国際大学GLOCOMです。
今月もGLOCOMの活動や研究成果をご紹介します。気になるトピックがございましたらぜひご覧ください。
▼<今月のTopics>—–▼————————–▼
◆Pick up
【成果物公開】総務省 啓発教育教材「インターネットとの向き合い方~ニセ・誤情報にだまされないために~第2版」
【開催報告・動画&資料公開】
・先進技術導入を伴う地方創生のあり方―スマートシティへの挑戦を通じて―(公開コロキウム、オンライン開催)
・伊藤将人×小田切徳美×稲垣文彦「地方移住・移住政策はどこへ向かうのか?」(公開コロキウム)
【メディア情報】
・豊福晋平研究員によるデジタル・シティズンシップ教育に関する研究成果(レバテックLAB)
・山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果(NHK、読売新聞など)
・伊藤将人研究員の地域移住政策に関する研究成果(シノドスなど)
・田中辰雄研究員のネット言論研究に関する研究成果(シノドス)
・大川内直子研究員の研究成果(日経電子版など)
◆今後のイベント開催のご案内
・六本木会議オンライン #93「スポーツ界に変革をもたらす映像解析技術 ホークアイによるスポーツのデータ化とその活用」(3月6日)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【成果物公開】総務省 啓発教育教材「インターネットとの向き合い方~ニセ・誤情報にだまされないために~第2版」
GLOCOMが改定・作成をおこなった啓発教育教材「インターネットとの向き合い方~ニセ・誤情報にだまされないために~第2版」が、総務省の特集ページにて公開されました。
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/nisegojouhou/
啓発教育教材のほか、講師用ガイドライン、講座実施の手引き、講座の概要が公開されています。各コンテンツはPDFおよびPowerPoint形式にてダウンロード可能です。
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【開催報告・動画&資料公開】 先進技術導入を伴う地方創生のあり方―スマートシティへの挑戦を通じて―(公開コロキウム)
日時 :2025年2月5日(水)18:00-19:30
開催形式:Zoomウェビナー(オンライン)
登壇者(敬称略):
鈴木 昌幸(岡崎市総合政策部デジタル推進課 係長/総務省地域情報化アドバイザー)
菊地 映輝(GLOCOM主任研究員/武蔵大学社会学部 准教授)※モデレーター
日本全国でICTを活用した地方創生が試みられている中、2月5日開催の公開コロキウムでは岡崎市役所の鈴木昌幸氏を招き、岡崎市でのスマートシティの実践について伺いました。岡崎市では「中心市街地を元気にすること」を目的にスマートシティの取り組みを推進しており、まちづくりのさまざまな工程でデータ利活用を積極的に進めています。たとえば市内のカメラから取得した混雑情報と民間企業の持つ駐車場空き情報とを統合しホームページで発信したり、人が集中する場所を予測しイベント前に群衆事故防止対策を立てるなど、データを活用することで市民や来街者に役立つ取り組みを実施しています。
鈴木氏は、このようなまちづくりのためには「将来どうありたいかを合意できているか」の視点が重要であることを強調しました。質疑応答では、現場の課題をスマートシティに直結させる戦略的な考え方と広聴のバランス、自治体間・企業とのコミュニケーションの大切さなど、参加者コメントから具体的な深堀がなされました。
アーカイブ動画・資料掲載ページ https://www.glocom.ac.jp/events/information/10537
※開催レポートを後日公開予定。
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【開催報告・資料公開】伊藤将人×小田切徳美×稲垣文彦「地方移住・移住政策はどこへ向かうのか?」
『数字とファクトから読み解く 地方移住プロモーション』刊行記念イベント(公開コロキウム)
日時 :2025年2月13日(木)18時30分〜20時30分
会場 :国際大学GLOCOM ホール(※対面のみでの開催)
主催 :国際大学GLOCOM
共催 :学芸出版社
伊藤将人研究員の著書『数字とファクトから読み解く地方移住プロモーション』(学芸出版社)の出版記念イベントをGLOCOMホールにて行いました。
伊藤研究員からの講演では、移住政策の現状と課題についての全国3000人を対象としたオンライン調査結果、および450の自治体を対象とした移住促進政策に関する調査結果の報告を行いました。移住政策の効果測定や実態把握の重要性、関係人口とのバランスの取り方など、具体的なデータに基づいた分析を提示し、移住希望者の実態として「普通の会社での就職」を希望する人が多い現状や、移住政策の実施における地域ごとの違いについても言及しました。
後半のディスカッションでは、明治大学 小田切徳美教授、NPO法人ふるさと回帰支援センターの稲垣文彦氏をゲストに迎えました。小田切教授は書籍の体系性と政策提言の深さを評価し、特に「公正」と「持続可能性」という二つのキーワードの重要性を指摘しました。稲垣さんは現場の視点から移住政策の実態と課題について言及し、特に東京と地方の関係性の新しい視点を提案しました。移住政策の過去10年間の評価と今後の展望、企業の関与の仕方、そして「ふるさと住民登録」という新しい概念についても議論され、移住者の定義や評価方法、地域との関係性の構築方法についての具体的な提案がなされました。
講演資料掲載: https://www.glocom.ac.jp/events/report/10545
※開催レポートを後日公開予定。
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【メディア情報】豊福晋平研究員によるデジタル・シティズンシップ教育に関する研究成果
・インタビュー:レバテックLAB「子どもの情報教育、小学校にどれほど「お任せ」できる? GIGAスクール時代の実情とTips【フォーカス】」(1月27日)
https://levtech.jp/media/article/focus/detail_603/
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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果
●寄稿
・日本経済新聞「強い拡散力 積極対応を」(2月2日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86468370R00C25A2EA3000/
・広報会議2025年1月号(No.192)「なぜ起きた?どう防ぐ? 2024年の広告炎上から学ぶこと」
https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-kouhoukaigi/detail.php?id=33894
●出演・登壇
・NHKラジオ Nらじ「みんなでファクトチェック『“正義感”に注意 SNSでのひぼう中傷を防ぐために』」(2月21日)
https://www.nhk.jp/p/nradi/rs/X7R2P2PW5P/episode/re/Q69VX6ZKLW/
・登壇レポート:TikTok Japan(note)「TikTok、安全なデジタル空間づくりに貢献すべく『みんなで守ろう「ネットコミュニティ」プロジェクト』を始動!第1弾の取り組みとして、クリエイター向け「偽・誤情報対策ワークショップ」を実施」(2月20日)
https://note.com/tiktok/n/n82802214c5f9
・登壇レポート:Internet Watchほか「TikTokがクリエイター向け「偽・誤情報対策ワークショップ」実施、被害者にも、加害者にもならないためにリテラシー向上を図る」(2月7日)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1661273.html
●取材協力
・週プレNEWSより配信「日本の「謝罪会見」ベスト&ワーストから考える、最強の謝り方」」(2月12日)
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2025/02/12/126024/
・NHK NEWS 徳島WEB特集「不祥事でなくても「炎上」で企業がターゲットに 誤情報拡散の影響は?」(1月31日)
https://www.nhk.or.jp/tokushima/lreport/articles/300/210/28/
・朝日新聞「中居さん問題、広がる中傷 SNSで関係者標的、決めつけ横行」(1月30日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16138056.html
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【メディア情報】伊藤将人研究員の地域移住政策に関する研究成果
●寄稿
・地域循環型ミライ研究所(note)「越境して学び合う。「現場」と「研究」の世界をつなぐ挑戦 ~ミライ研 客員研究員 自己紹介 Vol.1(伊藤将人さん)」(2月6日)
https://note.com/regional_mirai/n/n67a93c59d905
・シノドス「なぜ、「移住婚」は炎上したのか? 地方創生2.0に向けて再考する地方移住政策の現状と課題」(1月30日)
https://synodos.jp/opinion/society/29600/
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【メディア情報】田中辰雄研究員のネット言論に関する研究成果
・寄稿:SYNODOS「赤いきつねウエブCM炎上事件」(2月24日)
https://x.com/iuj_glocom/status/1894285275582665018
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【メディア情報】大川内直子研究員の研究成果
・取材協力:日経電子版「NTTやサントリー、哲学や文化人類学で消費者の心つかむ」(日経MJの記事、1月27日)
https://www.nikkei.com/nkd/company/us/INCY/news/?DisplayType=1&ng=DGXZQOUC191HA019122024000000
・登壇レポート:東京大学東アジア藝文書院「【報告】EAAトークシリーズ「空気のデザイン—共に変容する」 第6回「Mercariのエスノグラフィー」」(1月21日)
https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/blog/designing-air-blog-6/
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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆六本木会議オンライン
・#93「スポーツ界に変革をもたらす映像解析技術 ホークアイによるスポーツのデータ化とその活用」
日時:2025年3月6日(木)18:00~19:00
配信形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
原 知彰 (ソニー株式会社 スポーツエンタテインメント事業部 統括部長 兼 ホークアイ・ジャパン 代表)
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)
お申込・詳細は https://roppongi-kaigi.org/event/2923/ をご覧ください。
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Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました!
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田
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