2017.05.19

GLOCOM Monthly Topics ~May,2017

平素より大変お世話になっております。国際大学GLOCOMです。
初夏の心地よい季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今月も「GLOCOM Monthly Topics」で、GLOCOMや所属研究員の主な活動や成果をお届けいたします。
ゴールデンウィークも過ぎた5月半ば、いよいよ様々なプロジェクトが本格的に動き始めています。
気になるトピックがございましたら、是非ともお声がけください。

▼<今月のTopics> —————▼——————————–▼

◆Pick up
・【出版】高木聡一郎研究員『ブロックチェーン・エコノミクス:分散と自動化による新しい経済のかたち 』が出版されました(翔泳社)
・【発行】「GLOCOM DISCUSSION PAPER」No.5を発行しました
・【記事公開】庄司昌彦研究員が参加した経済産業省オープンガバメントラボ座談会企画「実感できるオープンガバメントへ」の記事が公開されました。
・【テレビ出演】山口真一研究員が不寛容社会に関するコメントで「ノンストップ!」に出演しました
・【資料公開】「マイデータ活用に関する連続セミナー」第3回(3月1日開催)のダイジェストレポートおよび講演資料をGLOCOMウェブサイトに掲載しました
・【開催&資料公開】5/12開催「『情報法のリーガル・マインド』読書会~ドローンや自動運転車が起こした事故の責任ははたして誰がとるのか?~」の講演資料をGLOCOMウェブサイトに掲載しました
・【配信開始&受付中】GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ発行「ブロックチェーン定期レポート」を4月より配信開始&購読随時受け付け中です

◆今後の開催イベントのご案内
・【満員御礼】Mydata Japan 2017(GLOCOM共催、5月19日開催)
・【満員御礼】創造性とイノベーションを加速する「法のデザイン」(公開コロキウム、6月6日開催)

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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【出版】『ブロックチェーン・エコノミクス:分散と自動化による新しい経済のかたち 』が出版されました(翔泳社)

高木聡一郎研究員の新著『ブロックチェーン・エコノミクス:分散と自動化による新しい経済のかたち』が、2017年4月15日に翔泳社より発売されました。
ビットコインを実現する技術として誕生したブロックチェーンは、デジタル通貨だけでなく、様々な応用の可能性が期待されています。多様なプラットフォームサービスへの応用からIoT、中央銀行通貨まで、ブロックチェーンがもたらす影響を情報経済学の観点から展望し、その可能性と課題を論じています。また、本書ではブロックチェーンの技術と基本的な仕組みについても詳述しており、ブロックチェーンの基本構造からその仕組みや意義にわたって、わかりやすく解説しています。

オンデマンドプリント(ペーパーバック):122ページ
出版社:翔泳社
発売日:2017年4月15日
詳しくは http://www.glocom.ac.jp/news/2377 をご覧ください。

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【発行】「GLOCOM DISCUSSION PAPER」No.5を発行しました

GLOCOMでは、世に問うべき課題・発表すべきテーマについて、GLOCOM研究員等が独自の視点から発信する「DISCUSSION PAPER」を発行しています。

最新号のDISCUSSION PAPER No.5は、高木聡一郎研究員による英語論文です(和文要旨あり)。ブロックチェーンの技術的・機能的特徴を紹介するとともに、世界各国の中央銀行のデジタル通貨(CBDC)実装に関わる経済的・社会的な影響についてその可能性を示し、中央銀行デジタル通貨について議論する際の論点やポイントを網羅的に示しています。

・No.5「The Impact of Central Bank Digital Currency: From a Functional Perspective(中央銀行デジタル通貨のインパクト:機能的観点からの考察)」(PDF)
http://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2017/05/GLOCOMDISCUSSIONPAPER_No5_2017-No003e.pdf

本論文の和文要旨、および「GLOCOM DISCUSSION PAPER」のバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
http://www.glocom.ac.jp/news/2441

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【記事公開】庄司昌彦研究員が参加したオープンガバメントラボ座談会企画「実感できるオープンガバメントへ」の記事が公開されました

開かれた政府の実現を目指し、経済産業省ほか複数の団体・組織によって企画・運営される「オープンガバメントラボ」の活動に、GLOCOMは庄司昌彦研究員を中心としてさまざまな形で参加しています。
2016年12月に国会で成立した「官民データ活用推進基本法」によって、それまで「実験的な動き」ととらえられがちだったオープンデータ・オープンガバメントが新たな段階に入ってきています。オープンガバメントラボ企画による座談会「実感できるオープンガバメントへ」では、庄司研究員をはじめ、企業、NPO、政府、地方自治体等さまざまな立場からオープンガバメントに取り組む人々が参加し、それぞれの目線からオープンガバメントへの期待を語りました。

座談会記事は下記URLからご覧いただけます。
「実感できるオープンガバメントへ」 http://openlabs.go.jp/opengovernment2017/

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【テレビ出演】山口真一研究員が不寛容社会に関するコメントで「ノンストップ!」に出演しました

山口真一研究員が、5月11日放送の「ノンストップ!」(フジテレビほか全国17局ネット)の人気コーナー「あなたの知らないセケン」に出演し、特にネット上での批判拡散等の影響で社会が不寛容になったと言われる昨今の状況や今後の対処法について、具体的事例や身近な疑問などにそって、わかり易く解説・コメントしました。

・ノンストップ!「あなたの知らないセケン ネットで増加!不寛容社会の実態」(フジテレビ、5月11日)
【番組公式サイト】 http://www.fujitv.co.jp/nonstop/

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【資料公開】「マイデータ活用に関する連続セミナー」第3回(3月1日開催)のダイジェストレポートおよび講演資料をGLOCOMウェブサイトに掲載しました

今年1月から開催した「マイデータ活用に関する連続セミナー」は、各回とも会場が満席となる大盛況のうちに、3月開催の第3回をもって、全セミナーを終了しました。
この度、3月1日開催第3回セミナーのダイジェストレポートを公開いたしました。本ダイジェストレポートでは、講演やディスカッションの要旨をご紹介しております。残念ながら当日ご来場いただけなかったみなさまも、当日の議論の様子をどうぞご一読ください。

開催日時:2017年3月1日(木)16:00~18:00
テーマ:「パーソナルデータの自己活用と経済的効果」
登壇者:高口 鉄平(静岡大学学術院情報学領域 准教授)
花谷 昌弘(株式会社NTTデータイノベーション推進部オープンイノベーション事業創発室 部長)
実積 寿也(九州大学大学院経済学研究院 教授)【コメンテーター】
開催レポートURL: http://www.glocom.ac.jp/events/2280

※第1、2回のレポートおよび資料はこちらのページからご覧いただけます。
・第1回(1月25日開催) http://www.glocom.ac.jp/events/2104
・第2回(2月9日開催)http://www.glocom.ac.jp/events/2153

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◆【開催&資料公開】「『情報法のリーガル・マインド』読書会~ドローンや自動運転車が起こした事故の責任ははたして誰がとるのか?~」の講演資料をGLOCOMウェブサイトに掲載しました

日時:2017年5月12日(金)15:00~17:00
会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
講師:林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学教授/『情報法のリーガル・マインド』著者)
開催レポートURL: http://www.glocom.ac.jp/events/2359 (※ダイジェストレポートはございません)

今年2月に出版された『情報法のリーガル・マインド』の著者である林紘一郎教授を講師にお迎えし、本書読書会を開催しました。
講演では、情報法を考える前提として以下のような問題提起がなされました。
・法律において「所有」は重要な概念であるが、「情報」はその不確定性、非専有性(非排他性)、非移転性、流通の不可逆性などの理由から、「所有」の概念になじまない
・「情報」は「公正な利用」であれば自由に利用して良い。自由な流通が制限される情報については、「権利付与型」「秘密型」「禁止型」に分類できる
・「主体と客体」、「権利と義務」等の伝統的二分法を止揚すべきである
講演後の参加者とのディスカッションでは前川徹GLOCOM所長がモデレーターをつとめ、AIは責任を取れるのか、取れない場合はどこに責任が及ぶのか、AIは主体になりうるのか、情報はどのような場合に法の客体になり得るのか、など白熱した議論が行われました。

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【配信開始&受付中】GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ発行「ブロックチェーン定期レポート」を4月より配信開始&購読随時受け付け中です

「国際大学GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ(BERL)」では、4月より「ブロックチェーン定期レポート」の配信を開始しました。世界中で時々刻々と変化・発展しているブロックチェーンに関する最新のプラットフォーム技術や、金融に留まらない多分野での利用動向、各国の事例などを取り上げ、GLOCOM独自の視点からトレンドの方向性をまとめています。

定期レポートは、随時、ご購読のお申込みを受付けております(レポート配信は毎月25日頃)。
ご購読者様には特典もございます。
詳しくは https://blockchaineconomics.blog/ から定期レポートのご案内をご覧ください。

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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◇【満員御礼】Mydata Japan 2017(5月19日開催)

本日(5月19日)、秋葉原コンベンションホールにて開催の「MyData Japan 2017」は、好評につき定員に達したため、受付を締切らせていただきました。
多数のお申込みをいただき誠にありがとうございました。
本イベントの様子は、後日GLOCOMwebサイトにてご報告させていただきます。

詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/2349 をご覧ください。
※当初のご案内より情報が追加されています。

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◇【満員御礼】創造性とイノベーションを加速する「法のデザイン」(公開コロキウム、6月6日開催)

6月6日開催の公開コロキウム「創造性とイノベーションを加速する「法のデザイン」」は、好評につき定員に達したため、受付を締切らせていただきました。
多数のお申込みをいただき誠にありがとうございました。

詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/2447 をご覧ください。

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関東はここ数日のすっきりしないお天気から一転、穏やかな晴天となりました。
この週末は全国的に一気に気温も上がるようです。みなさま、熱中症対策にもお気を付けください。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田・安藤
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