坂本龍一監修『非戦』(幻冬舎)、訳書にJ・ラヴロック『ガイアの時代』(工作舎)、U・ル=グィン『オールウェイズ・カミングホーム』(平凡社)、P・アンダーウッド『一万年の旅路』(翔泳社)、R・ネルソン『内なる島』(めるくまーる)、W・R・ピット+S・リッター『イラク戦争』(合同出版)ほか多数。
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