
今回の「Palette~地域とミライをつくるゼミ~」は、「政策における市民・企業参加のデザイン」をテーマに開催します。
人口減少や少子高齢化に伴い、社会・地域課題が複雑化し、地方自治体における人手不足も深刻化する中で、自治体単独で政策を立案・実行することは困難さを増しています。一方で、地域に暮らす市民や企業、地域外部から関わる多様な人々が、政策形成や実行のプロセスに参画する動きが広がりつつあります。
こうした「政策をめぐる新たな連携と参加」の広がりは、地域課題をより多面的に捉え、革新的な解決策を導く可能性を秘めています。しかし同時に、市民や企業の声をどのように政策立案に反映するのか、政策形成の過程でいかに協働の仕組みを築くのか、といった課題が山積しています。
今回のPaletteでは、自治体運営と市民参加型デザインに豊富な経験を持つゲストを迎え、「政策における市民・企業参加のデザイン」を多面的に考えます。行政、企業、住民、関係人口といった多様な主体が政策に関わり、共創するために必要な制度や仕組み、デザインの工夫とは。成功事例とともに、現場で直面する「モヤモヤ」や難しさを共有しながら、地域の未来を描いていきます。
開催概要
日時 : 2025 年11月4日(火)17:00~19:00
場所 :オンライン(Zoom/URLは別途ご案内します)
プレゼンター: 小野寺 晃彦(マカイラ株式会社 シニアコンサルタント)
石塚 理華 (一般社団法人公共とデザイン 共同代表)
谷口 翔太郎(NTT東日本 地域循環型ミライ研究所)
主催 : NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
参加費用 : 無料
プログラム
17:00 開場、概要説明
17:05 谷口 翔太郎さんによる話題提供
17:20 小野寺 晃彦さんによる話題提供
17:40 石塚 理華さんによる話題提供
18:00 登壇者によるディスカッション・質疑応答
19:00 閉会
お申込み
下記ページ(Peatix)よりお申込みください。
https://palette5-watch.peatix.com
<ご参加にあたって>
- 録音、録画はご遠慮願います。
- 本イベントのPeatixはNTT東日本 地域循環型ミライ研究所のアカウントです。
本イベントの内容に関するお問い合わせはNTT東日本 地域循環型ミライ研究所
電子メール: mirai_honmu-ml[at]east.ntt.co.jpまでご連絡ください([at]を半角アットマークに直してください)。 - 【参考】NTT東日本地域循環型ミライ研究所は、地域循環型社会の実現に向けて、地域の皆さまや様々なステークホルダーの皆さまと共に「人とICTを起点とした新たな価値創造」に挑戦しています。
地域社会をより良くしていくために日々活動されている企業・団体・個人の皆さまと共に、利害関係を超えて想いや悩みを共有し、知恵を出し合える、”ゼミ“のような場として、2025年2月に「Palette(パレット)」を立ち上げました。パレットの上で多彩な色が広がるように、思いを混ざり合わせながら、共に地域のミライを描いてみませんか。ぜひお気軽にご参加ください。
登壇者(敬称略・順不同)

マカイラ株式会社 シニアコンサルタント
東京大学経済学部卒。大学卒業後、自治省(現・総務省)に入省。地方創生プロジェクトとして全国での創業支援、地方財政計画など地方財政制度、指定管理制度など行政経営支援、災害対策などを担当。
2016年11月より青森市長を2期務め、停滞していた駅周辺整備事業と2つの中心市街地再開発事業等を実現。Aomori Startup Centerを設置し、ハンズオンでの経営計画策定支援などを行い、年間101社の創業を実現。新型コロナ下で小中学校のICT教育を推進。2023年9月マカイラに参画。スタートアップ、モビリティなどの分野を主に担当するほか、サーキュラーエコノミー、エドテック、アグリテック、フィンテックなど幅広くアサイン。

一般社団法人公共とデザイン 共同代表
千葉大学工学部デザイン学科・同大学院修了。在学中にグラスゴー美術大学およびケルン応用科学大学に留学し、国内外でサービスデザインを学ぶ。大手事業会社勤務、受託開発会社の共同創業を経て、〈多様なわたしたちによる新しい公共〉の実現をめざす、ソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」を設立。渋谷区のイノベーションラボ伴走支援、〈産む〉にまつわる価値観を問い直すデザインリサーチプロジェクト及び展示『産まみ(む)めも』、都市資源の循環を足立区の住民と共に実験する『あだちシティコンポスト』など。共著に『クリエイティブデモクラシー』(2023年、BNN出版)

NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
NTT東日本に入社後、法人営業を経て企業法務に従事。2020年に消費者庁に出向し新型コロナ下での消費者被害防止施策等を担当。帰任後、知的財産に関する業務を経験したのち、2023年に株式会社PoliPoliに出向。行政施策の市民参加、民間によるルールメイキング、一般社団法人Govtech協会の運営等を経験。2024年に地域循環型ミライ研究所に配属。関係人口、食、音、文化など様々な分野の有識者と共創する客員研究員制度や、地域活性化等に向けて志をともにする企業や団体・個人との利害を超えたゼミ的な場『Palette』の立ち上げ等を行う。
イベントの内容に関するお問い合わせ
NTT東日本 地域循環型ミライ研究所
電子メール: mirai_honmu-ml[at]east.ntt.co.jp ←[at]を半角アットマークに直してください。