『GLOCOM Review』 2000年3月号(第51号)

日米経済摩擦の変容: NTT接続料問題の政治分析

土屋 大洋、鈴木 淳弘
要約

NTT接続料問題に関する日米協議は、不思議な交渉である。というのは、これまでの日米経済摩擦のパターンには当てはまらないところがあるからだ。安価な日本製品による「略奪的な」米国市場進出(自動車摩擦等)による問題、あるいは、日本市場の閉鎖性による米国製品(半導体摩擦、フィルム問題等)の逸失利益をめぐるものという、2つの類型のどちらにもあてはまらないのではないだろうか。本稿では、この問題の多角的な分析を試みる。

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