光ファイバの伝送容量に関する「カオの法則」によれば、波長毎のデータ伝送速度を小さくし、代わりに多重数を上げたほうが有利であるという。これに従えば、次世代ネットワークの伝送容量はほぼ無制限といっていいくらいに確保されることになる。カナダの非営利会社CANARIEはそうしたほぼ無制限の伝送容量の時代が来ることを前提に、ユーザが共同で光ファイバを管理するという「コンドミニアム・ファイバ」の概念を打ち出し、新しいアプローチで次世代の光ネットワーク構築を目指している。CANARIEのイニシアチブは、国家レベルの研究教育用バックボーンであるCA*net 3や州レベル、コミュニティ・レベルのネットワークにも採用され、大きな成果を上げつつあり、カナダ・モデルというべき姿を提示している。