ネット上で誹謗中傷があふれる原因として、①極端で否定的な意見ほど多く投稿されるというネットの「バイアス」、②マスメディアが誹謗中傷を加速させる、③新型コロナウイルスによる自粛の3点を挙げ、データと事例から解説しました。
また、インターネット実名制や名誉棄損罪の厳罰化などの法規制の危険性や、プラットフォーム事業者に義務を課すネットワーク執行法のネガティブな側面を明らかにしたうえで、被害者に寄り添う法改正やアーキテクチャによる解決など、有効な対処方法を提示しました。

掲載媒体 月刊ジャーナリズム
URL https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22176
掲載日 2020/09/10
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