2022-02-15

  • 終了

DX推進のための組織づくり、人づくり、環境づくり〜自治体DXヒアリング調査から〜

開催概要

日 時 :2022年2月15日(火)18:00~19:30
開催形式:オンライン(Zoomウェビナーにて開催)
登壇者 :
 中山秀之氏(つくば市政策イノベーション部スマートシティ戦略室室長)
 家中賢作氏(つくば市政策イノベーション部情報政策課 企画推進係長
      (兼)スマートシティ戦略室 主任主査 (兼)統計・データ利活用推進室 主任主査)
 谷内田修氏(前橋市未来創造部未来政策課長)
 増田拓也氏(株式会社セールスフォース・ドットコム)
 櫻井美穂子(国際大学GLOCOM主任研究員/准教授)
参加費:無料(事前申込制)

概要

2021年2月に国際大学GLOCOMと(株)サイバーエージェントが共同で実施したデジタルガバメントに関する住民ニーズ調査では、住民が求めるデジタル行政サービスへのニーズや情報ニーズについて、パーソナライズや個人情報の活用、マイナンバーカードの利用意向など、様々な観点から分析した。その結果を踏まえ、サービス提供側である基礎自治体の担当者を対象としたヒアリング調査(自治体DX調査)を2021年10月から実施した。本調査は、(株)セールスフォース・ドットコムとの共同調査である。

この調査では、自治体が住民ニーズに沿ったデジタル化を推進するために必要な能力や組織の在り方を明らかにすることを目的とした。スマートシティやDXを推進する①人:自治体職員に求められる“能力”の深堀、②組織:組織文化、モチベーション、意思決定プロセス、予算ルール、対話・挑戦・学びを後押しする職場環境などの理解、③ICT環境:職場外でのICT環境、共創のためのコミュニケーションツール、インターネット接続状況など――の3点について、16自治体の計31名(CIO、CIO補佐、スマートシティ・DX・IT推進などの担当職員)にヒアリングした。

本ウェビナーでは、調査に協力いただいたつくば市と前橋市の担当者をお招きして、両市の印象的な取組みのストーリーとともに調査結果をご紹介する。さらに、デジタルガバメントの今後について、理想のDXの形や、現状どこまでできているのか、どのような取組みが必要なのかを議論する。

登壇者プロフィール

中山秀之
つくば市政策イノベーション部スマートシティ戦略室室長
1999年つくば市入庁、保健福祉部高齢福祉課、2004年総務部法務室、2011年企画部科学技術振興課、2021年から政策イノベーション部スマートシティ戦略室室長となり、スマートシティ、スーパーシティを担当している。
 

家中賢作
つくば市 政策イノベーション部情報政策課 企画推進係長 (兼)スマートシティ戦略室 主任主査 (兼)統計・データ利活用推進室 主任主査
2009年つくば市に入庁。保健福祉部障害福祉課、一般財団法人地方自治研究機構(総務省外郭団体)出向、総務部総務課でマイナンバー制度を担当し、2016年から現職。現在は、デジタル・ガバメントの推進、庁内データ利活用の推進、オープンデータの推進などを担当し、2019年10月からスマートシティ戦略室を、2021年から統計・データ利活用推進室を兼務。総務省地域情報化アドバイザー。

谷内田 修
前橋市未来創造部未来政策課長
1989年早稲田大学商学部卒。1989年前橋市役所入職。市民課で「戸籍システム化」「住基ネットワーク」、道路建設課で「まちづくり交付金事業」、観光課で「赤城山ヒルクライム実施プロデュース」等の対応後、2012年に秘書課政策担当副参事として政策全般、2015年に政策推進課長として「総合戦略」「民間共創(前橋ビジョン、太陽の鐘)」「前橋〇〇特区」等を所管後、2017年より未来の芽創造課長(2021年4月より未来政策課長)として、ふるさと納税の「タイガーマスクプロジェクト」「きふと。」、未来型政策の「官民ビックデータ活用によるEBPM」「人材育成定着めぶくプラットホーム」「SIB事業」、そして「スマートシティ」「スーパーシティ」を所管。2000年日本計画学会計画賞、2017年ふるさとチョイスアワード大賞、2020年ICT地域活性化大賞奨励賞等々。

増田拓也
株式会社セールスフォース・ドットコム
2017年株式会社セールスフォース・ドットコムに入社。2020年より一般社団法人世界経済フォーラム 第四次産業革命日本センター(C4IR Japan)へスマートシティプロジェクト フェローとして派遣。 C4IR Japanが事務局を務める都市ネットワークG20 Global Smart Cities Alliance (GSCA)の活動を通じて国内外のメンバーとの協働のもと、スマートシティに係るポリシーの策定や普及および国内自治体のスマートシティ推進支援に従事。

櫻井美穂子
国際大学GLOCOM主任研究員・准教授
ノルウェーにあるアグデル大学の情報システム学科准教授を経て2018年より現職。専門は経営情報システム学。特に基礎自治体および地域コミュニティにおけるデジタル活用について、レジリエンスをキーワードとして、情報システムの観点から研究を行っている。
著書に『世界のSDGs 都市戦略:デジタル活用による価値創造』(学芸出版社、2021年)、『自治体ICTネットワーキング』(慶應義塾大学出版会、2012年)など。

お申込み

STEP1:下記URLに掲載されているご参加登録フォーム(Peatix)よりお申込みください。
https://peatix.com/event/3146179/view

※お申込時に記入するメールアドレスは、Zoomアカウント登録時と同じメールアドレスにしてください。
※お申込み時に頂いた情報はイベントの円滑な運営のために登壇者など実施に関わる方々と共有することがございます。同意の上お申込みください。

STEP2:開催日前日までに、Zoomウェビナーへのアクセス方法(ご登録者ごとの専用URL)が記載されたリマインダーメールを、申込時にご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。

STEP3:開催日当日、お時間になりましたらメールに記載の専用URLをクリックし、ウェビナーにお入りください。

※本ライブイベントは、Zoomウェビナー機能を使用して開催いたします。
※ご参加には、あらかじめZoomアカウントのご登録が必要となります。

問い合わせ先

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
 〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
 担当:小島
 Tel: 03-5411-6677 Mail: info_pf[at]glocom.ac.jp

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