2019.02.18

GLOCOM Monthly Topics ~February,2019

日頃より大変お世話になっております。国際大学GLOCOMです。
先週は東京も強い寒波に見舞われ、六本木でも粉雪がちらつくほど底冷えしました。
それでも最近は徐々に日も長くなり、春らしい陽気が増えていくのが待ち遠しいです。

今月も「GLOCOM Monthly Topics」で、研究成果や活動をご紹介させていただきます。
気になるトピックがございましたらぜひともお声がけください。

▼<今月のTopics> —————▼——————————–▼

◆Pick up
【5年連続ランクイン】TTCSP「世界有力シンクタンク評価報告書」Science & Technology部門において、GLOCOMは今年も世界第34位にランクインしました
【発行】OPINION PAPER No.25を発行しました
【提言発表・GLOCOM六本木会議】「教育情報化のブレイクスルー GLOCOM六本木会議 2018提言書」を公開&柴山昌彦 文部科学大臣に手交しました
【創造性研究ブログ】トイボネン研究員のブログの最新記事が公開されました
【Kindle版リリース】豊福晋平研究員監修『小学校の先生のための Why!?プログラミング 授業活用ガイド』(日経BP社)
【記事公開】ワークショップ「インターネットは社会を分断するのか」(10/11開催)のレポート記事がBiz/Zineに公開されました
【テレビ出演】山口真一研究員が「新・情報7daysニュースキャスター」に出演しました(1月26日、TBS)
【研究ワークショップ】2019年1月度プログラム「5G導入にむけた展望と課題、政策の方向性」を開催しました(1月25日)
 &プログラムご紹介・次回開催のご案内

◆今後の開催イベントのご案内
・「地域ICTサミット2019」シンポジウム(3月8日開催)
・【招待制】GLOCOM六本木会議 第6回定例会(3月4日開催)

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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【5年連続ランクイン】TTCSP「世界有力シンクタンク評価報告書」Science & Technology部門において、GLOCOMは今年も世界第34位にランクインしました

米・ペンシルバニア大学ローダー・インスティテュートのシンクタンクと市民団体プログラム(TTCSP: Think Tanks & Civil Societies Program)が毎年発表する『世界有力シンクタンク評価報告書』が、今年も1月29日付で公表されました。

今回発表された『2018年世界有力シンクタンク評価報告書』(2018 GGTTI: 2018 Global Go To Think Tank Index Report)において、GLOCOMは、研究分野別カテゴリー「Science & Technology部門」で世界の第34位と評価され、2014年から5年連続のランクインとなりました。

詳細は、 http://www.glocom.ac.jp/news/4178 をご覧ください。

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【発行】OPINION PAPER No.25を発行しました

◆GLOCOM OPINION PAPER No.25「人に寄り添う「働き方改革」を ―働き方改革はシステムの改革ではない―」山口真一研究員
http://www.glocom.ac.jp/opinionpaper/op25

現在推進されている「働き方改革」では、システム面ばかりが着目されがちですが、少子高齢化が進み、人生100年時代となった現代では、働く人々のモチベーションや自己実現などの上位欲求が充足するような改革をしなければ、企業が中長期的に持続・発展することは不可能です。本稿で、山口真一研究員は「人に寄り添う」経営が組織に求められていることを指摘し、注力すべきポイントとして、人事評価、人材活用方法、組織体制の変革の3点を挙げています。

※バックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。
「GLOCOM OPINION PAPER」 http://www.glocom.ac.jp/opinionpaper

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【提言発表・GLOCOM六本木会議】「教育情報化のブレイクスルー GLOCOM六本木会議 2018提言書」を公開&柴山昌彦 文部科学大臣に手交しました

ICT機器の利用は、児童・生徒の日常にも広く普及しており、学習場面においても学習者本人がICTを扱い、学びの効果を高める機会の確保が期待されています。しかし、日本の公教育の場では、ICT環境の整備・活用が遅れており、今後の影響が懸念されています。
このような現状を踏まえ、GLOCOM六本木会議・教育分科会では、2017年11月より、産官学からの多様な参画者とともに検討を進めてきました。このたび、世界的にも遅れが著しい日本の教育情報化にブレイクスルーをもたらすための5つの提言をとりまとめ、公開しました。

「教育情報化のブレイクスルー GLOCOM六本木会議 2018提言書」5つの提言(要旨)
1. 1人1台学習者用コンピュータ整備の実現を
2. 学校への確実な情報環境整備と有効活用
3. デジタル・コミュニケーションの抑制から活用へ
4. 教育分野のオープンデータ整備・活用の推進
5. デジタルによるひらかれた学校づくり

本提言書の詳細・全文は http://www.glocom.ac.jp/news/4149 でご覧いただけます。

1月23日付で公開した本提言書は、同日にGLOCOM六本木会議・教育分科会 主査の豊福晋平研究員が柴山昌彦文部科学大臣の事務所を訪問し、手交しました。当日は本活動を個人的に支援してくださっている和田成史氏(株式会社オービックビジネスコンサルタント代表取締役社長)も同席しました。

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【創造性研究ブログ】トイボネン研究員のブログ「「仕事」X 「ジッケン」- GLOBAL NOTES」の最新記事が公開されました

東京とロンドンの2拠点で活動するトゥーッカ・トイボネン研究員が、ワークスペースや凝り固まった仕事のやり方を変えるための「職場実験」の事例や方法をグローバルな視点で紹介し、職場の働き方改革のための「小さな実験」を応援するブログの最新記事が公開されました。

・クリエイティブ・チームは何時間でできるか(学術ブログ)(1月25日)
https://tuukkatoivonen.org/180104775321/2019/1/25

・「インスタ映えするオフィス」で満足か?ヒントはむしろ“江戸”にある(1月18日)
https://tuukkatoivonen.org/180104775321/2019/1/18

「仕事」X 「ジッケン」- GLOBAL NOTES(月2回程度更新予定)
https://tuukkatoivonen.org/180104775321

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【Kindle版リリース】豊福晋平研究員監修『小学校の先生のための Why!?プログラミング 授業活用ガイド』(日経BP社)

豊福晋平研究員が監修した書籍『小学校の先生のための Why!?プログラミング 授業活用ガイド』のKindle版が今月リリースされました。
単行本、Kindle版ともにAmazonからご購入いただけます。詳細は下記ページをご覧ください。

http://www.glocom.ac.jp/news/4065

『小学校の先生のための Why!?プログラミング 授業活用ガイド』
監修:阿部和広、豊福晋平、芳賀高洋
発行:日経BP社
定価:2,000円+税
ISBN:9784822254513

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【記事公開】ワークショップ「インターネットは社会を分断するのか」(10/11開催)のレポート記事がBiz/Zineに公開されました

山口真一研究員・田中辰雄研究員が登壇した10月11日開催のワークショップレポートがBiz/Zineに公開されました。
田中研究員の基調講演の様子と、それを受けて山口研究員、佐々木俊尚氏、徳力基彦氏が加わり、浜屋敏氏の司会で行われた、ネット上の言論と社会の分断についてのパネルディスカッションの様子が詳細にまとめられています。

「ネットは社会を息苦しくしているのか ──「分断と炎上」をめぐって」
https://bizzine.jp/article/detail/3300

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【テレビ出演】山口真一研究員が「新・情報7daysニュースキャスター」に出演しました(1月26日、TBS)

1月26日(土)に放送されたTBS「新・情報7daysニュースキャスター」に、山口真一研究員が出演しました。
特集コーナーで、ネット炎上のメカニズムや書き込んでいる人の特徴・動機、炎上との向き合い方について解説しました。

「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS、土曜22:00-23:24放送)
https://www.tbs.co.jp/Ncas/

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【研究ワークショップ】

●開催報告
2019年1月度プログラム「5G導入にむけた展望と課題、政策の方向性」(1月25日開催)
講演:中里 学(総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室長)

「5G特性を社会的価値に変えるために、連携型ビジネスモデルの早期確立を」

間もなく5Gの周波数割り当てが行われ、今秋には5Gのプレサービス、そして2020年春には商用サービスが始まろうとしています。
5Gを取り上げたシリーズ初回となる1月のワークショップでは、総務省の中里課長をお招きして、5Gの技術概要・特性の解説とともに、国際標準化の動きや世界各国で進む商用サービス化への動向、また総務省による5G利活用アイディアコンテストの結果等について紹介いただきました。後半は、5G導入がもたらす機会と脅威について両側面からディスカッションを行い、ポジティブなビジネスインパクトを得るためには、通信×他業界のパートナーシップと役割分担およびビジネスモデルの確立が共通課題となることを確認しました。

●プログラムご紹介――GLOCOM View of the World 研究ワークショップ
GLOCOMの研究ワークショップは、ネットワーク社会の先進・先端のテーマにあわせて、産官学の多様なバックグラウンドをもつ専門家と参加者が、ともに専門的思考を深めあう月1回開催の年間会員制のワークショップ・プログラムです。

研究ワークショップのご案内 http://www.glocom.ac.jp/vow/workshop_program
GLOCOM View of the Worldのご案内 http://www.glocom.ac.jp/project/vow/

●次回ワークショップ・テーマのご案内
◇「5Gがもたらすビジネスインパクト ~社会課題解決との両立にむけて~」
2019年2月21日(木)16:00-18:00
講演:中村 武宏(株式会社NTTドコモ 執行役員 5Gイノベーション推進室長)

※体験参加も受付中です。
プログラムの詳細・体験参加をご希望の方は、 info_pf[at]glocom.ac.jp までお問い合わせください。

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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆「地域ICTサミット2019」シンポジウム

日時:2019年3月8日(金)12:30~16:30
場所:東京ビックサイト レセプションホールA
主催:総務省、国際大学GLOCOM、日本経済新聞社
後援:一般財団法人全国地域情報化推進協会
参加費:無料(事前登録制)

今年は「ICT地域活性化大賞」決勝大会進出11団体によるプレゼンテーション、会場参加者・審査員による審査、表彰のほか、福野泰介氏(Jig.jp会長)による特別講演も行います。
プログラム詳細・お申込みは http://www.glocom.ac.jp/events/4186 をご覧ください。

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◆【招待制】GLOCOM六本木会議 第6回定例会(3月4日開催)

日時:2019年3月4日(月)18:30~20:30
場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

お申込み・詳細は http://www.glocom.ac.jp/events/4166 をご覧ください。

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3月の年度末に向け、GLOCOMも慌ただしさが徐々に増してきております。
この時期ご多忙の方も多いかと存じますが、GLOCOMの研究活動の様子はMonthly Topicsをはじめとしたメール、GLOCOMウェブサイト、Facebook、Twitter等で随時ご案内してまいりますので、ちょっとした気分転換にご一読いただけましたら幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田・安藤
〒106-0032
東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F
TEL:03-5411-6677 FAX:03-5412-7111
Email: g-pub[at]glocom.ac.jp
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