日頃より大変お世話になっております。国際大学GLOCOMです。
東京は、梅雨入りしたものの、昨日今日と梅雨とは思えない晴天が続いています。
晴れると過ごしやすいですが、寒暖の差も激しく、夏に向けてまだ暫くはころころと変わる天候が続きそうですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月の「GLOCOM Monthly Topics」には、5月開催のイベント・研究会のレポートやメディア発信が揃いました。
そのほかにも研究成果や活動をご紹介いたします。
気になるトピックがございましたらぜひともお声がけください。
▼<今月のTopics> —————▼——————————–▼
◆Pick up
【論文掲載】櫻井美穂子研究員の都市のレジリエンスと災害対応研究に関する共著論文(英語)2本が掲載されました
【連載】櫻井美穂子研究員のレジリエントに関する連載第5・6回の記事が公開されました(リスク対策.com)
【レポート掲載】「災害時コミュニケーションを促進するICT利活用に関する首長研究会」キックオフ・ミーティングのレポートが掲載されました(日経BP総研)
【メディア情報】山口真一研究員のネット炎上・ネット言論研究が取り上げられました(朝日新聞、現代ビジネス、中京テレビ)
【記事掲載】MyData Japan 2019のレポート記事が掲載されました(日経BPコンサルティング)
【インタビュー掲載】庄司昌彦研究員のインタビューが掲載されました(事業構想)
【研究ワークショップ】2019年5月度プログラム「『自己紹介2.0』著者に聞く~ 共創・越境にむけた相手との信頼構築のあり方とは」(5月22日開催)&プログラムご紹介・次回開催のご案内
◆今後の開催イベントのご案内
・【招待制】GLOCOM六本木会議 第8回定例会(本日6月17日開催)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【論文掲載】櫻井美穂子研究員の都市のレジリエンスと災害対応研究に関する共著論文(英語)2本が掲載されました
櫻井美穂子研究員の英語論文(共著)が、論文誌Sustainable Cities and SocietyとProgress in Disaster Scienceに掲載されました。
Sustainable Cities and Societyは、持続可能な社会とレジリエントな都市に関する学際的な研究をまとめた本分野における代表的論文誌のひとつです。
Progress in Disaster Science は、分野縦割りになりがちな災害研究を分野横断的に分析し、さらには災害研究の底上げを目指して、今年新たに刊行された論文誌です。
いずれの論文もすでにPDFがウェブで公開されており、各論文誌とも7月発行予定です。
“Towards a resilience management guideline – Cities as a starting point for societal resilience,” Sustainable Cities and Society, vol.48(共著)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S221067071831480X
“Information technologies and disaster management – Benefits and issues -,” Progress in Disaster Science, vol.2(共著)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590061719300122
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【連載】櫻井美穂子研究員のレジリエントに関する連載第5・6回の記事が公開されました(リスク対策.com)
櫻井美穂子研究員の連載「レジリエントな社会って何?」では、災害対応にシステム的な考え方を導入するための枠組みとして「資本(キャピタル)概念」を提案しています。
第5回では、東日本大震災で被災した福島県浪江町の対応を例に、日常業務の中で培われる知識やシステムへの「慣れ」こそが災害時の力になると述べています。
第6回では、第1~5回の内容を振り返り、これからの災害対応においては、個人の経験や感覚に基づいた状況判断によって行う最善の対応=「創造的対応」をサポートする環境が必要であると述べ、その環境整備のためのポイント解説や、ルール策定等の提案を行っています。
連載「レジリエントな社会って何?」(全文閲覧にはリスク対策.comへの無料会員登録が必要です)
第5回 BCPに不可欠な「ドメインナレッジ」 普段使いしていないシステムは災害時に使えない
https://www.risktaisaku.com/articles/-/17548
第6回 「創造的対応」が災害対応のカギを握る 一つとして同じ現場(状況)はない
https://www.risktaisaku.com/articles/-/17653
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【レポート掲載】「災害時コミュニケーションを促進するICT利活用に関する首長研究会」キックオフ・ミーティングのレポートが掲載されました(日経BP総研)
櫻井美穂子研究員が代表を務める「災害時コミュニケーションを促進するICT利活用に関する首長研究会」キックオフ・ミーティング(5月16日開催)の模様が「新・公民連携最前線」(日経BP総研)に掲載されました。
國領二郎教授(慶應義塾大学)をモデレータに、兵庫県西宮市の石井登志郎市長、防災科学技術研究所総合防災情報センターの臼田裕一郎センター長、櫻井美穂子GLOCOM研究員で議論したパネルディスカッションの内容もまとめられています。
地域の防災・減災に向け、情報伝達の課題や教訓を自治体間で共有
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/060400195/
GLOCOM レジリエントシティ研究ラボ 「災害時コミュニケーションを促進するICT利活用に関する首長研究会」のご案内はこちら
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【メディア情報】山口真一研究員のネット炎上・ネット言論研究が取り上げられました
今月も山口真一研究員のネット炎上・ネット言論研究の成果が、論文掲載、コメント、引用など多くのメディアで取り上げられました。
・論文掲載「ネットの個人データ収集、中高年と若者の「驚くべき意識格差」」(現代ビジネス、5月16日)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64537
・研究成果引用「(論壇時評)超監視社会 承認を求め、見つける「敵」 ジャーナリスト・津田大介」(朝日新聞、5月30日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14035196.html
・コメント掲載「未成年を追い詰めるネット炎上 教員の体罰動画が一転」(朝日新聞、6月5日)
https://www.asahi.com/articles/ASM6452W4M64UTIL029.html
・テレビ出演「”軽い気持ち”がテロ扱い 逮捕される事態も」(キャッチ!、中京テレビ、5月31日)
バイトテロに関連した炎上の実態や、我々が気を付けるべき点・対応などについてコメントしました。
【番組ウェブサイト】キャッチ! https://www.ctv.co.jp/catch/
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【記事掲載】MyData Japan 2019のレポート記事が掲載されました(日経BPコンサルティング)
庄司昌彦研究員らが登壇したMyData Japan 2019(5月15日開催)のレポートが、日経BPコンサルティングに掲載されました。
「私にとってオープンであるべき」とするマイデータについての見解や、ドラえもんを例とした情報銀行のビジネスの可能性などを述べた、庄司研究員の講演内容が詳細に取り上げられています。
「経済性だけではない。倫理性の確立を、データ活用の前提に ―― MyData Japan 2019」(日経BPコンサルティング)
https://consult.nikkeibp.co.jp/ccl/atcl/20190531_1/
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【インタビュー掲載】庄司昌彦研究員のインタビューが掲載されました(事業構想)
庄司昌彦研究員のインタビューが『事業構想』2019年7月号に掲載されました。
デジタル・ガバメントの推進には「官民の連携部分」のデジタル化が鍵を握ること、またデジタル化の推進に向けて「仕事の仕方を変えられるか」というマネジメントの問題が大きいことなどを指摘しています。そして、それらの課題を克服した先に生まれる新たな事業チャンスなどについて、電子政府やオープンデータに関する豊富な研究実績をもとに語っています。
「電子政府がもたらす新市場 官民連携・オープンデータの事業チャンス」(『事業構想』2019年7月号、ウェブ版は要有料会員登録)
https://www.projectdesign.jp/201907/digital-goverment/006542.php
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【研究ワークショップ】
●開催報告
2019年5月度プログラム「『自己紹介2.0』著者に聞く~ 共創・越境にむけた相手との信頼構築のあり方とは」(5月22日開催)
講演:横石 崇(&Co.,Ltd.代表取締役 / Tokyo Work Design Weekオーガナイザー)
オープンイノベーションとも呼ばれる越境型のコラボレーションを実現するためには、まず私たちが自らの存在意義=パーパスを起点に外の組織や他者とつながり、共通のビジョンを描いていくスキルが求められます。そこで、本セッションでは、こうしたスキルの起点となる「相手との信頼構築」にむけた「自己紹介のアップデート法」について、話題の書籍『自己紹介2.0』の著者である横石崇さんよりお話をいただきました。後半は、グループでの対話を行いながら、参加者の皆様ご自身のパーパスの再認識から自己紹介をアップデートしていくワークが行われ、それぞれが新たな自己を発見しあい、共有する楽しさを実感し、笑顔に包まれるワークショップとなりました。
●次回ワークショップと春期テーマのご案内
2019 Spring:デジタル時代の組織マネジメントを考える
分散型の組織と社会における新たなイノベーションプロセス-創造性-を問い直す
GLOCOM機関誌『智場』最新号#122では、デジタル社会において創造性を発揮し、イノベーションを促すための個人と組織の関係性を取り上げました。2019年4-6月のワークショップは、本誌連動企画としたテーマで行います。
◇「デフレーミング概念から考える組織と個人の新たな戦略」
2019年6月21日(金)16:00-18:00
講演:高木聡一郎(東京大学大学院情報学環准教授/GLOCOM 主幹研究員)
※研究ワークショップは体験参加も受付中です。
プログラムの詳細・体験参加をご希望の方は、 info_pf[at]glocom.ac.jp までお問い合わせください。
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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆【招待制】GLOCOM六本木会議 第8回定例会(本日6月17日開催)
日時:2019年6月17日(月)18:30~20:30
会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
招待対象者の方には、ご案内のメールをお送りしております。
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今月もMonthly Topicsをご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田・安藤
〒106-0032
東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F
TEL:03-5411-6677 FAX:03-5412-7111
Email: g-pub[at]glocom.ac.jp
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(2019年6月17日配信)
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