認知症の人にやさしいまちづくりに関する研究


エジンバラ・ヨーク・グラスゴー訪問レポート(平成29年度老健事業調査研究)

国際大学GLOCOMが「平成29年度 老人保健健康増進等補助金(老人保健事業推進費等事業分)」を受けて行っている「若年性認知症を含む認知症の人の能力を効果的に生かす方法等に関する調査研究事業」の一環として、調査メンバーが2017年11月終わりから12月はじめにかけて英国、エジンバラ・ヨーク・グラスゴーの訪問を行いました。 本調査事業では、若年性認知症を含む認知症の人の特性や能力を活かした新たな就労や社会参加を実現するため、国内外の先進的な事例の収集・分析を行っています。 実際に若年性認知症の当事者が自ら社会参加を行っている先進的事例の精査を行うため、英国でのいくつかの取組みの調査を行いました。 調査の訪問地は英国のエジンバラ、ヨーク、グラスゴーです。認知症当事者が直接、調査や研究提案のプロセスを通じて社会参加を実現している団体を訪問し、ディスカッションの見学とともに当事者参加の工夫、当事者参加によって団体が得た気付きなどのインタビューを行いました。 今後、日本で若年性認知症を含む認知症の社会参加を実現するにあたり、認知症当事者の持つ特性や思いを活かした英国での社会参加の実現例は非常に参考になると考えられます。 団体の活動分析を含めた調査の詳細は当事業の報告書で総括します。 インタビューを行った3団体の活動については、以下のクイックレポート(PDF)をダウンロードしてください。 英国事例調査クイックレポート/国際大学GLOCOM・平成29年度厚労省老健事業

2017-12-22