日頃より大変お世話になっております。国際大学GLOCOMです。
2018年7月9日、国際大学GLOCOMは創立27周年を迎えました。
1991年の創立以来、大学院大学である国際大学の付属研究機関として、企業・団体等の皆様とともに、学術的研究と社会との実践活動を両輪とした調査研究活動を行ってまいりました。これからもより一層、社会に密着した実質的活動に励んでまいりますので、引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
今後は、GLOCOMの”今”をお届けすべく、「GLOCOM Monthly Topics」をはじめとした情報発信活動にもさらに力を入れていきたく思っております。こちらもどうぞご期待ください。
今月も研究成果や活動の一端をご紹介させていただきますので、気になるトピックがございましたらぜひともお声がけください。
▼<今月のTopics> —————▼——————————–▼
◆Pick up
【学会賞受賞】山口真一研究員が「情報通信学会論文賞」を受賞しました
◆そのほかの山口研究員の研究に関する掲載
・論文掲載『組織科学』(組織学会)
・取材協力(日本経済新聞/AERA dot./高校生新聞)
・記事掲載(現代ビジネス)
・コラム掲載(JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2018)
【発行】DISCUSSION PAPER No.10、OPINION PAPER No.21を発行しました
【テレワーク・デイズ】GLOCOMは「テレワーク・デイズ2018」に参加します & 庄司昌彦研究員がプレイベントに登壇しました
【開催報告】公開コロキウム「中国におけるプラットフォーム・イノベーション」(6月20日)、「加速する中国のイノベーション :デジタルエコノミーと台頭するテック都市(7月6日)を開催しました
◇《2018年度》ブロックチェーン定期レポートご購読のお申込みを受け付けています
◆今後の開催イベントのご案内
・公開コロキウム「Exploring Good Co-Working:コワーキング・スペースの価値をユーザー視点から考える」(7月25日開催)
・【満員御礼】公開コロキウム「平成30年版情報通信白書読書会」(8月6日開催)
・【招待制】GLOCOM六本木会議 第4回定例会(7月31日開催)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【学会賞受賞】山口真一研究員が「情報通信学会論文賞」を受賞しました
山口真一研究員の研究論文が、「情報通信学会論文賞」を受賞しました。同賞は年度内に情報通信学会の学会誌に掲載された中から特に優秀な論文に贈られるもので、山口研究員は昨年も同賞を共著論文で受賞しており、今年で2年連続の受賞となります。
情報通信学会第19回論文賞受賞
受賞論文:「コンテンツ産業におけるフリー型ビジネスモデルの有効性 ―音楽産業の実証分析―」(英語タイトル:” The Significance of a Free-Business Model in Creative Industries: An Empirical Study of the Music Industry in Japan ” )
受賞者:山口真一(国際大学GLOCOM 主任研究員/講師)
掲載誌:『情報通信学会誌』第35巻3号(124号)P.29-40(情報通信学会編、2017年)
ニュースページ http://www.glocom.ac.jp/news/3704
本論文では、音楽産業において一部または全部を無料で提供する戦略について売り上げに与える影響を定量分析した結果、無料ネット配信は音楽CDの売り上げを増加させている(弾力性0.19)ことや、長時間公開しないと効果がみられないことが明らかになりました。このことは、無料ネット配信は代替効果より補完効果が上回っていることを示しています。
◆そのほかの山口研究員の研究に関する掲載
・【論文掲載】「組織内外データ活用の促進方法―データ活用行動に影響を与える要素の実証研究―」(『組織科学』Vol.51 No.4(2018年))
・【取材協力】日本経済新聞「ネット精通、有名ブロガーの顔も 福岡の刺殺被害男性」(6月25日)
・【記事掲載】現代ビジネス「「低能先生」は止められない…「ネット殺人」の不都合な真実 「個人的恨み」が動機ではないからこそ」(7月6日)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56410
・【コラム掲載】JOGA オンラインゲーム市場調査レポート2018「総括」(7月10日)
https://www.f-ism.net/report/joga2018.html
・【取材協力】高校生新聞「ネット炎上、なぜ起こる?」(7月10日)
・【取材協力】AERA dot.「千鳥ノブ、ヒカキン、山田優らに「偽善」「売名行為」 西日本豪雨での“不謹慎狩り”に変化?」(7月13日)
https://dot.asahi.com/dot/2018071300051.html
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【発行】DISCUSSION PAPER No.10、OPINION PAPER No.21を発行しました
GLOCOMでは、DISCUSSION PAPERおよびOPINION PAPERを発行しています。今、世に問うべき課題・発表すべきテーマを取り上げ、GLOCOM研究員等が独自の視点で発信してまいります。
◆GLOCOM DISCUSSION PAPER
・No.10「企業内外データ活用の促進方法 ―データ活用行動に影響を与える要素の実証研究―」 山口真一(GLOCOM主任研究員/講師)
http://www.glocom.ac.jp/discussionpaper/dp10
企業内外のデータ活用について実証分析した結果、自社データ活用率は36%であるのに対し、他社データ活用率は19%に留まることが分かりました。さらに「経営者がデータ活用を学ぶ」「代表者を若い人とする」「企業規模を大きくする」などの要素が、データ活用促進戦略に有効であることが明らかになりました。
本稿は、組織科学に掲載された論文とほど同一の内容となりますが、広く企業人の方に読んでいただきたいテーマと考え、オープンアクセスのGLOCOM DISCUSSION PAPERとして発行しました。
◆GLOCOM OPINION PAPER
・No.21「超スマート社会に向かう技術進化の二大潮流」 砂田薫(GLOCOM主幹研究員)
http://www.glocom.ac.jp/opinionpaper/op21
日本政府は、現在の情報社会の次の段階として、仮想空間と現実空間の融合によって経済発展や課題解決に向かう「超スマート社会(ソサイエティ5.0)」を提唱しています。「超スマート社会」への変革を促す社会的技術とは何かという問いについて、「境界の融解」「全体最適と個別最適の同時進行」という不可逆的な技術進化があることを論じています。
※バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
「GLOCOM DISCUSSION PAPER」 http://www.glocom.ac.jp/discussionpaper
「GLOCOM OPINION PAPER」 http://www.glocom.ac.jp/opinionpaper
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【テレワーク・デイズ】GLOCOMは「テレワーク・デイズ2018」に参加します & 庄司昌彦研究員がプレイベントに登壇しました
総務省などが働き方改革の一環として推進する「テレワーク・デイズ」に、今年もGLOCOMは参加します。
昨年は2020年東京オリンピックの開会式が行われる7月24日のみの実施であった「テレワーク・デイ」が、今年は7月23日~27日の5日間のうち24日を含む複数の日でテレワークを実施する「テレワーク・デイズ」として、その実施が呼びかけられています。GLOCOMでは昨年7月24日の実施以後、テレワークの本格導入に向け、今年のテレワーク・デイズ期間中も複数日のテレワークにトライ予定です。
テレワーク・デイズ https://teleworkdays.jp/
また、テレワーク・デイズに先駆けて行われたプレイベントには、庄司昌彦研究員がパネルディスカッションのモデレーターとして登壇しました。その模様が日経xTECHに掲載されています(会員限定記事)。
企業の期待集める巨大テレワーク実験、問われるその後の実行力
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00706/
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【開催報告】公開コロキウム「中国におけるプラットフォーム・イノベーション」(6月20日)、「加速する中国のイノベーション :デジタルエコノミーと台頭するテック都市(7月6日)を開催しました
◆公開コロキウム「中国におけるプラットフォーム・イノベーション」
日時:2018年6月20日(水) 15:00~17:00
場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
http://www.glocom.ac.jp/events/3594
オンライン・プラットフォームが近年著しい成長を見せている中国では、バイドゥ、アリババ、テンセントなどの企業が、ビジネスモデルや技術の新規性という点でも注目すべき多彩なプラットフォーム・サービスを展開しています。中国発のオンライン・プラットフォーム・サービスの動向に精通する趙偉琳氏(富士通総研上級研究員)を講師に迎え、これらのサービスが生まれた背景や特徴、現代社会に与える影響、今後の展開を議論しました。
◆公開コロキウム「加速する中国のイノベーション :デジタルエコノミーと台頭するテック都市」
日時:2018年7月6日(金) 15:00~17:00
場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
http://www.glocom.ac.jp/events/3637
世界有数のイノベーション都市として発展目覚ましく、その存在感を高めている中国・深圳。深圳で生み出されるプロダクトやサービスの特徴、イノベーションを支える人材や働く人々のキャリアデザイン、世界経済において果たす役割など、深圳におけるイノベーションの背景・現在・今後の展望について、現地で在外研究を行った伊藤亜聖氏(東京大学社会科学研究所准教授)を講師に迎え、議論を行いました。
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◇《2018年度》ブロックチェーン定期レポートご購読のお申込みを受け付けています
高木聡一郎研究員が代表を務める「GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ」では、世界中のブロックチェーンの最新動向をGLOCOM視点でコンパクトにまとめ、有識者の意見等を付加した「定期レポート」を配信しています。配信は今年4月で2年目を迎え、次回の配信は7月25日頃を予定しています。
セミナーシリーズをはじめとする購読特典により、企業におけるブロックチェーンへの取り組みの課題解決も支援しています。
詳しくは https://blockchaineconomics.blog/ から定期レポートのご案内をご覧ください。
※定期レポート購読募集のご案内(PDF)
https://blockchaineconomics.files.wordpress.com/2018/03/2018e5b9b4e5baa6e5ae9ae69c9fe383ace3839de383bce38388e381aee38194e6a188e58685.pdf
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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆「Exploring Good Co-Working:コワーキング・スペースの価値をユーザー視点から考える」(7月25日開催)
日時:2018年7月25日(水)15:00~17:00
場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
働き方改革が謳われる中、仕事をする空間としてコワーキング・スペースが注目されてきています。コワーキングとその創造性について研究を行うトイボネン研究員による講演に加え、業界や分野の境界線を越えて「最高のコワーキング」とは何かを探るセッションを予定しています。
※講演は日本語で行います。
お申込み・詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/3779 をご覧ください。
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◆【満員御礼】「平成30年版情報通信白書読書会」(8月6日開催)
8月6日開催の公開コロキウム「平成30年版情報通信白書読書会」は、好評につき定員に達したため、申込みを締切らせていただきました。
多数のお申込みをいただき誠にありがとうございました。
・「平成30年版情報通信白書」(2018年8月6日)
http://www.glocom.ac.jp/events/3594
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◆【招待制】GLOCOM六本木会議 第4回定例会(7月31日開催)
日時:2018年7月31日(火)18:30~20:30
場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
※開催日時につきまして、当初「7月18日(水)」とご案内しておりましたが、主催者側の都合により上記の通り変更させていただきました。
詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/3713 をご覧ください。
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今月もGLOCOM Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました。
酷暑が続きますね。耐え難い暑さがまだしばらく続きそうですが、熱中症や夏バテなどなさいませんよう、皆様どうぞご自愛ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田・安藤
〒106-0032
東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F
TEL:03-5411-6677 FAX:03-5412-7111
Email: g-pub[at]glocom.ac.jp
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