2022.12.23

GLOCOM Monthly Topics ~December 2022

国際大学GLOCOMです。

本年も皆様には大変お世話になりました。
2022年は#GLOCOM30th から派生した大規模なシンポジウムや研究会を、リアル会場とオンライン配信のハイブリッド形式で多く開催することができました。
コロナ禍3年目の今年はこれまでの感染症対策の徹底や経験の蓄積によって、GLOCOMの強みである議論の「場」を作る機会を増やせた一年でした。
来年も皆様からのより一層のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

今月のメールマガジンでもGLOCOMが取り組む活動や研究成果をご紹介してまいります。
気になるものがございましたらぜひご覧ください。

※GLOCOMの年末年始休業期間は、2022年12月26日(月)~2023年1月4日(水)です※

▼<今月のTopics>—–▼————————–▼

◆Pick up
【提言書公表】GLOCOM六本木会議「デジタル社会を駆動する『個人データ保護法制』に向けて」
【エントリー受付開始】第3回メディア芸術データベース活用コンテスト(文化庁主催/GLOCOM運営)
【開催報告】読書会:『ソシオテクニカル経営~人に優しいDXを目指して~』
【開催報告】GLOCOM研究ワークショップ2022 メタバースの多様性とポテンシャル#2
【動画公開】読書会:國領二郎『サイバー文明論~持ち寄り経済圏のガバナンス~』
【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#51、52
【メディア情報】
 ・山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果(東洋経済オンラインほか)
 ・青木志保子研究員のサーキュラーエコノミーに関する研究成果(朝日新聞デジタル)
 ・大川内直子研究員のアイデア資本主義に関する研究成果(日本テレビ、Newspicksほか)
 ・庄司昌彦研究員のデジタルガバメントに関する研究成果(朝日新聞)
 ・田中辰雄研究員のネット言論に関する研究成果(シノドス)

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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【提言書公表】GLOCOM六本木会議「デジタル社会を駆動する『個人データ保護法制』に向けて」

このたび、GLOCOM六本木会議は、個人データの保護と利活用に新しい道を拓き、よりよいデジタル社会をつくるための提言を公開しました。

◆提言書「デジタル社会を駆動する『個人データ保護法制』に向けて」
提言書のダウンロード・要旨などの詳細はこちらをご覧ください
https://roppongi-kaigi.org/topics/2746/

※2023年1月に、本提言書について解説を行うオンラインイベントも開催予定です。詳細は後日、GLOCOM六本木会議および国際大学GLOCOMのウェブサイトにて公表いたします。
※メディア関係者の皆さま:本件に関する取材をご希望される場合には、GLOCOM六本木会議 事務局(担当:小林・小島 app[at]glocom.ac.jp )までメールにてご連絡ください。

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【エントリー受付開始】第3回メディア芸術データベース活用コンテスト(文化庁主催/GLOCOM運営)

文化庁では12月19日(月)から2023年1月31日(火)まで、「第3回メディア芸術データベース活用コンテスト」へのエントリーを募集しています。第3回となる本コンテストのテーマは「メディア芸術で『繋ぐ』」です。
文化庁は、メディア芸術(マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアート)の振興を企図して、保存・活用の基盤となる「メディア芸術データベース(ベータ版)」( https://mediaarts-db.bunka.go.jp/ )を公開しています。
本コンテストは、このデータベースについて、広く皆さまから活用方法に関するアイディアなどを募集するものです。

今回のコンテストではこのデータベースについて3つの部門を設けて広く活用方法を募集しています。
・メディア芸術データベースを活用した新しいアイディアを考える「アイディア部門」
・メディア芸術データベースを活用した新たなビジュアライゼーション、アプリ、データセット、ウェブサイトを作成する「クリエイティブ部門」
・コンテスト事務局が配布するデータセットを分析しメディア芸術に関する新たなトレンドや隠れた知見を見つける「データセット分析部門」

ご応募いただいたエントリーは、厳正なる一次審査のうえ、ファイナリストを選出します。ファイナリストに選ばれた皆さまには、2023年2月12日(日)にオンラインで開催予定の最終審査イベントにてプレゼンテーションを行っていただき、最優秀事例・優秀事例を決定いたします。

メディア芸術自体に興味がある方はもちろん、オープンデータの活用から、新ビジネス創出を考えている方、メディア芸術を活用した教育問題、地域活性化、環境保全などの社会課題解決にチャレンジ・貢献したい方も含め、幅広い皆さまの御参加をお待ちしております。

●コンテスト詳細
公式ウェブサイト:第3回メディア芸術データベース活用コンテスト
https://www.mediaarts-db-contest.com/

PR TIMESプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000031709.html

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【開催報告】読書会:『ソシオテクニカル経営~人に優しいDXを目指して~』

開催日時:2022年11月30日(水)15:00~16:30
開催形式:Zoomウェビナーにてオンライン開催
講 師 :櫻井美穂子(GLOCOM 准教授・主幹研究員)
國領二郎(慶應義塾大学総合政策学部 教授/GLOCOM上席客員研究員)

本書のタイトルである“ソシオテクニカル経営”は、社会システムと技術システムの統合デザインによって人々の幸せや多様なニーズをサポートし、社会生活全般の質の向上を目指すという考え方です。デジタルトランスフォーメーション(DX)を、単なるITの効率化の道具としてではなく、大きな社会課題に根差した新しい企業課題の解決や、デジタル時代の価値創造手段として位置付ける際に必須となる概念です。当読書会では著者二人を講師として迎え、章ごとの要約スライドをもとに本書を輪読形式で読み進め、著者両名の視点からポイントを解説しました。

アーカイブ動画 https://youtu.be/JxSYtCZas1I
※開催レポートは後日公開予定です

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【開催報告】GLOCOM研究ワークショップ2022

メタバースの多様性とポテンシャル「#2リアルとバーチャルを融合する諸技術とサービス展開の方向性」
日 時 :2022年12月9日(金)15:00~16:30
開催形式:Zoomミーティング
講 演 :有馬 慶(凸版印刷株式会社環境デザイン事業部マーケティング戦略本部)
川本 大功(KDDI株式会社事業創造本部 LX戦略部 兼 Web3事業推進室)
企画・進行 :渡辺智暁(GLOCOM 主幹研究員/教授)/小林奈穂(GLOCOM 主任研究員)

「メタバース元年」とも称された2022年の締めくくりとして、GLOCOMでは全3回の研究ワークショップシリーズを開催しています。
第2回は凸版印刷の有馬氏とKDDIの川本氏に登壇いただきました。有馬氏からはクリエイターやアーティストと連携しメタバースの可能性を探る「GEMINI Laboratory」の取り組みについて、川本氏からは都市体験と連動した「バーチャル渋谷」の事例が紹介されました。
グループセッションでは、リアルとバーチャルの世界が連動する技術で新たに可能になることとその課題をテーマに、参加者同士が意見を交わしました。それを踏まえた全員でのセッションでは、「メタバース」の定義に誤解や混乱があることに触れたうえで、日本はリアルの街と連携したサービスを自治体公認で展開しているという点で、世界においても希少なユースケースを創出していることが再認識されました。一方で、世界的には独占する企業が出てきていること、標準化や法的整備、健康被害に関するケアなどさまざまな課題が共有されました。

・次回は、「#3 ゲーム研究者から見たメタバース」と題して2023年1月に開催予定です。

※本イベントは招待制となっており、参加対象の方にはメールにてご案内をお送りしております
研究ワークショッププログラムお問い合わせ: info_pf[at]glocom.ac.jp

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【動画公開】読書会:國領二郎『サイバー文明論~持ち寄り経済圏のガバナンス~』

・アーカイブ動画 https://youtu.be/dhSUyrkWw1c
※開催レポートを後日公開予定

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【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン

「#51 本気で挑戦!都城市がDXで目指すもの」
・アーカイブ動画 https://youtu.be/L_1zVDl9iEc

「#52 デジタル庁の活動報告から読み解く1年の成果」
・アーカイブ動画 https://youtu.be/LioeOBM6S9w

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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果

●寄稿
・朝日新聞「山口真一のメディア私評 中傷も萎縮も防ぐために大事なのは」(12月9日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQD77KSVQD6ULZU00G.html

・東洋経済オンライン「4人に3人は騙される「フェイクニュース」対策4つ 「自分は大丈夫と考える人ほど危険」調査結果も」(12月3日)
https://toyokeizai.net/articles/-/636510

・月刊広報会議2023年1月号「「隠ぺいできない」SNS時代の炎上対応」
・健康教室 2023年1月号「ネットの誹謗中傷問題の実態と向き合い方」
・治安フォーラム2022年12月号「「連載:偽情報・陰謀論の実態」第2回 社会を混乱させるフェイクニュースの実態」

●インタビュー連載
・日経xwoman ARIA インタビュー連載「ネット炎上の防災学」
第3回「フェイクニュースが日本でも拡散 真偽を見抜くには? 真実の6倍のスピードで広まるフェイクニュース。4人に3人が誤情報に気付けない」(12月20日)
https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/101300265/121300001/

・月刊高校教育 2023年1月号「巻頭インタビュー 学校が炎上する!?(上)」

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【メディア情報】青木志保子研究員のサーキュラーエコノミーに関する研究成果

・朝日新聞 SDGs ACTION!「ライフサイクルアセスメント(LCA)とは?企業経営に生かすヒント」(11月21日)
https://www.asahi.com/sdgs/article/14761028

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【メディア情報】大川内直子研究員のアイデア資本主義に関する研究成果

・日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。 大退職時代のお金と幸せ…社会実験!?前澤社長10億円配り結末」(11月29日)
https://www.ntv.co.jp/kazu/articles/31155ntds8mpyyiqri8m.html

・Newspicks「【深井×大川内直子】資本主義が食い潰した3つのフロンティア」(12月15日)
https://newspicks.com/news/7877149

・PIVOT youtubeチャンネル「日本を変えるイノベーションとは?」(11月25日)
https://www.youtube.com/watch?v=4Dp4EIbY7_c&t=1736s

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【メディア情報】庄司昌彦研究員のデジタルガバメントに関する研究成果

・朝日新聞「「正面から義務化の議論を」 マイナカード、ポイントで拭えぬ不信感」(12月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQDH5QS3QD8ULFA013.html

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【メディア情報】田中辰雄研究員のネット言論に関する研究成果

・シノドス「イーロン・マスク買収後のツイッターはどう変化したのか」(12月22日)
https://synodos.jp/opinion/society/28548/

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今月もGLOCOM Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました。
少し早いですが、皆さまどうぞ良いお年をお迎えください!

※GLOCOMの年末年始休業期間は、2022年12月26日(月)~2023年1月4日(水)です※

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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田

※GLOCOMでは所員の在宅勤務・時差勤務等を実施し、新型コロナウイルス感染症対策に努めています。
お問い合わせの際はお問い合わせフォーム、または各担当者のE-mailへご連絡ください。
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