2021.04.21

GLOCOM Monthly Topics ~April, 2021

国際大学GLOCOMです。
東京では晴れ渡った青空とうらはらに3度目の緊急事態宣言発令の方針がしめされ、落ち着かないコロナ禍2度目の春を迎えています。
オンラインを中心とした新しい業務形態のもと完遂した2020年度プロジェクト成果もGLOCOM Monthly Topicsおよびウェブサイトで順次公表・紹介してまいりますので、
気になるトピックがございましたらぜひともお声がけください。

▼<今月のTopics>—–▼————————–▼

◆Pick up
【調査結果公開】デジタルガバメントへの住民ニーズの鍵を探る共同調査 第1弾
【成果物公開】我が国における青少年のインターネット利用に係るフィルタリングに関する調査
【発行】GLOCOM DISCUSSION PAPER No.21
【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#17
【研究ワークショップ】2021年3月度&4月度プログラムのご案内
【成果公開】櫻井美穂子研究員のレジリエンス研究に関する成果
 ・文部科学省SGU事業基幹サイトで論文成果の紹介
 ・GLOCOMレジリエントシティ研究ラボが「日本マイクロソフト 未来につなぐプロジェクト」に参加
【メディア情報】
 ・渡辺智暁研究員のデジタルアーカイヴに関する研究成果(美術手帖)
 ・豊福晋平研究員の教育情報化に関する研究成果(小学館HugKum、教育新聞など)
 ・山口真一研究員のネット言論、口コミデータ分析に関する成果(NHK、日本経済新聞など)

◆今後の開催イベントのご案内
【申込受付中】ウェビナー「共創に向けた自治体デジタル推進室の役割とは? デジタルガバメント実現を考えるウェビナーシリーズ#3」(4月27日開催)
【招待制/申込受付中】GLOCOM六本木会議オンライン「#18 個人情報保護法制のこれから<2>」(4月28日開催)

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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【調査結果公開】デジタルガバメントへの住民ニーズの鍵を探る共同調査 第1弾

櫻井美穂子研究員が代表を務めるGLOCOMレジリエントシティ研究ラボは、株式会社サイバーエージェントのデジタルガバメント推進室と共に、デジタルガバメントに関する住民ニーズの共同調査研究を実施し、調査結果を公表しました。
今回の研究発表では、どのような人がデジタルガバメントへのニーズを抱えており、またどのようなことがニーズの高さに影響を与えるのかに関する全体の傾向についてレポートしています。
全3回の報告を予定しており、第2・3弾では、住民がオンライン経由でどのような行政サービスの利用意向があるかなど、より詳細な内容をレポート予定です。

・プロジェクト紹介:デジタルガバメントに関する住民ニーズ調査研究
https://www.glocom.ac.jp/activities/project/6864

・プレスリリース:【住民と自治体との ”心理的近さ” が、行政サービスのデジタル化ニーズにプラスの影響~デジタルガバメントへの住民ニーズの鍵を探るGLOCOMとサイバーエージェントの共同調査、第1弾~】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000031709.html

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【成果物公開】我が国における青少年のインターネット利用に係るフィルタリングに関する調査

本調査はGLOCOMが総務省より受託した研究プロジェクトです。
昨今、青少年におけるスマートフォンの普及が大きく進展しているのに伴い、ネット利用に関連するトラブルも増加しています。総務省は法律に基づき、青少年のフィルタリング利用の普及促進を行っていますが、内閣府の調査によると利用率は4割程度に留まっています。
本調査研究では、フィルタリング利用に関する実態について調査・分析を行い、今後の効果的なフィルタリングの利用促進に係る8つの政策的含意を導きました。詳細は以下URLよりご覧ください。

報告書(フルレポート、概要版)のほか、フィルタリングの特集ページなどが総務省ウェブサイトにて公表されています。
https://www.glocom.ac.jp/activities/project/6970

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【発行】GLOCOM DISCUSSION PAPER No.21

◆DISCUSSION PAPER No.21
“The Agenda-Setting Function of Twitter and Its User’s Characteristics on COVID-19: An Empirical Research Using Log Data and Survey Data in Japan”
Tsukasa Tanihara
https://www.glocom.ac.jp/publicity/discussion/6893

GLOCOMリサーチアシスタントの谷原吏氏による本稿では、Twitterの議題設定機能やその情報発信者の特徴などを分析することで、新型コロナウイルス感染症流行下におけるTwitterのメディアとしての機能を考察しています(和文要旨あり、全文英語論文)

※バックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。
GLOCOM DISCUSSION PAPER https://www.glocom.ac.jp/publicity/discussion

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【動画&登壇者コメント】GLOCOM六本木会議オンライン#17

「#17 個人情報保護法制のこれから」
日時  :2021年4月9日(金)18:00~19:00
配信形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
鈴木正朝(新潟大学大学院現代社会文化研究科・法学部教授/情報法制研究所理事長/理研AIP客員主管研究員)
前川徹(国際大学GLOCOM 主幹研究員/東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授)
進行  :小林奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局長/GLOCOM 主任研究員/研究プロデューサー)

当日のセッションの様子(動画)を公開しました。
https://roppongi-kaigi.org/topics/2568/

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【研究ワークショップのご案内】

◆GLOCOM研究ワークショップ2021 Winter 情報技術は社会課題を解決するか

2021年3月度プログラム「#3 日本のジェンダーギャップを乗り越える-女性活躍推進に向けた技術活用とは」
日時  :2021年3月25日(木)16:00~17:30
配信形式:Zoomミーティング
講師  :鳥生由起江(大和ハウス工業株式会社 サステナビリティ企画部次長 人権・インクルジョングループ長)
企画・進行:小林奈穂(GLOCOM主任研究員)

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは、多様性を企業の競争力に変えていくという取り組みと言えます。本研究WSでは、大和ハウスグループにおけるD&Iの取り組み事例とその成果について講演者からのインプットを得ました。そのうえで、今後のさらなる推進に向けた、課題解決における情報技術の活用について、グループに分かれてブレイクアウトセッションを行いました。全体議論の中では、D&Iの実現においても組織変革としてのDXが求められること、その一例として、従業員のスキルや家族の状態などを含めたパーソナルな情報をどのように把握および管理し、マネジメントに活用することができるかが話題に上がりました。

◆GLOCOM研究ワークショップ2021Spring デジタル社会の自由と責任
2021年4月度プログラム「#1「GOVERNANCE INNOVATION Ver.2:アジャイル・ガバナンスのデザインと実装に向けて」を読み解く」
日時  :2021年5月14日(金)16:00~17:30
 ※一部、4月22日開催と案内しておりましたが、5月14日開催に変更となりましたのでご注意ください

配信形式:Zoomミーティング
講師  :羽深宏樹(経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長補佐/弁護士(日本・NY州))
企画・進行:小林奈穂(GLOCOM主任研究員)

※本イベントは招待制となっており、参加対象の方にはメールにてご案内をお送りしております
研究ワークショッププログラムお問い合わせ: info_pf[at]glocom.ac.jp

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【成果公開等】櫻井美穂子研究員のレジリエンス研究に関する成果等

・”Resilience against crises: towards COVID-19 and coming future unexpected calamities”(未知の脅威に対する社会のレジリエンス:COVID-19と自然災害からの教訓)
https://tgu.mext.go.jp/en/aftercorona/index.html (英語サイト)

文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業の基幹サイト『アフターコロナにおける大学の国際化』に、櫻井美穂子研究員のレジリエンス研究の論文が掲載されました。
詳細、当該論文など https://www.glocom.ac.jp/news/news/6916 でご紹介しています。

・日本マイクロソフト 未来につなぐプロジェクト
櫻井研究員が代表を務めるGLOCOMレジリエントシティ研究ラボが、日本マイクロソフト株式会社「日本マイクロソフト 未来につなぐプロジェクト ~これまでの10年、これからの10年」に協賛団体として参加することとなりました。
詳しくは https://www.glocom.ac.jp/news/news/6911 でご紹介しています。

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【メディア情報】渡辺智暁研究員のデジタルアーカイヴに関する研究成果

・コメント掲載「メディア芸術データベース」(『美術手帖』2021年4月号 特集:アーカイヴの創造性)
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/23679

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【メディア情報】豊福晋平研究員の教育情報化に関する研究成果

・コロナが追い風に?学校のICT教育でいま起きていることを豊福晋平先生に聞く(小学館HugKum、3月22日)
https://hugkum.sho.jp/204603

・学習でのICT活用はなぜ必要?どう使うのが正しい?【豊福晋平先生に聞く- 中編-】(3月29日)
https://hugkum.sho.jp/204608

・ネットワーク、パスの管理… ICTのリアルな課題を共有(教育新聞、4月7日)
https://www.kyobun.co.jp/news/20210407_04/

・インタビュー「1人1台環境の活用に必要なコト 端末の日常活用と公式ID導入を」(『先端教育』2021年4月号)
https://www.sentankyo.jp/articles/6ce895a6-1e73-48ee-9140-a8e8dab1d31a

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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、口コミデータ分析に関する研究成果

●出演
・NHK総合「未来スイッチ」(4月16日放送)
「その投稿、ちょっと待って!」…新型コロナウイルス感染症で深刻化する誹謗中傷・プライバシー侵害・デマなどネットで広がる「コロナ差別」を取り上げました。

・NHK総合「ラウンドちゅうごく」(4月20日放送)
「コロナと差別とSNS~ネット社会の闇とどう向き合う?~」…2月にNHK地方局で放送された内容が、総合チャンネルで全国放送されました。
新型コロナウイルス感染者や関係者に対する差別が深刻化する誹謗中傷・プライバシー侵害・デマなどはSNSで広がり、「地方ほど深刻」になりやすいといいます。番組では去年、島根県の私立高校で起こった大規模なクラスターとその「炎上」「拡散」の背景を事例に取り上げて、「コロナ差別」との向き合い方、対策を探りました。

●掲載
・ドラッカーより京都の知恵 情報発信をしないという選択(日経ビジネス、4月9日)
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/00774/

・炎上してないのに炎上? 増幅する「ノイジーマイノリティー」の恐怖(日経ビジネス、4月2日)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00269/033000005/

・表現の自由と兼ね合い 難しく 各国、規制のあり方模索(日本経済新聞、3月31日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70504870Q1A330C2CC1000

●WORKERS happiness(イトーキ)
山口真一研究員と大橋一広客員研究員(株式会社イトーキ 先端研究統括部 統括部長)の対談です。

・さあ、今こそポジティブに。レジリエンスを高める、究極の方法!(3月31日)
https://workershappiness.jp/happiness-note/glocom-resilience05/

・今こそ考えたい、「組織」のレジリエンスとは?(4月7日)
https://workershappiness.jp/happiness-note/glocom-resilience06/

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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆【申込受付中】ウェビナー「共創に向けた自治体デジタル推進室の役割とは? デジタルガバメント実現を考えるウェビナーシリーズ#3」【公開コロキウム】

開催日時:2021年4月27日(火)18:00~19:00
配信形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
 五十嵐徹(会津若松市 教育委員会学校教育課 ICT推進グループ)
 北野菜穂(株式会社アスコエパートナーズ取締役)
 櫻井美穂子(国際大学GLOCOM主任研究員/准教授)
主催:国際大学GLOCOM
後援:株式会社アスコエパートナーズ

お申込み・詳細 https://www.glocom.ac.jp/events/information/6960

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◆【申込受付中/招待制】GLOCOM六本木会議オンライン「#18 個人情報保護法制のこれから<2>」

開催日時:2021年4月28日(水)18:00~19:00
配信形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
 高木浩光(国立研究開発法人産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティー研究センター 主任研究員/一般財団法人情報法制研究所 理事)
 鈴木正朝(新潟大学大学院現代社会文化研究科・法学部教授/情報法制研究所理事長/理研AIP客員主管研究員)
 前川徹(国際大学GLOCOM 主幹研究員/東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授)

お申込み・詳細 https://roppongi-kaigi.org/event/2569/
※本イベントは招待制です。参加対象の方にはメールにてご案内をお送りしております。

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