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地方自治体IT調達改革シンポジウム

主催:地方自治体IT調達協議会
日時:2005年2月7日(月) 午後6時30分〜午後8時30分
会場:国際大学 グローバル コミュニケーション センター(GLOCOM)

概要

 2000年ごろから安値入札を発端とし、政府や地方自治体によるIT調達改革の取組みが行われています。 中央政府では、EA(Enterprise Architecture)・CIO補佐官の仕組みなどが提案され、導入が始まっています。 地方自治体でも同様の問題に対し様々なアプローチで改革が進められています。

 地方自治体は中央政府の後追いや横並びではなく、それぞれが自発的に取り組みを進めており、目的も手法も様々です。 この問題の横断的な調査はこれまでなく、取り組みの面でも成果の面でも全貌が掴めないのが現状です。 この結果、自治体の担当者でさえ全体像が見えていない状況で、 自治体やベンダーなどの関係主体が確固たる今後の方向性を見いだせない場合が多く見られます。

 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は、 「地方自治体IT調達協議会(http://www.glocom.ac.jp/project/procurement/)」を組織し、 この問題について調査・研究活動を行っています。 同協議会は2004年6月の発足以来、地方自治体の情報システム開発に関する調達(IT調達)の改革を推進することを目的に、 現状を体系的に把握・整理するとともにIT調達改革への取り組みを評価するなど、 様々な観点から自主調査研究を行い、11月に中間報告をまとめました。

 協議会はこの度、協議会の組織を拡大し、一般から参加会員を募るとともに、より踏み込んだ内容の本調査を開始します。 この機会に本シンポジウムではこれまでの調査成果をご説明し、これから行われる本調査の内容についてご紹介します。 今後の自治体IT調達改革のあるべき方向性について、パネルディスカッションを行います。

プログラム
18:30 〜 18:35 開催概要
 地方自治体IT調達協議会 座長
    國領二郎 (慶應義塾大学環境情報学部 教授)
18:35 〜 19:20 調査報告 「地方自治体IT調達の現状」
 協議会事務局:
    石橋啓一郎 (国際大学GLOCOM 講師・主任研究員)
19:20 〜 20:30 パネルディスカッション 「IT調達改革の方向性」
 コーディネーター:
    國領二郎 (慶應義塾大学環境情報学部 教授)
 パネリスト:
    安達和夫 (電子商取引推進協議会<ECOM> 主席研究員)
    大和田崇 ((株)ストック・リサーチ 代表取締役)
    岸本周平 (国際大学GLOCOM 客員教授)
    前川 徹 ((株)富士通総研 経済研究所 主席研究員)
    丸田 一 (国際大学GLOCOM 教授・主幹研究員)
各種資料
問い合わせ

このシンポジウムに関するお問い合わせは下記までお願いします。

国際大学グローバルコミュニケーションセンター 地方自治体IT調達協議会 事務局
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F
担当:庄司昌彦(国際大学GLOCOM助手)
tel: 03-5411-6735
fax: 03-5412-7111
mail: shoji@glocom.ac.jp