なぜインターネット上では極端な意見が多く見られるのか?:日韓米の実証分析

インターネット上では攻撃的な意見が多いと思っている人は、ネットユーザの75%にのぼることが過去の研究で分かっています。
本学会では、仮説「極端な意見を持つ人はネット上で発信をすることが多い」を検証した結果についてお話ししました。分析に当たっては、SNS投稿行動モデルを構築し、アンケートデータを使って、日本、韓国、米国において、意見の極端度がSNSへの投稿回数に与える影響を推定しました。

分析の結果、すべての国において、意見が極端であるほど当該問題に関するSNS投稿回数が増加する傾向がみられました。また、「外国人の増加」というトピックでは、米国で最もこの偏りが大きく、弾力性が0.788となりました(日本は0.447、韓国は0.454)。以上のことから、仮説は支持されたと同時に、トピックの関心が高いものほど、意見の極端さによってSNS投稿回数が増加する偏りが大きくなることが示されました。

イベント名 2020年 社会情報学会(SSI) 学会大会
主催者 社会情報学会
開催日 2020/09/05

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