
いま話題の『スマホの中の子どもたち』(日経BP刊)をアクティブ・ブック・ダイアローグのファシリテータ・翻訳者と一緒に読み解いてみませんか? この機会を活かして集中して読み込み、読者相互に得られた知見を交換すれば、より深い理解と洞察が得られます。
◆『スマホの中の子どもたち 〜デジタル社会で生き抜くために大人ができること〜』について
Emily WeinsteinとCarrie Jamesによる「スマホの中の子どもたち」(原題:Behind Their Screens)は、ハーバード大学の研究者が3,500人以上のティーンエイジャーを対象とした調査に基づいて執筆した、若者のデジタルライフに関する研究書です。従来の「スマホをやめろ」といった大人の単純な対応を批判し、ティーンエイジャーが直面するデジタル世界の複雑性を深く探究しています。
実際のティーンの声を重視し、大人が見落としがちなソーシャルメディアの影響や依存への不安、友人関係の維持といった若者特有の悩みを詳細に分析。セクスティングや比較の落とし穴、デジタル世界での人間関係など、現代的なテーマも扱っています。共感と理解に基づく支援方法を提案し、ティーンエイジャーを単なる被害者ではなく、複雑なデジタル世界を生きる主体として捉える革新的なアプローチが特徴です。
◆ABD(Active Book Dialogue)とは
一冊の本を分担して要約を作成し、発表によって内容を共有、対話を通じて理解を深めることで、学びや探究のきっかけをつくる読書会メソッドです。
集まったメンバーで書籍を分担して読み、簡単なサマリー(要約)を作成します。短時間で1冊を読了でき、他者の視点を通じて多面的な理解が得られるのが特徴です。従来の一人読みから「みんなで読む」読書への転換により、読書が苦手な人も参加しやすい画期的な学習手法として注目されています。初めての方も安心してご参加ください。(詳細 https://www.abd-abd.com/)
開催概要
主催 :GLOCOM FuLL (Future Learning Lab.)
東京開催
日時 :2025年7月26日(土)13時〜16時30分(210分予定)
会場 :国際大学GLOCOM(東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2F)
内容 :その場で本を読み、一緒にまとめていきます。予習なしでも参加出来ます。
参加費:2,000円 Peatixページ(東京開催専用)から事前にお申込みください。
京都開催
日時 :2025年8月2日(土)13時〜16時30分(210分予定)
会場 :ちおん舎(京都市中京区衣棚三条上る突抜町126(烏丸御池駅 徒歩5分)
内容 :その場で本を読み、一緒にまとめていきます。予習なしでも参加出来ます。
参加費:2,000円 Peatixページ(京都開催専用)から事前にお申込みください。
オンライン開催
日時 :8月26日(火)19時〜21時(120分予定)+放課後タイム
開催形式:Zoomによるオンラインセッション
内容 :事前に要旨をまとめていただき、オンラインでは共有を行います。書籍は別途お求めください。
参加費:2,000円 Peatixページ(オンライン開催専用)から事前にお申込みください。
登壇者(敬称略)

一般社団法人アクティブ・ブック・ダイアローグ協会理事。神戸でアクティブ・ブック・ダイアローグ主宰(https://www.facebook.com/kobedeABD)年間100回程度ABD実施。ABDは、単なる読書手法を越えた可能性を感じていると感じ、その場に集った人々と本を分かち合う、一期一会の場をつくり続けています。

国際大学GLOCOM・准教授・主幹研究員。デジタル・シティズンシップ教材の開発途中で本書と出会い、あまりのインパクトの大きさに本格的に翻訳までしてしまった人。本書は10代の子ども達とのやりとりに日々関わっている大人、教育学・社会学の観点からこのテーマに関わる方々にぜひ読み込んでいただきたいと思います。
お申込み
各回専用のPeatixページからお申込みください(フォームの間違いにご注意ください)。
東京 7月26日(土)開催
→https://peatix.com/event/4475939/view
京都 8月2日(土)開催
→https://peatix.com/event/4476066/view
オンライン 8月26日(火)開催
→https://peatix.com/event/4476080/view
お問い合わせ
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター FuLL(Future Learning Lab.)
Mail: full[at]glocom.ac.jp ←[at]を半角アットマークにして送信してください