2017.02.16

GLOCOM Monthly Topics ~February,2017

平素より大変お世話になっております。国際大学GLOCOMです。
厳しい寒さが続きますが、晴れた日の日差しには春の気配がかすかに感じられるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

「GLOCOM Monthly Topics」では、国際大学GLOCOMや所属研究員の主な活動や成果を、毎月、メール配信にてご紹介いたします。
気になるトピックがございましたら、是非ともお声がけください。

▼<今月のTopics> —————▼——————————–▼

◆Pick up
・【新刊】中西崇文研究員の新著『シンギュラリティは怖くない:ちょっと落ちついて人工知能について考えよう』(草思社)が本日発行されました
・【発行】「GLOCOM DISCUSSION PAPER」No.3 &「GLOCOM OPINION PAPER」No.10,11を発行しました
・【開催レポート公開】GLOCOM×Google「Innovation Nippon 2016シンポジウム」(2016年12月15日開催)
・【開催報告&成果発表】GLOCOM×川崎市共同研究「ゴミ拾いとマチのデザイン」ワークショップ(2017年1月28日開催)
・【お知らせ】『ネット炎上の研究』が紀伊国屋じんぶん大賞2017に選出されました&3時間集中セミナーのご案内

◆今後の開催イベントのご案内
・ワークシフト×ライフシフトセミナー「地域からのチャレンジ~新情報時代のイノベーション」
・【招待制】「世界からみた日本の教育情報化とそのブレイクスルー」
・【満員御礼】マイデータ活用に関する連続セミナーシリーズ第3回

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【新刊】中西崇文研究員の新著『シンギュラリティは怖くない:ちょっと落ちついて人工知能について考えよう』(草思社)が本日発行されました

本日(2月16日)、中西崇文研究員の新著『シンギュラリティは怖くない:ちょっと落ちついて人工知能について考えよう』が草思社より発行されました。
人工知能の本格的普及が目前の今、人間がどのように人工知能を受け入れるか、なぜ人間は人工知能を欲するのか、といった新たな視点から、歴史的事例や先駆的議論等を交え、人工知能が普通の人々にとってもありふれた「ツール」となるような新たな可能性を論じています。シンギュラリティとどのように向き合うか、人工知能と人間の役割分担やインターフェスをどうするかといった注目度の高い問題も指摘しつつ、未来へ向けた著者独自の展望が描かれています。

詳しくは http://www.glocom.ac.jp/news/2223 をご覧ください。

———————————————————————

【発行】「GLOCOM DISCUSSION PAPER」No.3 &「GLOCOM OPINION PAPER」No.10,11を発行しました

GLOCOMでは、DISCUSSION PAPERおよびOPINION PAPERを発行をしています。今、世に問うべき課題・発表すべきテーマについて取り上げ、GLOCOM研究員等が発信してまいります。

◆GLOCOM DISCUSSION PAPER
2017年最初のDISCUSSION PAPERでは、インターネットの普及・デジタル化の進む今日の状況で、理想の著作権制度をゼロから考えていくとどのようなものになるかを、田中辰雄研究員が考察しています。

・No.3「ぼくのかんがえたさいきょうのちょさくけんせいど~新しい方式主義の構想~」(PDF)
http://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2017/01/GLOCOMDISCUSSIONPAPER_No3_2017No.1.pdf

◆GLOCOM OPINION PAPER
No.10では、データマイニングを研究領域とする中西崇文研究員が、ビッグデータが自然科学のあり方やパラダイムに対して与え得るインパクトについて考察を行いました。
No.11では、インターネット環境の特性から広がったフリー(基本無料)戦略とプラットフォーム戦略の駆使によるビジネスの飛躍について山口真一研究員が論じています。

・No.10「ビッグデータは自然科学のあり方をも変える」
http://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2017/01/GLOCOM_OpinionPaperNo.10_17-001.pdf

・No.11「「フリー」と「プラットフォーム」でビジネスを飛躍せよ」
http://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2017/02/GLOCOM_OpinionPaperNo.11_17-002.pdf

※バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
「GLOCOM DISCUSSION PAPER」 http://www.glocom.ac.jp/news/2168
「GLOCOM OPINION PAPER」 http://www.glocom.ac.jp/news/2210

———————————————————————

【開催レポート公開】GLOCOM×Google「Innovation Nippon 2016シンポジウム」(2016年12月15日開催)

Innovation Nippon2016シンポジウム「情報の自由と活用を考える―政治・消費・対話のパラダイムシフト」の開催レポートを公開しました。
日本におけるICT活用のイノベーションを推進するInnovation Nipponプロジェクト( http://www.innovation-nippon.jp/ )では、今年度、さらに新たな角度から “情報の自由と活用促進”について掘り下げるべく、政治・経済・コミュニケーションなど多様な領域から本テーマをとらえ、次への展開を見据えた実践的研究に取り組みました。

集大成として開催した本シンポジウムの模様を、Sessionテーマ(「地方創生をITの力で促進する」、「人々の情報シェアがもたらす経済的インパクトと政策的検討」、「米国大統領選挙に見る「ITと選挙」のイノベーション」)ごとにダイジェストで報告していますので、ぜひご覧ください。

開催レポートURL: http://www.glocom.ac.jp/news/2212

———————————————————————

【開催報告&成果発表】GLOCOM×川崎市共同研究「ゴミ拾いとマチのデザイン」ワークショップ(2017年1月28日開催)

GLOCOMでは、庄司昌彦研究員を中心として、川崎市の環境総合研究所とともに、地域の環境コミュニケーション活性化に関する共同研究を進めてきました。
本年度の集大成として1月28日に開催した第3回ワークショップでは、これまで実際に街を練り歩いて実施してきたゴミ拾いからの考察や、改善策を反映させたその実験結果など、この1年の取り組み、成果を共有しました。
このワークショップの模様は、川崎経済新聞などにも取り上げられました。

詳しくは http://www.glocom.ac.jp/news/2263 をご覧ください。

———————————————————————

【お知らせ】『ネット炎上の研究』が紀伊国屋じんぶん大賞2017に選出されました&3時間集中セミナーのご案内

1月13日に紀伊國屋書店から発表された「紀伊國屋じんぶん大賞2017――読者と選ぶ人文書ベスト30」で、山口真一研究員・田中辰雄研究員の共著『ネット炎上の研究 :誰があおり、どう対処するのか』(勁草書房)が第23位にランクインしました。「紀伊國屋じんぶん大賞」は、紀伊國屋書店が読者とともに優れた人文書30作品を選定する賞です。ランキングは、一般読者からのアンケート回答を元に、出版社と紀伊國屋書店社員による推薦を加味して集計・選定されています。

http://www.glocom.ac.jp/news/2167

また、GLOCOMでは企業様向けのプログラムとして、本著者の山口研究員による3時間集中セミナー「高度情報化社会における企業リスク対策 ~炎上の実態と予防・対処法~」を提供しています。
本セミナーは、山口研究員による超集中講義とワークショップという構成で、受講者の方々が自分のこととして主体的に考え判断する素養を身に着けていただくプログラムです(国際大学GLOCOM独自の「炎上予防・対処マニュアル(サンプル)」付き)。

3時間集中セミナーの詳細は http://www.glocom.ac.jp/news/2225 をご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今後のイベント開催のご案内 ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ワークシフト×ライフシフトセミナー「地域からのチャレンジ~新情報時代のイノベーション」

日時 … 2017年3月5日(日)13:30~16:00(13:00受付開始)
会場 … 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

このたび、GLOCOM協力による兵庫県主催のセミナーを開催いたします。
いま、UIJターン先として注目を集めている兵庫から、県庁、神戸市、丹波市の行政担当者が参加し、地域創生の現場の様子と支援策をご紹介します。
また、前川徹所長の特別講演、庄司昌彦研究員が登壇するパネルディスカッションなどのプログラムも予定しています。
兵庫県のみならず、日本各地における地方創生時代のビジネスモデル、ワークシフトやライフシフト、Uターン・Iターン・Jターンにご関心をお持ちの方や、地方での起業にご興味をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしております。

詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/2268 をご覧ください。

———————————————————————

◇【招待制】「世界からみた日本の教育情報化とそのブレイクスルー」

日時 … 2017年3月6日(月)19:00~21:00
会場 … 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

GLOCOMでは、情報通信技術分野の最先端の課題や論点をとりあげた勉強会(全3回シリーズ)を開催しています。

来年度GLOCOMでは、この勉強会シリーズの発展型として、民産学官それぞれの幅広い専門分野、経験値、世代をまたがる皆様にご参集いただき議論を展開する「学術・政策プラットフォーム(仮称)」の発足を目指しています。
本勉強会シリーズを通じて、今後の議論の場の在り方に関するご意見・ご要望をお寄せいただくことも期待しています。

2月2日に開催した第1回勉強会では、土屋大洋GLOCOM上席客員研究員の講演「米国政権交代とサイバーセキュリティ政策」を皮切りに活発な議論を行いました。
3月6日開催の第2回では、豊福晋平研究員が、OECDによる「生徒の学習達成度調査」PISAの結果から我が国の教育情報化の課題を読み解き、そのブレイクスルーの方法について講演予定です。

招待制でのご案内となりますので、詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/2238 をご覧ください。

———————————————————————

◇【満員御礼】マイデータ活用に関する連続セミナーシリーズ第3回

3月1日開催の第3回「パーソナルデータの自己活用と経済的効果」は、好評につき定員に達したため、受付を締切らせていただきました。
1月25日開催の第1回、2月9日開催の第2回同様、今回も多数のお申し込みをいただき誠にありがとうございました。

資料および記録レポートにつきましては第1、2回ともにただいま準備中です。
いずれも資料・レポート公開の際にはメール配信にてご案内を差し上げます。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。
■********************************■********************************■
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田・安藤
〒106-0032
東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F
TEL:03-5411-6677 FAX:03-5412-7111
Email: g-pub[at]glocom.ac.jp
■********************************■*********************************■

  • totop