国際大学GLOCOMです。
今月もGLOCOMの活動や研究成果をご紹介します。気になるトピックがございましたらぜひご覧ください。
▼<今月のTopics>—–▼————————–▼
◆Pick up
【研究員の紹介】董芸がGLOCOM主任研究員に着任
【開催報告・アーカイブ動画公開】GLOCOM六本木会議年次総会2025
【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#94
【開催レポート公開】シンポジウム「日本のAIガバナンス、世界での役割」
【出版予定】
・豊福晋平・翻訳 『スマホの中の子どもたち 〜ジレンマのデジタル社会を生きるために大人ができること〜』(日経BP)
・伊藤将人・著『移動と階級』(講談社現代新書)
【メディア情報】
・山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果(NHK、朝日新聞など)
・伊藤将人研究員の地域移住政策に関する研究成果(NHKなど)
・砂田薫研究員の情報システムに関する研究成果(情報社会デザイン協会)
・大川内直子研究員の研究成果(NHK)
・小木曽健 客員研究員のネットリテラシーに関する成果(朝日新聞など)
◆今後のイベント開催のご案内
・Palette~地域とミライをつくるゼミ~ 都市と地方の交流/循環は、地域と教育に何をもたらすのか?(オンライン視聴、5月13日)
・GLOCOM六本木会議オンライン#95 AIエージェントによるソフトウェア開発(Vibe Coding)の最前線(5月15日)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【研究員の紹介】董芸がGLOCOM主任研究員に着任
2025年4月1日付で、董芸(博士(美術))が主任研究員としてGLOCOMメンバーに加わりました。
~董研究員のコメント~
初めまして、董 芸(とう けい)と申します。
工学から美術へ転身した経験を活かし、自動運転を活用したMaaS、ヘルスケア、スマートシティ、新しい指標づくりなど、多岐にわたる分野における産官学民での研究開発・事業化に携わってきました。自治体のビジョン戦略策定支援、施策の実施支援などにも幅広く取り組んできております。GLOCOMでは、新しい技術の社会受容・社会実装を支援するとともに、皆さまや多様なプレイヤーと協働しながら、より良い社会の実現に貢献していきたいです。共創デザイン、プロセスデザイン、アート・デザインにご関心がある方は、気軽にお声がけいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。
※董研究員の詳しい業績・経歴を、下記ページでご紹介しています。
https://www.glocom.ac.jp/researcher/10735
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【開催報告・アーカイブ動画公開】 GLOCOM六本木会議年次総会2025
日時: 2025年4月14日(月)17:30~19:00
会場: 国際文化会館岩崎小彌太記念ホール (東京都港区六本木5-11-16)
登壇者(敬称略・登壇順):
小林 奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局 / GLOCOM主幹研究員・研究プロデューサー)
豊福 晋平(GLOCOM 主幹研究員)
実積 寿也(中央大学総合政策学部教授 / GLOCOM 上席客員研究員)
モデレーター: 渡辺 智暁(GLOCOM 主幹研究員/教授/研究部長)
2017年度に活動開始してから9年目を迎えたGLOCOM六本木会議の年次総会を、国際文化会館にて開催しました。
小林奈穂研究員は2024年度の活動報告を行い、六本木会議オンラインを年間16回開催したこと、うち14回が生成AI、AIに関わるテーマで、参加者やアーカイブ動画視聴回数の増加傾向からも注目度の高さを指摘しました。教育情報化のブレイクスルー分科会からは、主査の豊福晋平研究員より「2ndGIGAスクールとデジタル・シティズンシップ」と題した発表を行いました。
基調講演には中央大学の実積寿也教授を迎え、「AI規制の現在地:最新動向と政策をめぐる各国の攻防」と題して欧米諸国を中心としたAIに関する実例や規制を取り上げました。ディスカッションでは会場に集った産官学さまざまな立場の参加者から意見や質問が上がり、活発な議論の場となりました。
アーカイブ動画 https://www.youtube.com/watch?v=mhRcl2yeOtY
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【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン
・#94「最近のサイバー空間を巡る脅威動向と具体的な取組」
日時:2025年4月7日(月)18:00~19:00
登壇者(敬称略):
高柳大輔(独立行政法人情報処理推進機構 参事 兼 セキュリティセンター長)
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)
アーカイブ動画: https://www.youtube.com/watch?v=dtl34zZ1vx0
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【開催レポート公開】シンポジウム「日本のAIガバナンス、世界での役割」
日時 :2025年3月14日(金) 11:00~12:00
会場 :ANAインターコンチネンタルホテル東京「ギャラクシー」
主催 :国際大学GLOCOM
協賛 :日本マイクロソフト株式会社、Business Software Alliance
登壇者:
講演① 渡邊 昇治(内閣官房 内閣審議官)
講演② Marcus Bartley Johns(マイクロソフト 公共政策担当アジア地域シニアディレクター)
パネルディスカッション
Jared Ragland(Business Software Alliance アジア太平洋 (APAC) 政策担当シニアディレクター)
村上 明子(AIセーフティ・インスティテュート 所長/損害保険ジャパン株式会社 執行役員CDaO)
中尾 悠里(富士通株式会社人工知能研究所 シニアリサーチマネージャー)
モデレータ 渡辺 智暁(国際大学GLOCOM 教授/主幹研究員)
レポートページ https://www.glocom.ac.jp/events/report/10810
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【出版予定】
5月下旬に豊福晋平研究員による翻訳書が日経BPから、伊藤将人の単著が講談社現代新書より発売予定です。
各書籍ともAmazon等で予約受付中です。
●『スマホの中の子どもたち 〜ジレンマのデジタル社会を生きるために大人ができること〜』
著 : エミリー・ワインスタイン、キャリー・ジェームズ
翻訳: 豊福晋平
解説: 水野一成
発行: 日経BP
定価: 単行本2,700円+税
発行日:2025-05-23
https://www.glocom.ac.jp/publicity/books/10768
●『移動と階級』
著 : 伊藤将人
発行: 講談社(講談社現代新書)
定価: 1,000円+税
発行日:2025-05-22
https://www.glocom.ac.jp/publicity/books/10769
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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果
●出演・取材協力など
・NHK あさイチ「許せない!ネットのひぼう中傷 被害にあったときに何ができるのか?」(4月14日)
https://www.nhk.jp/p/asaichi/ts/KV93JMQRY8/episode/te/XX545QG2N8/
・NHK Nらじ「みんなでファクトチェック 偽情報は規制できるのか」(4月18日)
https://www.nhk.jp/p/nradi/rs/X7R2P2PW5P/episode/re/KN143GN7WX/
・日本テレビ news zero「開幕直前──大阪万博の“デマ”真偽は? 「2億円トイレ」「無駄遣いにもほどがある」をファクトチェック リング崩れる?」(4月9日放送)
・週刊現代「地下アイドルが行う配信ビジネスが容赦なさすぎる…元地下アイドルが語る「衝撃の恐怖体験」」(4月10日)
https://gendai.media/articles/-/150027
・日本経済新聞 親子スクール・ニュースイチ「ネット選挙の功罪は? 政治が「稼げるコンテンツ」化」(3月29日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0442F0U5A300C2000000/
・鼎談動画:楽天大学ラボ「社会現象としてのSNS 情報社会の現在地と未来 山口真一 × 笹原和俊 × 宇野常寛」(3月27日)
https://university.rakuten.co.jp/contents/lb0019/
・かんさい情報ネットten.(YTV)「【ナゼ】『もう関わりたくない…』知事選翌日に辞職した元県議死亡 SNS上で牙を向くデマと誹謗中傷「真実よりも6倍拡散」 “匿名”加害者の正体とは―」(3月21日放送)
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytcf704b00dab841bb9d10c79a10c1b30f
●インタビュー
・朝日新聞「連載 ある一滴が 様変わりする言論空間 ネット炎上の研究者とリハック創設者に聞く」(4月27日)
https://digital.asahi.com/articles/AST4R0RDVT4RPTIL00BM.html
・神戸新聞「誹謗中傷の頻発、兵庫は民主主義の危機的状況 国際大・山口准教授 知事選後も残る分断」(4月29日)
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202504/0018927280.shtml
・慶應義塾大学 三田批評ONLINE「【Researcher’s Eye】山口 真一:情報社会の未来を拓く」(4月16日)
https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/researchers-eye/202504-1.html
・うえくに かおナビ
「(前編)拡大するアテンション・エコノミー。私たちの「関心」は誰のもの? 「見られる」ことの価値にどう向き合う」
https://unique.kaonavi.jp/3247/
「(後編)騙されやすい私たち。アテンション・エコノミーとどう付き合う? 仕組みを知り、自覚的に選択を」
https://unique.kaonavi.jp/3257/
●登壇イベントレポート
・日本ファクトチェックセンター発信、Yahooニュースなど掲載「偽・誤情報の影響が拡大する一方で対策は進まず 大規模調査から見える日本の一番の課題は【情報インテグリティ】」
https://www.factcheckcenter.jp/explainer/others/information-integrity-2025-keynote1/
●調査・監修(日本ファクトチェックセンターとのリリース)
・読売新聞「ネット誤情報で「ストレスや不安」「ニュースへの関心低下」約半数…JFC・電通総研調査」(4月2日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250402-OYT1T50122/
・電通総研「電通総研と日本ファクトチェックセンター、「電通総研コンパス vol.15 情報インテグリティ調査」結果を発表- 求められる、情報の信頼性を確認できるしくみや情報リテラシー教育(4月2日)
https://www.dentsusoken.com/news/release/2025/0402.html
・日本ファクトチェックセンター「ファクトチェック記事の増加と多様化 メディアリテラシー教育やAIツール開発など検証の実践的な知見を活用【JFC活動報告】」(4月2日)
https://www.factcheckcenter.jp/info/others/jfc-report-2025/
・日本ファクトチェックセンター「ファクトチェック業界の資金難と広がるコラボ IFCN報告書から見える世界の現状とは」(4月1日)
https://www.factcheckcenter.jp/explainer/others/fact-checkers-report-2024/
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【メディア情報】伊藤将人研究員の地域移住政策に関する研究成果
・取材協力・出演:NHK鳥取「放送100年 映像でたどる鳥取」(4月4日放送)
https://www.nhk.jp/p/saninsp/ts/MZ6XVR88R8/episode/te/MKPY7J2GG7/
・鼎談イベントレポート:株式会社鳶高橋「女性活躍によって実現する新たな地平」(4月27日)
https://tobitaka.tokyo/cross_tokyobunsou/dao_marche_2025/
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【メディア情報】砂田薫研究員の情報システムに関する研究成果
・レクチャー動画公開:情報社会デザイン協会 「Xリーダー検定」シリーズ「世代を超えて人をつなぐ」良い目的を持つ情報システムの構築
①社会を変えるテクノロジー「GPT」
②人間中心の情報システム
③DX成功の鍵となる制度・企業文化の改革
https://x-leaders.net/learn/detail.html?id=nv3-u5bf4u
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【メディア情報】大川内直子研究員の研究成果
・出演:NHK プラッと「資本主義の余白は今どこに?@日本橋兜町(4月2日初回放送)
https://www.nhk.jp/p/rs/MPZ6XPWMV5/episode/re/N7M5VJ5M9M
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【メディア情報】小木曽健 客員研究員のネットリテラシーに関する成果
・取材協力記事:朝日新聞「クラウドソーシングの「死角」 北朝鮮関与の疑い、警察庁が注意喚起」(4月7日)
https://digital.asahi.com/articles/AST471169T47UEFT004M.html
・取材協力記事:産経新聞「ボイスチャットで巧みに…オンラインゲームが犯罪の温床に 闇バイトや性犯罪、殺人事件も」(4月23日)
https://www.sankei.com/article/20250423-5KTIEJIEMJLL7G4MPMSW4JP4RM/
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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆ Palette~地域とミライをつくるゼミ~ 都市と地方の交流/循環は、地域と教育に何をもたらすのか?
日時 :2025年5月13日(火)18:00~20:00
開催形式:Zoom(URLは別途周知)
プレゼンター(敬称略):
信岡良亮(株式会社アスノオト 代表取締役、さとのば大学 理事長)
早坂淳 (長野大学 社会福祉学部 社会福祉学科教授)
本間愛佳(NTT東日本 地域循環型ミライ研究所)
参加費:無料
主催 :NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
プログラム・詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.glocom.ac.jp/events/information/10759
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◆ GLOCOM六本木会議オンライン
#95「AIエージェントによるソフトウェア開発(Vibe Coding)の最前線」
日時:2025年5月15日(木)18:00~19:30 ※90分拡大版
開催形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
坂本一憲(東京通信大学 情報マネジメント学部 情報マネジメント学科 准教授)
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)
お申込み・プログラム詳細は下記URLをご覧ください。
https://roppongi-kaigi.org/event/2941/
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Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました! 良いゴールデンウィークをお過ごしください。
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