2023.01.26

  • 終了

メタバースの多様性とポテンシャル#3 ゲーム領域の現在から探るメタバースの未来【研究ワークショップ】

Photo by Martin Sanchez on Unsplash

国際大学GLOCOMでは、「メタバース元年」とも称された2022年を振り返り、その多様な可能性と未来を展望するワークショップシリーズを開催しています。

シリーズ第3回は、メタバースの先駆例や実現例として語られることも多いゲームの領域を題材としてとりあげます。メタバースの備えるべき特徴として語られることのある3Dを使った世界構築や没入感、ゲームをめぐるユーザーの経済取引や、汎用性(ゲーム本来の目的とは関係の薄い幅広い活動の盛り上がり)などは既にゲームの世界に見ることができます。

また、昨今のメタバースへの注目で将来実現すると考えられている社会や人々の活動の変容もゲーム領域の例からその萌芽を見ることができることがあるでしょう。そういった問題意識から、今回はゲームに研究者や開発者として関わっていらっしゃる3名の専門家をゲストにお招きし、メタバースの未来をゲーム領域の現在から探る機会とします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日時

2023年1月26日(木) 16:00~18:00

開催形式

Zoomミーティング形式(プログラムの一部に参加者同士のブレイクアウトセッションを含みます)

対象者

  • 国際大学GLOCOM のエグゼクティブ・リサーチ・プログラム(ERP)に参加されている企業に所属されている皆様
  • GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様
  • 過去の国際大学GLOCOMイベントに参加履歴があり、本テーマにご関心のある方

当日の流れ

  • イントロダクション <15分>
  • 講演1・2・3<15分×3>
  • グループ別ブレイクアウトセッション<20分>
  • 質疑応答・全体ディスカッション<40分>

講演者プロフィール

※50音順
井上明人氏(立命館大学映像学部講師/GLOCOM客員研究員)

ゲーム研究者。現在、立命館大学講師。ゲームという経験が何なのかについて論じる『中心をもたない、現象としてのゲームについて』を連載中。単著に『ゲーミフィケーション』(NHK出版,2012)。開発したゲームとしては、震災時にリリースした節電ゲーム『#denkimeter』や『ビジュアルノベル版Wikipedia 地方病(日本住血吸虫症)』などがある。

三淵 啓自氏(デジタルハリウッド大学大学院 教授)

1961年東京生まれ。スタンフォード大学コンピューター数学科修士卒業後、米国オムロン社にて人工頭能や画像認識の研究に携わる。退社後、米国でベンチャー企業を設立。その後日本で、日本Webコンセプツ、米国で3U.COM Inc.社を設立。ユビキタス情報処理や画像認識システムなど、最先端のWebシステムの開発。2005年、デジタルハリウッド大学大学院・デジタルコンテンツ科専任助教授および、デジタルハリウッド大学大学院、メディアサイエンス研究所・NCG研究室長に就任、(経産省次世代高精細CG合成の研究開発 主任研究員)2006年 同研究所・セカンドライフ研究室長に就任。2008年メタバース協会の設立に協力、理事に就任。(総務省 サイバー特区における著作権UGCの管理 主任研究員)2012年AITC顧問に就任、2014年 株式会社バーチャルIPプロダクションを設立、代表に就任。2019年 ToposWare、アドバイザーに就任。

三宅 陽一郎氏(日本デジタルゲーム学会 理事)

ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程を経て博士(工学、東京大学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学先端科学技術センター客員研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会副編集委員長。著書に『人工知能のための哲学塾』 シリーズ(BNN)『ゲームAI技術入門』『人工知能の作り方』(技術評論社)、『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能が生命になるとき』(PLANETS)、『ボードゲームでわかる! コンピュータと人工知能のしくみ』(東京書籍)など多数。

◎企画・進行:
渡辺 智暁(国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授)
小林 奈穂(国際大学GLOCOM 主幹研究員/研究プロデューサー)

参加申込み方法

本研究ワークショップは、企業の皆様とともに新しいネットワーク社会における先進・先端情報から未来を展望し、広い視野から高感度経営を目指すための年間プログラムです。

GLOCOM ERP参加企業に所属されている皆様、GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様に優先してご案内をお送りしております。なお、本テーマにご興味のある方にも残席がある場合に限りまして、ご参加をお受けしております。案内メールを受信されていない場合は、ページ下部のお問い合わせ先までメールにてご連絡ください。

対象者の皆様は、メールでご案内いたしました【参加コード】をご用意の上、こちらのお申込みフォームよりご登録ください。
btn_WS_form

<ご参加にあたり必ずご確認ください>
*本イベントはご参加者同士の交流を企図してZoomミーティングにて開催いたします。
*イベント開催前日に、アクセス用URLのご案内リマインドメールを送信いたします。
*Zoomに入室される際には、必ず【表示名】をお申込時に記載いただいた【お名前・ご所属】に設定のうえご参加をお願いいたします。(匿名でのご参加は入室をお断りさせていただきます。皆様のご協力をお願いいたします。)
*ブレイクアウトセッション機能を利用して、参加者の皆さま4~5名のグループに分け、意見交換を行う時間を設ける予定です。
グループ分けは事務局にてランダムに設定させていただきます。ご不明点がありましたらお問い合わせください。

※本イベントは、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンライン形式で開催するものです。

研究ワークショップは、企業の皆様とともに新しいネットワーク社会における先進・先端情報から未来を展望し、広い視野から高感度経営を目指すための会員制年間プログラムです。企業単位で参加座席の優先予約を受け付けるメニューのほか、テーマオーナーとして、ワークショップ企画に参画いただくメニューをご用意しています。会員プログラムの詳細は、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。詳しいご案内リーフレットをお送りいたします。

お問い合わせ

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担当:小林・武田 Tel: 03-5411-6676
Mail: info_pf[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。

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