« 2006年10月 | メイン | 2007年01月 »

2006年11月30日

インド知識経済研究会第3回開催レポート

プレゼンテーター:
殿村真一氏(ヘッドストロング・ジャパン社長・金沢工業大学教授)

開催内容:
日本企業がインドを活用していくべき理由は、経済のグローバル化と深い関わりがある。そこで、デリーのNoida地区に拠点を持つヘッド・ストロング社の日本法人社長・金沢工業大学教授の殿村真一氏から、「ビジネスのグローバル化とインド活用の方向性」と言うテーマで報告をいただいた。企業のグローバル化の現状と、日本企業のグローバル化の特徴、インド知識経済を活用できていない現状の理由を説明。議論においては、インド全体の雇用やGDPに対するIT産業のインパクトが小さい点についての指摘や、今後の成長のために他産業の発達がどの程度必要かという点について話された。途中、前インド大使・慶応大学教授のアフターブ・セット氏が参加し、如何に日印経済関係の交流が重要かという点において、スピーチをいただいた。

投稿者 shoji : 23:58 | トラックバック

第3回研究会開催日程確定のお知らせ

第3回研究会の日程が確定しましたので、お知らせします。

日時:2006/11/30 (木)18:00~20:00
会場:国際大学GLOCOM ホール
住所:東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
地図:http://www.glocom.ac.jp/j/access/

テーマ:「ビジネスのグローバル化とインド活用の方向性」
発表: 殿村真一氏(ヘッドストロングジャパン 代表取締役社長・金沢工業大学教授)

* 参加:自由・無料
* 申込み・問合せ:庄司昌彦(shoji@glocom.ac.jp)

投稿者 shoji : 14:11

2006年11月14日

韓国サムスンが、チェンナイにグローバル市場向け製造拠点を設立へ

韓国サムスンは、テレビや冷蔵庫、洗濯機等の一般消費者向け製品を作る工場をインド南部のチェンナイに設立し、2007年からの5年間で1億ドルを投資する、とAFPが伝えています。サムスンはこの工場を、"A global manufacturing hub for Samsung"と位置づけ、インド国内市場向け商品だけでなく、グローバル市場向けの製造拠点としても活用するそうです。

http://news.yahoo.com/s/afp/20061110/wl_sthasia_afp/indiaeconomyplantsouthko
rea_061110094658

投稿者 shoji : 12:12

欧米向けビジネスの拠点としてインドを活用する日本企業

ヤマハ発動機は、欧州や米国の拠点で活用するシステムの開発を、インドの子会社で行っていく、との報道がありました。欧米(やグローバル)での事業活動を強化するために、優秀な人材を数多く確保できるインドを活用するという戦略のようです。

「ヤマハ発、インドにシステム会社設立 システム開発体制強化で3割のコスト削減へ」(日経BP ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061110/253330/?ST=enterprise

投稿者 shoji : 11:48

英BTがインドで新たに6000人を雇用

英国BTがインドでのサービスを拡大するために、現在の12,000人に加え、新たにインドで6,000人を雇用するとの記事がBBCに掲載されました。ボストンやマドリッド等と同じような高品質サービスをバンガロールでも提供すると、chief executive of the company's Global Services divisionのAndy Green氏は述べています。

参考:
BT plans 6,000 extra Indian staff(BBC)

BTのリリース

投稿者 shoji : 11:41

2006年11月08日

優秀なITエンジニアの供給不足

インドIT産業の業界団体、NasscomのPresidentであるKiran Karnik氏が、「優秀な人材の不足がインドのIT産業で深刻な問題となりつつある」と話しました。インドのIT産業は毎年35万人のエンジニアを必要としているが、実際には15万人のみが供給されており、深刻な人材不足が生じているそうです。

詳細は下記のBBCのウェブサイトをご覧ください。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6124872.stm

投稿者 shoji : 15:17

2006年11月03日

インド知識経済研究会第2回開催レポート

プレゼンテーター:
齊藤慶太氏(日本インド学生会議)
安藤憲吾氏(東京商工会議所)
開催内容:
インドは刻々とその姿を変えつつあり、本などに書かれている情報が現在の状態とずれていることが多くある。そのため、現在のインドを知るためには現地情報が欠かせない。そこで、第二回の研究会では直前の9月にインドを訪問した日本インド学生会議の齊藤慶太氏と東京商工会議所で日印経済委員会事務局を担当する安藤憲吾氏にそれぞれ「現地から見たインドIT」「インド四都市で見た発展へのエネルギー」という内容での報告をいただいた。
齊藤氏は、現地の理系を中心とした大学生との交流やKPIT社・ANSHINSOFT社などの現地企業を訪問した印象などについて、一方の安藤氏は、東商のインド訪問団の一員として財界関係者と交流した結果について発表し、インド駐在の日本人の感想など生の情報が紹介された。議論においては、以前から変化した点、あるいは知らなかった点に驚く声、さらにはインド人参加者から認識の間違いの指摘などがあった。

齊藤氏配布資料をダウンロード

*発表内容は、発表者個人の意見であり、所属組織の意見を代表するものではありません。

投稿者 shoji : 23:58 | トラックバック

第2回研究会「インド四都市で見た発展へのエネルギー」「現地で見たインドIT」

第2回研究会「インド四都市で見た発展へのエネルギー」「現地で見たインドIT」を開催します。

日時:2006/11/03 (金)13:00~16:00
会場:国際大学GLOCOM ホール
住所:東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
地図:http://www.glocom.ac.jp/j/access/

●報告1.
タイトル:「インド四都市で見た発展へのエネルギー」
報告:安藤憲吾氏(東京商工会議所)
概要:経済界要人のインド訪問に同行し、デリー、ムンバイ、バンガ
    ロール、チェンナイの四都市を訪ねた安藤氏が、撮影した写真の
    紹介を中心に、現地で感じた発展へのエネルギーを報告します。

●報告2.
タイトル:「現地で見たインドIT」
報告:樋尾知広氏(明治大学・日本インド学生会議)
概要:インドITと言葉は聞くが、現地の実情はいかなるものか。日本インド
    学生会議の本会議中に現地で見たインドITを中心に日本とインド
    ITの今後を考えてみたい。

●討議: お二人のご報告を踏まえ、インド知識経済研究会の今後の議論の
      ための論点整理を行いたいと考えています。

* 参加:自由・無料
* 申込み・問合せ:庄司昌彦(shoji@glocom.ac.jp)


------------
終了後は、安藤氏が主催する第4回目「東京で働くインド人プロフェッショナル(主にITおよび金融分野)との飲み会」に合流したいと考えています。インドに関係する方々との交流にご関心をお持ちの皆さまは、どうぞご参加下さい。

●日時:2006年11月3日(祝日)18時~22時
●場所:ヴィラハイツ北の丸11Fパーティースペース
 住所:千代田区九段南2-6-13
●予想される費用(当日、入り口にて頂戴します):
 一般:4千円程度
 学生:2千円程度
●想定される参加者
 日本側:
  ○インドに関係した仕事に携わる公務員、会社員、研究者、商工会議所職員等
  ○インド人プロフェッショナルとの交流に関心がある者
 インド側:
  ○主にITおよび金融分野で働くプロフェッショナル

準備の都合がありますので参加頂ける場合、
日本側幹事である安藤憲吾氏まで、10月28日(土)までにお申し込み下さい。
E-mail:akengo[at]sam.hi-ho.ne.jp

投稿者 shoji : 20:25

2006年11月01日

リンク集を更新

リンク集を更新しました。他にもインド知識経済について考えるうえで有益なサイトがありましたら、ぜひご紹介ください。

投稿者 shoji : 16:35