『GLOCOM Review』 1999年9月号(第44号)

所内2000年問題調査報告

柴田 雅人
要約

人間は、科学技術の発達に伴い、様々な電子機器を用いて作業を行人間は、科学技術の発達に伴い、様々な電子機器を用いて作業を行なってきた。言い換えると、コンピュータに依存した生活・業務体系になっている。コンピュータ(電子機器)を使うことによって人間の生活・業務は便利になり、作業効率は飛躍的に向上した。他方、コンピュータの出現から今日まで歴史が浅く、思わぬ障害をもたらすこともある。その「思わぬ障害」のうち、人類が初めてグローバルな規模で体験するのが、いわゆる「2000年問題」である。

1997年頃から、各種メディアで「2000年問題」と言う言葉を耳にするようになった。当初は、この言葉を知らない人々も存在したが、現在この言葉は、一般的な言葉となり、それに対する対応も行われるようになっている。これまで国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)では、各種企業・団体等に、その問題の本質や海外での対応状況の調査結果を用いて、啓蒙活動を行なってきた。本稿は、今まで外部向けに行なってきた経験を生かし、GLOCOMと同程度の規模で、2000年問題を調査・対応を行った場合、どれくらいの期間や人的資源が必要であるか等の指標を示す良いケースになることを目的としている。

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