国際大学GLOCOMです。
2024年度に入った4月、GLOCOMでは新たな研究員を迎えました。
また、前年度活動の研究成果・報告書の公開もございます。気になるトピックがございましたらぜひご覧ください。
▼<今月のTopics>—–▼————————–▼
◆Pick up
【研究員の紹介】伊藤将人がGLOCOM研究員/講師に着任
【報告書公開】Innovation Nippon 2024「偽・誤情報、ファクトチェック、教育啓発に関する調査」
【提言書公表】GLOCOM六本木会議「すべての人に「情報Ⅰ」の内容を!DXのスタートラインとしての国民的素養」
【開催報告&動画公開】GLOCOM六本木会議年次総会2024
【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#77
【メディア情報】
・豊福晋平研究員のデジタル・シティズンシップ教育に関する研究成果(FQ Kids、東海テレビほか)
・山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果(NHK、読売新聞ほか)
・伊藤将人研究員の移住定住交流政策に関する研究成果(日本テレビ)
・小林奈穂研究員が携わる対話とダイバーシティに関するプロジェクトの成果(大和ハウス工業)
・大川内直子研究員の番組出演(中京テレビほか)
・城所岩生 客員教授の寄稿(日本経済新聞)
・南雲岳彦 上席客員研究員の番組支援(NHK)
◆今後の開催イベント
・GLOCOM六本木会議オンライン#78「2024年の生成AIの技術動向」(5月9日)
・【オンラインシンポジウム】生成AIと変革する中高生の学び~求められる新たな教育観とは(5月21日)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【研究員の紹介】伊藤将人がGLOCOM研究員/講師に着任
2024年4月1日付で、伊藤将人(博士(社会学))が研究員/講師としてGLOCOMメンバーに加わりました。
~伊藤研究員のコメント~
はじめまして、伊藤将人と申します。
私は、1.地方移住や観光など人の移動(モビリティ)と現代社会、2.地方課題解決と持続可能な地域づくり、について研究をしています。またこれまで、地元長野県をはじめ様々な地域の現場で、実践や政策形成にも関わってきました。
GLOCOMでは、皆さまと一緒にこれからの地域のあり方、モビリティについて考えていけたらと思っております。気になるトピック、連携協働のご依頼などございましたら、まずはお気軽にご連絡ください。何卒よろしくお願いいたします!
※伊藤研究員の詳しい業績・経歴を、下記ページでご紹介しています。
https://www.glocom.ac.jp/researcher/9434
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【報告書公開】Innovation Nippon 2024「偽・誤情報、ファクトチェック、教育啓発に関する調査」
国際大学GLOCOMがグーグル合同会社のサポートを受けて2013年に立ち上げた研究プロジェクトInnovation Nipponでは、このたび一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)とともに調査を行い、報告書を公開しました。
要旨と報告書全文、概要版は下記ページからご覧いただけます。
Innovation Nippon 2024 報告書「偽・誤情報、ファクトチェック、教育啓発に関する調査」
https://www.glocom.ac.jp/activities/project/9439
【関連メディア情報】
・朝日新聞「偽情報の拡散「口コミ」が48%、SNSより多く 国際大など調査」(4月16日)
https://digital.asahi.com/articles/ASS4J14TXS4JUTIL00ZM.html
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【提言書公表】 GLOCOM六本木会議「すべての人に「情報Ⅰ」の内容を!DXのスタートラインとしての国民的素養」
このたびGLOCOM六本木会議は、提言書を公表しました。下記ページにて全文(PDF)を公開しています。
提言書「すべての人に「情報Ⅰ」の内容を!DXのスタートラインとしての国民的素養」
https://roppongi-kaigi.org/topics/2878/
本提言書では、2022年度より高校の必履修科目としてスタートした「情報Ⅰ」の内容を国民的素養として位置づけ、あらゆる世代や立場にある人々を対象に展開・活用し、デジタルを豊かな市民社会の実現に役立てることを趣旨としています。
2023年度に開催した六本木会議オンラインでの議論をもとに、専門家等による討議をふまえ、行政、産業界、教育機関、そして国民ひとりひとりが今すぐ取り組むべきことをとりまとめる形で作成されました。
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【開催報告&動画公開】GLOCOM六本木会議年次総会2024
日 時:2024年4月18日(木)17:30~19:00
会 場:国際文化会館岩崎小彌太記念ホール
主 催:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
登壇者(敬称略・登壇順):
小林奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局長・GLOCOM 主幹研究員・研究プロデューサー)
谷脇 康彦(株式会社インターネットイニシアティブ取締役副社長/GLOCOM 上席客員研究員)
渡辺智暁(GLOCOM 主幹研究員/教授/研究部長、GLOCOM 六本木会議 企画委員)※モデレーター
アーカイブ動画: https://www.youtube.com/watch?v=jzGjXgCZrjI
2017年度に活動開始から8年目を迎えたGLOCOM六本木会議の年次総会を国際文化会館にて対面形式で開催しました。
まず小林奈穂研究員から、2023年度の六本木会議オンラインで取り上げたトピックスについて報告し、生成AIが大きなテーマになっていたと振り返りました。さらに開催当日に公表された提言書についても紹介しました。
谷脇康彦氏を迎えた基調講演では「デジタルガバナンス時代」と題してサイバー空間とその国際的ルールについて課題が共有されました。それを踏まえてデジタルガバナンスをデータ、AI、セキュリティの3つの視点から考察し、サイバー空間におけるトラスト(信頼)を実現するためにはAIガバナンスの具体的ルールの早急な確立が必要であることが指摘されました。
その後のディスカッションでは渡辺智暁研究員をモデレーターに、参加者を交えた質疑応答・意見交換が行われました。
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【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン
#77「英国におけるデジタルヘルスとAI活用」(3月28日開催)
・アーカイブ動画 https://www.youtube.com/watch?v=taKggI0RHIA
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【メディア情報】豊福晋平研究員のデジタル・シティズンシップ教育に関する研究成果
・インタビュー掲載:FQ Kids(4月25日)
「【専門家が解説】情報過多時代を健やかに生きる「デジタル・シティズンシップ教育」とは」
https://fqkids.jp/25972/
「ルールや声かけなど、年齢・発達段階別「デジタル・シティズンシップ教育」実践ポイント」
https://fqkids.jp/25983/
・コメント出演:東海テレビ「生徒8割「見たい」も消えゆく『合格発表の掲示板』学校はデータ確認等が負担 専門家「歓迎伝える工夫を」(3月15日放送、4月22日記事公開)
https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20240422_33894
・寄稿:学習情報研究 2024年5月号「コンピュータと創造の玩具箱」
https://gakujoken.or.jp/ghp/gakujyoushi2024-05/
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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論、ネットリテラシーに関する研究成果
・インタビュー掲載:毎日新聞「SNSにはびこる偽情報 お金稼ぎ目的、投稿が過激化」(4月22日)
https://mainichi.jp/articles/20240422/ddm/004/040/040000c
・出演:TBS Nスタ「企業もクチコミ念頭に戦略 経済効果1.5兆円」(4月17日)
・インタビュー掲載:新潟日報「「炎上」は少数意見に過ぎない 極端な声ほど表出されやすい」(4月8日)
・寄稿:リベラルタイム2024年4月号「「フェイクニュース」を生む「政治的動機」と「経済的動機」 」
https://www.liberaltime.com/shopdetail/000000000407/ct34/page1/brandname/
●取材協力・コメント掲載
・産経新聞「SNSでデマ拡散し世論操作、選挙イヤーで各国警戒 AIで本物そっくりの音声や動画」(4月17日)
https://www.sankei.com/article/20240417-4D2K6OWFXBONVJ2UQ3CJTIHL3I/
・NHK NEWS WEB「SNSなど拡散された偽情報・誤情報「正しいと思う」に半数の人」(4月16日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240416/k10014423881000.html
・読売新聞「生成AI 脅威の連鎖…「情報的健康」シンポジウム(4月2日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240401-OYT1T50138/
・NHK みんなでプラス「SNS上の「いいね」 裁判が投げかけたものとは」(3月29日)
https://www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic090.html
・読売新聞「偽情報対応 IT5社聴取…総務省、法的規制含め検討(3月29日)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240328-OYT1T50240/
・読売新聞「[情報偏食 ゆがむ認知]情報 漫然と信用…「情報的健康」日米韓3か国調査」(3月26日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240325-OYT1T50187/
・読売新聞「日本は米・韓より「偽情報にだまされやすい」、事実確認をしない人も多く…読売3000人調査」(3月26日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240325-OYT1T50293/
・読売中高生新聞 「「だまされやすい」と自覚し 情報のチェック徹底」(3月26日)
・LINEヤフー株式会社「LINEヤフー設置の有識者会議、デジタルプラットフォーム事業者の在り方について提言」(3月15日)
https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/007810/
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【メディア情報】伊藤将人研究員の移住定住交流政策に関する研究成果
・出演:日本テレビ DayDay「群馬県へ移住続々…人気急上昇中ナゼ?」(4月2日)
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【メディア情報】小林奈穂研究員が携わる対話とダイバーシティに関するプロジェクトの成果
・大和ハウス工業「シリーズ 対話から始める 大和ハウスグループの ダイバーシティ&インクルージョン」
DIALOG9:「男性育休」から変わる、家族と仕事のウェルビーイングな関係
https://www.daiwahouse.co.jp/sustainable/social/employee/diversity/dialog/article09.html
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【メディア情報】大川内直子研究員の番組出演
・中京テレビ 若林正恭とあーだこーだ(3月28・29・30日放送、TVer/Hulu配信)
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【メディア情報】城所岩生・客員教授の寄稿
・寄稿:日本経済新聞「著作権法にも意見募集制度を 国際大学客員教授・米国弁護士 城所岩生(4月19日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80110050Y4A410C2KE8000/
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【メディア情報】南雲岳彦・上席客員研究員の番組支援
・情報提供・番組企画支援:NHK 漫画家イエナガの複雑社会を超定義「世界が注目!スマートなシティが人類を救うってどゆこと?」(4月13日)
https://www.nhk.jp/p/ts/1M3MYJGG6G/episode/te/85KG7GR4GR/
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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆GLOCOM六本木会議オンライン
#78「2024年の生成AIの技術動向」
開催日時:2024年5月9日(木)18:00~19:00
開催形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
今井翔太(元 東京大学 大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 松尾研究室)
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/国際大学GLOCOM主幹研究員)
お申込み・詳細はこちらをご覧ください。
https://roppongi-kaigi.org/event/2883/
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【オンラインシンポジウム】生成AIと変革する中高生の学び~求められる新たな教育観とは
日 時 :2024年5月21日(火) 17:30~19:30
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
対 象 :中学校・高等学校・高等専門学校(高専)の学校教職員/自治体・教育委員会/研究者/子どもをもつ保護者の方
参加費 :無料
主 催 :国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
協 賛 :日本マイクロソフト株式会社
お申込みと、登壇者・プログラムなどイベント詳細はこちらをご覧ください。
https://www.glocom.ac.jp/events/information/9456
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今月もGLOCOM Monthly Topicsをご覧くださりありがとうございました・
どうぞよいゴールデンウィークをお過ごしください!
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
i-プラットフォーム 担当:武田
※GLOCOMでは所員の在宅勤務・時差勤務を実施しています(平日11:00-15:00の時間帯でオフィス運営を行っています)。
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