本研究では、インターネットをとおした人々の情報シェアサービスによって、消費者余剰がどの程度発生しているのか、定量的に検証する。推計の結果、日本全体での消費者余剰は年間約15.7兆~約18.3兆円で、対GDP比は約3.2~約3.7%となった。また世代別では、20代が約4.0兆~約4.6兆円と、最も高い値になった。以上の結果から、ネット上の情報シェアは、GDPに反映されない非常に大きな価値を人々に提供していることが示された。
著者 | 山口真一、坂口洋平、彌永浩太郎 |
掲載先 | Infocom Review |
リンク | https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201802276928693511 |
出版社・発行元 | 情報通信総合研究所 |
ページ数 | 10ページ |
執筆年月日 | 2018/01/31 |