専任・併任研究員
主幹研究員(併任)
修士(国際政治経済学)
■研究分野
デジタルトランスフォーメーション、データプラットフォーム、情報社会学、電子政府、地域情報化
デジタルトランスフォーメーション(DX)を成功させる鍵はDXをオープンに進めることです。例えば、自治体のオープンDXとは「予算執行状況からゴミ収集状況まで、自治体の現状をリアルタイムに可視化し、
市民と行政課題を共有して、市民参加型行政へと変革すること」であり、企業のオープンDXとは「予算執行状況から売上状況まで、企業の現状をリアルタイムに可視化し、社員と経営課題を共有して、社員参加型経営へと変革すること」です。自治体の成功例としてはバルセロナ・デジタルシティ計画などがあります。とにかくインフラにセンサーを埋め込んでという旧来のスマートシティのやり方を180度方向転換し、生活者を巻き込んでDXを進めています。こうしたオープンDXを進めていく上で鍵になるのがデータであり、データプラットフォームです。単にデータを集めるだけでなく、適切なタイミングで簡単に必要なデータを必要な人に届けるためにはどうすれば良いか、これが私の研究テーマです。
長年に渡ってデータ活用ビジネスの研究に従事。2012年からオープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン、オープン・コーポレイツ・ジャパン、九州先端科学技術研究所等でオープンデータの普及を図る。2021年4月から中津市のDX推進監に就任。職員自らがDXに取り組む「中津流DX」を推進中。マーケティングDX最新戦略(日経BP)に多数の記事を執筆。近著に『データ×アイデアで勝負する人々』(日経BP社、2014年10月)。総務省の地域情報化アドバイザー、デジタル庁のオープンデータ伝道師も務めている。
1983年 電気通信大学電気通信学部
2002年 青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了
1983年 日本電気株式会社入社
2010年 株式会社国際社会経済研究所 主幹研究員(~2015)
2014年 一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事
2015年 日本電気株式会社退職
2015年 株式会社パブリカ 代表取締役社長 (~2016)
2017年 ビッグデータ&オープンデータ・イニシアティブ九州 副代表
2018年 公益財団法人九州先端科学技術研究所 BODIK担当ディレクター(~2021)
2021年 キアズマ設立、代表
2021年 中津市 DX推進監
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