認知症の人にやさしいまちづくりに関する研究


協働による認知症パターンランゲージ 『旅のことば — 認知症とともによりよく生きるためのヒント』の作成(2014/10/30)

旅のことば

国際大学GLOCOMは、「認知症の人にやさしいまちづくりに関する研究」の一環として、慶応義塾大学総合政策学部の井庭崇准教授(GLOCOM客員研究員)研究室、認知症フレンドリージャパンイニシアティブ等と協働でパターンランゲージ 『旅のことば — 認知症とともによりよく生きるためのヒント』を作成しました。

パターン・ランゲージとは、

「どのような状況で、どのような問題が生じ、それを解決するにはどうすればよいか」という「状況」「問題」「解決」をセットにして記述する知識記述・共有の方法
(井庭崇研究室)
というものです。まちづくりの分野から始まり、ソフトウェア開発等でも活用されてきたこの手法を井庭崇客員研究員は幅広い分野に応用しています。今回、この手法を「認知症をよりよく生きる」ために応用し、認知症の方やご家族、周囲で支えている専門家が実践している工夫を40の「ことば」にまとめました。

※追記:本書が丸善出版より出版されました。ぜひお買い求めください。(2015年5月)
旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント

2014-10-30