2021-02-25

  • 終了

貧困問題とフードバンク – 必要な人に届けるための情報連携【研究ワークショップ】

Photo by Pavlo Kochan on Unsplash

社会課題解決を目的とした情報技術の開発・活用が、新産業を生み出し経済を活性化させていく、というSociety5.0の論理は、私たちの思考にすっかり定着しつつあります。しかし、実際のところ、情報技術はその進化と同時に、ネットワークからあぶりだされ、必要な情報へのアクセスを持つこともできず、孤立や貧困状態に陥る人たちの存在を生み出しているともいえるでしょう。本シリーズでは、「誰一人取り残さない」がキーワードにもなる中、必要な人に、必要な情報やモノ等のリソースを届けることを通じた課題解決と、そのための新たな情報技術の活用可能性について考えます。

第2回は、コロナ禍により注目度を高めているフードバンク活動について取り上げます。食品ロス、また貧困問題の解決手段の1つとして社会の関心を集めてきたフードバンクの活動について、全国フードバンク推進協議会にて代表理事を務める米山けい子氏をお迎えし、取り組みと現状課題を理解しながら、よりよい情報連携のあり方について考えます。参加者の皆さまには、複数の少人数グループでのブレイクアウトセッションにて意見交換と交流を深めていただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時

2021年2月25日(木) 16:00~17:30

開催形式

Zoomミーティング形式(プログラムの一部に参加者同士のブレイクアウトセッションを含みます)

対象者

  • GLOCOM View of the World研究ワークショップ2020参加企業
  • 国際大学GLOCOM のエグゼクティブ・リサーチ・プログラム(ERP)に参加されている企業に所属されている皆様
  • GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様
  • 過去の国際大学GLOCOMイベントに参加履歴があり、本テーマにご関心のある方

当日の流れ

  • イントロダクション <5分>
  • グループ分け・自己紹介 <10分>
  • 講演:米山けい子(認定NPO法人フードバンク山梨 理事長 兼 全国フードバンク推進協議会 代表)
    <45分>
  • グループ別ブレイクアウトセッション<15分>
  • 質疑応答<15分>

 

講師

米山 けい子
認定NPO法人フードバンク山梨 理事長 兼 全国フードバンク推進協議会 代表
米山けい子代表理事
2008年10月にフードバンク山梨、2015年11月に全国フードバンク推進協議会を設立した。また2019年11月から食品ロス削減推進会議委員を務めている。

生活困窮者食料支援として、2015年から給食のない長期休暇中に小中学生を育てる世帯に、また、2018年から乳幼児を育てる世帯に食品に加えミルクとおむつの支援を全国初で実施している。コロナ禍支援としては3月に休校中の子ども達、7月以降は大学生・留学生の支援を行っている。

 

企画・進行

小林 奈穂
国際大学GLOCOM 主任研究員
2000 年より、デジタル&リアルメディアを横断したデータドリブンなブランディング、コミュニケーション、クリエイティブ戦略企画・開発のプロデュースに携わる。 ネットイヤーグループ株式会社、株式会社デジタルパレット(現:電通アイソバー株式会社)、富士ゼロックス株式会社等を経て、2015 年4 月より現職。 個人と組織の創造性に関する研究や、政策提言に向けた活動プラットフォームであるGLOCOM 六本木会議の運営など、産官学民とともに社会の共通課題を導き、研究する各種プロジェクトの企画・プロデュースを行っている。

 

参加申込み方法

本イベントの参加申込受付は終了いたしました。(2021.02.24)

<ご参加にあたり必ずご確認ください>
*本イベントはZoomミーティングを利用して開催いたします。
*イベント開催前日に、アクセス用URLのご案内リマインドメールを送信いたします。
*ブレイクアウトセッション機能を利用して、参加者の皆さま4~5名のグループに分け、意見交換を行う時間を設ける予定です。
 グループ分けは事務局にてランダムに設定させていただきます。ご不明点がありましたらお問い合わせください。

※本イベントは、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンライン形式で開催するものです。

研究ワークショップは、企業の皆様とともに新しいネットワーク社会における先進・先端情報から未来を展望し、広い視野から高感度経営を目指すための会員制年間プログラムです。企業単位で参加座席の優先予約を受け付けるメニューのほか、テーマオーナーとして、ワークショップ企画に参画いただくメニューをご用意しています。会員プログラムの詳細は、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。詳しいご案内リーフレットをお送りいたします。

 

お問い合わせ

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担当:小林・武田 Tel: 03-5411-6676
Mail: info_pf[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。

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