YouTube生配信
レポート記事
- Biz/Zine「ChatGPTで盛り上がるAIが抱える諸問題──元グーグル研究者Whittaker氏が懸念点を語る」(4月28日)
https://bizzine.jp/article/detail/9002
関連記事
- 朝日新聞「AI開発、中立的でも民主的でもない 元グーグル専門家」(4月12日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15608675.html - 朝日新聞「ChatGPT、何が問題か 元グーグル社員「非常に無責任で無謀」」(4月6日)
https://digital.asahi.com/articles/ASR444W17R42ULFA004.html
日 時 :2023年3月28日(火) 16:00~18:00
開催形式:GLOCOMホール(東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル 2階)
参加費 :無料
定 員 :30名(Peatixにて事前受付)
※逐次通訳あり
※当日のオンライン生配信の予定あり。後日のアーカイブ配信は未定です。(本イベントは、GLOCOMホールでの現地開催(リアル開催)です)(3/28更新)概要
Meredith Whittaker氏は、メッセージアプリSignal(シグナル)の開発母体であるSignal Foundationの理事であり、Signalのプレジデントを務めています。同アプリは、エンドツーエンドの暗号化を特徴とするオープンソースのソフトウェアで、非常に高いセキュリティレベルが確保されています。
同氏は、これまでにGoogle、ニューヨーク大学AI Now Institute、FTC(連邦取引委員会)委員長リナ・カーン氏のアドバイザーなどを歴任し、産官学の諸領域で、プライバシー、AI倫理、プラットフォーム集中、そのほか関連する分野で精力的な活動を続けてきました。とくに、AI開発に伴って発生するパーソナルデータの大規模収集や、大手企業への資源集中に懸念を持っています。
本講演会では、ここ1年ほどで大きな進展を見せた生成系AIを含むAIのビジネス面やプライバシーなどの倫理的・政策的含意に関して、同氏に話をうかがいます。誇大広告などAIマーケティングの再編成状況、AI システムの維持や収益化にかかる基礎コストの話、AIのスケーリングに必要なデータセットの所有ついてなど、最新状況をお話しいただいたうえで、ビジネスや政策、ガバナンスに関する諸課題を直接議論する機会とし、日本への示唆もうかがいたいと思います
参加お申込方法
→定員に達したため、お申込みを締め切りました(3/27 12:00)
※お申込みいただいた方には3/27 14:30頃にリマインドメールをお送りいたしましたのでご確認ください。登壇者(敬称略)
Meredith Whittaker
Signalプレジデント/Signal Foundation理事
https://signalfoundation.org/ja/
Signalの前はニューヨーク大学(NYU)教授。また同氏が共同創設者として関与した同大学AI Now Instituteのファカルティ・ディレクターを務め、グローバルなAI政策の形成に貢献。さらにそれ以前はGoogleのオープンリサーチ・グループの立ち上げに関与し、オープンソース・コミュニティや学術研究者との連携を強化。また、インターネットの通信容量計測に関する世界最大のオープンデータを提供するグローバルなプラットフォームとなったM-Lab の共同設立者でもある。これまでに、ホワイトハウス、連邦通信委員会、ニューヨーク市、欧州議会、その他多くの政府や市民社会組織に対し、プライバシー、セキュリティ、人工知能、インターネット・ポリシーの分野での助言を続け、とくに最近では、米国連邦取引委員会委員長への AI に関するシニア・アドバイザーを務めた。八田 真行
駿河台大学 経済経営学部 准教授/GLOCOM客員研究員
1979年生まれ。東京大学経済学部卒、同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。現在は駿河台大学経済経営学部准教授、国際大学GLOCOM客員研究員。大学在学中からオープンソース/自由なソフトウェアの分野で活動。近年は匿名化通信ソフトウェアの開発など暗号技術の社会的応用に関心を持つ。Global Encryption Coalitionメンバー。
進行役:渡辺 智暁
国際大学GLOCOM 主幹研究員・教授
Ph.D.(インディアナ大学テレコミュニケーションズ学部)。2008年よりGLOCOMで専任研究員としてICT政策、米国の政策議論、オープンデータなどの研究に従事。2015年より慶應義塾大学特任研究員としてデジタルファブリケーションの産業・社会利用を推進する研究に従事。2019年よりGLOCOM専任研究員に復帰。総務省AIネットワーク社会推進会議影響評価分科会(2016-2018)、同AI経済検討会データ専門分科会(2019-)のメンバー。関連する著作に稲葉振一郎、大屋雄裕、久木田水生、成原慧、福田雅樹、渡辺智暁(編)『人工知能と人間・社会』(2020年、勁草書房)など。お問い合わせ
イベント事務局(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター内)
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担 当:宮崎
メール:info_pf[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。
電 話:03-5411-6677