
国際大学GLOCOMがNTT東日本 地域循環型ミライ研究所と共同で立ち上げた、地域とミライをつくるゼミ「Palette(パレット)」第2回は、地域と「教育」をテーマに議論します。
都市と地方の交流/循環のポジティブな影響が、地域づくりや教育の分野で関心を集めています。また逆に、地域固有の学びの機会が新たな交流と循環を生み出してもいます。そうしたなかで鍵を握っているのが、探究学習(地域学習を含む)です。それは学習者にとっても新たな機会と可能性を拓く場であると同時に、フィールドとなる地域にとっても、関わる大人にとっても多様な影響を与えています。
ミライ研においても、地域での探究学習(越境型探究学習)に関するプロジェクトを自治体や学校、地域団体の皆さまと実践する中で、学習者に対する効果や地域に与える影響等についてワクワクするミライを感じつつも、その実現を目指す過程において様々な課題や悩みが生まれています。
地域資源を活かした学びや探究学習の現在地と課題、そしてミライとは?企業や地域外の人が関わっていくことの意義や可能性はどこにあるのか?
第2回のPaletteでは、教育に関わる有識者や地域での実践者を交えながら、さまざまな視点から地域と教育を眺め、目指すべきミライや課題、解決アイデアなどを語り合います。
開催概要
日時 :2025年5月13日(火)18:00~20:00
開催形式:Zoom(URLは別途周知)
プレゼンター(敬称略):
信岡良亮(株式会社アスノオト 代表取締役、さとのば大学 理事長)
早坂淳 (長野大学 社会福祉学部 社会福祉学科教授)
本間愛佳(NTT東日本 地域循環型ミライ研究所)
参加費:無料
主催 :NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
プログラム
18:00 開場、概要説明
18:05 本間よる地域×教育にめぐる実践とモヤモヤのシェア
18:40 信岡氏による話題提供「さとのば大学での実践をもとにしたご講演」
19:15 早坂氏による話題提供「教育学的観点と長野県での実践をもとにしたご講演」
19:35 登壇者によるディスカッション
20:00 閉会
お申込み
下記ページ(Peatix)よりお申込みください。
https://palette2-watch.peatix.com/
<ご参加にあたって>
- 録音、録画はご遠慮願います。
- 本イベントのPeatixはNTT東日本 地域循環型ミライ研究所のアカウントです。
本イベントの内容に関するお問い合わせはNTT東日本 地域循環型ミライ研究所
電子メール: mirai_honmu-ml[at]east.ntt.co.jpまでご連絡ください([at]を半角アットマークに直してください)。
登壇者(敬称略・順不同)

株式会社アスノオト 代表取締役・さとのば大学 理事長
同志社大学卒業後、東京のITベンチャー企業でWebディレクターとして働いたのち持続可能な社会を追求し、島根県隠岐諸島の中ノ島海士町という人口2400人弱の島に移住。2008年株式会社風と土と(旧名:巡の環)を起業。6年半の島生活を経て東京に拠点を移し2015年株式会社アスノオト創業。2016年5月より「地域共創カレッジ」主催。2018年より地域を旅する大学「さとのば大学プロジェクト」の発起人となり、2019年7月より開講。2023年Forbes Japanの「NEXT100 世界を救う希望100人」に選出される。

長野大学 社会福祉学部 社会福祉学科 教授
東京都青梅市出身。茨城県つくば市で学生時代を10年ほど過ごし、2011年から長野県上田市に在住。3児の父。上田市で社会教育委員を経験したことをきっかけに学校教育と社会教育(生涯学習)の「汽水域」で活動を精力的に展開するようになる。専門は教育学の中でも理論と実践を往還する教育方法学。この視座から、多様な人々が学校運営に直接的に参画することで、よりよい地域や学校を実現しようとするエージェンシーがいかにして醸成されうるのかについて研究を進めている。長野県内の地域や学校をフィールドに研究を展開しつつ、研修や講演を学生とともに多数展開している。

NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
NTT東日本に入社後、法人向けのコンサルティング営業等を経て、地域循環型ミライ研究所にジョイン。研究員として、地域循環モデルの創出に向けて「関係人口」や「教育」を主に調査、研究。主な執筆レポート『地域越境型探究学習を起点とした関係人口創出に関する考察~長野県喬木村における実証からの示唆~(2025)』、『棚田研修を起点とした関係人口創出に関する考察~新潟県十日町市における実証からの示唆~(2025)』、主な出演「バトンのヨコクpresents 地域と地元のモンモン問答」podcast等。
イベントの内容に関するお問い合わせ
NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
電子メール: mirai_honmu-ml[at]east.ntt.co.jp ←[at]を半角アットマークに直してください。