2022.01.27

GLOCOM Monthly Topics ~January 2022

国際大学GLOCOMです。
2022年もMonthly TopicsでGLOCOMの活動や研究成果をご紹介いたしますので、どうぞよろしくお願いします。
気になるトピックがございましたらぜひお声がけください。

▼<今月のTopics>—–▼————————–▼

◆Pick up
【発行】機関誌『智場』#124特集号「2030年代のデジタル学習論 教育DXの構想と実践」
【報告書公開】ワクチン疑義言説に関する調査研究
【エントリー受付中】第2回メディア芸術データベース活用コンテスト
【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#30&#31&#32
【開催報告】GLOCOM研究ワークショップ2021 Autumn #3
【メディア情報】
 ・山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果(朝日新聞、NHK等)
 ・櫻井美穂子研究員の災害対応研究に関する成果(Edtechzine)
 ・大川内直子研究員の著書『アイデア資本主義』に関する成果(WIRED、日経FinTech等)
 ・庄司昌彦研究員の自治体デジタル化に関する研究成果(NHK等)

◆今後の開催イベントのご案内
・【招待制】GLOCOM六本木会議オンライン#34&35,#36
・ウェビナー「DX推進のための組織づくり、人づくり、環境づくり〜自治体DXヒアリング調査から〜」

◆編集後記(広報担当)

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【発行】機関誌『智場』#124特集号
「2030年代のデジタル学習論 教育DXの構想と実践」

責任編集・豊福晋平研究員

1月31日にGLOCOMの機関誌『智場』最新号#124を発行いたします。
『智場』は、情報社会の最新動向や研究成果を広くお知らせするためにGLOCOMが発行している機関誌です。

#124特集号では、豊福研究員より教育DXの解釈を述べた上で、第1部では教育の構造的変革に向けた各分野の動向を明らかにし、第2部では日本各地の学校・自治体などでの取り組みを紹介しています。

現在、Amazonにて予約注文を受け付けています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4904305183/

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【報告書公開】ワクチン疑義言説に関する調査研究

本プロジェクトは、GLOCOMがグーグル合同会社から受託した調査研究です。
新型コロナウイルス・ワクチン関連の疑義言説について調査を行い、主に以下の点について実態を明らかにしました。
 ・ワクチン疑義言説の分類、及び、各分類におけるプラットフォーム事業者、メディア、一般市民に求められる対処策。
 ・国内におけるワクチン関連ツイート数の推移と、時系列で何が話題になったか。
 ・Twitter上における疑義言説の割合推移。
 ・ファクトチェックの効果。

これらの分析結果から、次の3つの政策的含意を導いています。
 1.迅速にワクチンファクトチェックを進めることが接種率増加に寄与する
 2.大臣等、国の責任ある人や著名人による積極的な発信を行う
 3.一元的に情報・エビデンスをまとめる

●成果物
・最終報告書「新型コロナウイルス・ワクチン関連の疑義言説に関する調査研究報告書」(PDF)
http://www.innovation-nippon.jp/reports/2021vaccine_report.pdf

・ワクチンデマ対策シンポジウム(セーファーインターネット協会) ※山口研究員の講演(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=kozAFtWJxZE&t=1625s

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【エントリー受付中】第2回メディア芸術データベース活用コンテスト(文化庁主催/GLOCOM運営)

文化庁では1月31日(月)まで、「第2回メディア芸術データベース活用コンテスト」へのエントリーを受付中です。
今回のコンテストでは文化庁が公開しているデータベースについて3つの観点から、3つの部門を設けて広く活用方法を募集しています。
・「新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディア」(アイディアチャレンジ部門)
・「多くの人々のニーズを満たし活用されるデータ」(データバリュー部門)
・「人々に新たな気付きを与える面白いビジュアライゼーション」(ビジュアルクリエイション部門)

ご応募いただいたエントリーは、厳正なる一次審査のうえ、ファイナリストを選出します。
ファイナリストに選ばれた皆さまには、令和4年2月13(日)に開催予定の最終審査イベントにてプレゼンテーションを行っていただき、最優秀事例・優秀事例を決定します。

メディア芸術自体に興味がある方はもちろん、オープンデータの活用から、新ビジネス創出を考えている方、メディア芸術を活用した教育問題、地域活性化、環境保全などの社会課題解決にチャレンジ・貢献したい方も含め、幅広い皆さまの御参加をお待ちしております。

●コンテスト詳細
公式ウェブサイト:第2回メディア芸術データベース活用コンテスト
https://mediaarts-db-contest.com

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【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#30&#31&#32

「#30 デジタルガバメントシリーズ 韓国第1回」
開催日時:2021年11月25日(木)
アーカイブ動画 https://roppongi-kaigi.org/topics/2620/

「#31 デジタルガバメントシリーズ 韓国第2回」
開催日時:2021年12月2日(木)
アーカイブ動画 https://roppongi-kaigi.org/topics/2621/

「#32 デジタル社会におけるアルゴリズム/アーキテクチャと法」
開催日時:2021年12月17日(金)
アーカイブ動画 https://roppongi-kaigi.org/topics/2624/

※#33のセッションのアーカイブ動画公開はございませんのでご了承ください。

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【開催報告】GLOCOM研究ワークショップ2021 Autumn個のエンパワーメントと組織イノベーション

・2021 Autumnプログラム「#3「デジタルツインから実現する持続的な社会 – その技術を支える組織カルチャーとは」
日 時 :2021年12月23日(木) 16:00~17:30
開催形式:Zoomミーティング
講 師 : 沼倉正吾(Symmetry Dimensions Inc. Founder / CEO)
企画・進行:小林奈穂(GLOCOM 主任研究員)

Symmetry Dimensions Inc.が提供するデジタルツインプラットフォームは、現実世界の静的・動的な事象をデジタルデータに変換し、仮想空間上で不具合や故障などを忠実にシミュレーションすることが可能です。まだ形になっていないものを視覚化、体験化できるこの技術は、参加型のまちづくりにおける議論と合意形成の材料にもなるといいます。
また、2014年の創業時から現在に至るまでに、保有技術を軸に、ピボット形式で事業領域をエンタメ分野から建築分野、そしてデジタルツインと転換してきた同社の背景には、「最初から完璧なものはないのだから、失敗を恐れず、前のめりでチャレンジしていくカルチャーがある」ということが共有されました。

・次回の開催(本日開催。開催報告は次号に掲載いたします)
日 時 :2022年1月27日(木)
開催形式:Zoomミーティング
講 師 : 長崎幹広(ストレイムアートアンドカルチャー株式会社 代表取締役)
企画・進行:小林奈穂(GLOCOM 主任研究員)

※本イベントは招待制となっており、参加対象の方にはメールにてご案内をお送りしております
研究ワークショッププログラムお問い合わせ: info_pf[at]glocom.ac.jp

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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果

●メディア掲載
・読売新聞「ゆがんだ正義感が暴走・後絶たない「加害者」デマ…SNS「特定班」名乗り犯人捜し」(1月26日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220126-OYT1T50150/

・朝日新聞「ツイッター、「見たくない自由」強化 期待の英語版の「あの機能」は」(1月15日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1G3F85Q1FULEI006.html

・毎日新聞「口座開設の顔認証を突破 ディープフェイクの脅威」(1月4日)
https://mainichi.jp/articles/20220103/k00/00m/300/220000c

・Japan Times「How Twitter moderates content in Japan」(有料記事)
https://www.japantimes.co.jp/news/2021/12/20/business/tech/twitter-japan-content-moderation/

・寄稿:東京くらしねっと「身近にあるフェイクニュース、誰もがだまされる!?」(東京都消費生活総合センター、12月24日)

●メディア出演
・NHK「ニュースシブ5時 「尿素水」品薄 運送業者から物流への影響を懸念する声」(12月22日)
・Abema TV「Abema Times すしざんまい社長”海賊退治”の誤認記事…出版不況の新ビジネスモデル背景に?」(12月27日)

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【メディア情報】櫻井美穂子研究員の災害対応研究に関する成果

・EdTechZine「アクティブラーニングを取り入れた防災教育――室蘭市がワークショップを開催」
https://edtechzine.jp/article/detail/6970

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【メディア情報】大川内直子研究員の著書『アイデア資本主義』に関する成果

・インタビュー掲載:WIRED Vol.43「投資はアイデアという最後のフロンティアへ:大川内直子──「THE WORLD IN 2022」 IDEA CAPITALISM」
https://wired.jp/2021/12/17/vol43-the-world-in-2022-naoko-okawachi-idea-capitalism/

・コラム掲載:日経FinTech「「アイデア」が資本主義の主人公に 対応迫られる金融機関 「行内フィールドワーク」が有効 」
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nft/21/040100005/122200010/

・著書の要約掲載:flier「アイデア資本主義 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア」
https://www.flierinc.com/summary/2865

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【メディア情報】庄司昌彦研究員の自治体デジタル化に関する研究成果

・コメント出演:NHK NEWS おはよう日本「あなたの“デジタル革命は?」(12月15日)
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/episode/te/GZMQ23GRWK/

・掲載:奈良新聞「デジタルで地域の課題解決へ – 奈良市などオープンガバメント推進協シンポ」(1月18日)
https://www.nara-np.co.jp/news/20220118220210.html

・寄稿:「「生と死」「公と私」とパーソナルデータ」(『行政&情報システム』2021年12月号)
https://www.iais.or.jp/articles/articlesa/20211216/202112_11/

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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆【招待制】GLOCOM六本木会議オンライン#34&35

六本木会議オンライン #34 & 35 「デジタルガバメントシリーズ」デンマーク(全2回)
第1回:2022年1月21日(金)(開催終了)
第2回:2022年1月28日(金)18:00~19:00
開催形式 :Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
 安岡美佳(GLOCOM客員研究員/ロスキレ大学サステナブルデジタリゼーション准教授/北欧研究所代表)
 前川徹(GLOCOM 主幹研究員/東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授)

お申込み・詳細 https://roppongi-kaigi.org/event/2626/
※全2回の参加申込をまとめて受付いたします

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◆【招待制】GLOCOM六本木会議オンライン#36

六本木会議オンライン#36「デジタル社会の実現に向けて」
日時:2022年2月3日(木)18:00~19:00
開催形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
 大澤健(デジタル庁戦略・組織グループ参事官)
 前川徹(GLOCOM 主幹研究員/東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授)

お申込み・詳細 https://roppongi-kaigi.org/event/2627/

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ウェビナー「DX推進のための組織づくり、人づくり、環境づくり〜自治体DXヒアリング調査から〜」

日 時 :2022年2月15日(火)18:00~19:30
開催形式:オンライン(Zoomウェビナーにて開催)
登壇者(敬称略):
 中山秀之(つくば市政策イノベーション部スマートシティ戦略室室長)
 家中賢作(つくば市政策イノベーション部情報政策課 企画推進係長(兼)スマートシティ戦略室 主任主査 (兼)統計・データ利活用推進室 主任主査)
 谷内田修(前橋市未来創造部未来政策課長)
 増田拓也(株式会社セールスフォース・ドットコム)
 櫻井美穂子(GLOCOM主任研究員/准教授)
参加費:無料(事前申込制)

お申込み・詳細 https://www.glocom.ac.jp/events/information/7572

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■*******編集後記*******■***********************■

今月もGLOCOM Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました。

GLOCOMは今年もさまざまな研究会イベントを企画・開催してまいります。
東京都を含めて全国的に「まん延防止等重点措置」の適用が拡がっている中ですが、この”第6波”を乗り越え、
長らく画面越しでしかお会いできていなかった皆様と一堂に会し、お目にかかれる機会が実現することを願っています。

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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田

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