認知症の人にやさしいまちづくりに関する研究


2月27日、「認知症の私と輝く」大賞発表フォーラムが開催されます (2016/1/29)

来る2月27日(土)、「認知症の私と輝く」大賞発表フォーラムが開催されます。

このフォーラムは、自分らしくイキイキ暮らす認知症当事者の生き方と、彼らに向き合い支える方々の活動を知ってもらい、地域の様々な関係者が活動を始めるためのヒントを共有すること、そして、認知症への社会のとらえ方を変えるきっかけを作ることを目的としているものです。

平成27年度厚生労働省老人保健事業推進費等補助金「認知症の人の視点に立って認知症への社会の理解を深めるための普及啓発に関する調査研究事業」として行われます。

フォーラムでは、住み慣れた地域で自分らしく暮らす認知症当事者とそれを支える活動を映像で紹介する「地域づくり」分野と、認知症当事者の「アート」の二つの分野での活動事例をご紹介します。

また、紹介された事例の関係者や研究者などを交えたパネルディスカッションも予定されています。

庄司昌彦GLOCOM主任研究員も登壇し、「認知症にやさしい地域づくり」 評価指標の研究成果を発表します。

参加には事前申し込みが必要です。詳細・申し込み方法は下記のURLをご参照ください。

「認知症の私と輝く」大賞発表フォーラム開催のお知らせとお申込み方法のご案内  

■プログラム
I. 認知症のご本人と、その想いをささえる方々の活動ご紹介
○地域づくり分野
・ご本人自ら活動内容を議論する「本人会議」(東京都町田市)
・ご本人の「働きたい」という思いで地域のお困りごとを解決「SPSきずなや」(奈良県)
・ご本人による相談活動、居場所等につなげる「おれんじドア」(宮城県仙台市)
・住民による見守り活動「わんわんパトロール」等(岩手県矢巾町)
・図書館 元気はいたつ便(愛知県田原市)
○アート分野
ご本人の趣味活動の成果(写真、書道、楽器演奏 他)

II.パネルディスカッション
◎パネリスト
堀田聡子氏(国際医療福祉大学大学院教授)
永田久美子氏(認知症介護研究・研修東京センター研究部長)
庄司昌彦(国際大学GLOCOM准教授)
◎コーディネーター
町永俊雄氏(福祉ジャーナリスト)

■主催
みずほ情報総研株式会社
※平成27年度厚生労働省老健事業
「認知症の人の視点に立って認知症への社会の理解を深めるための普及啓発に関する調査研究事業」

 

2016-01-29